皆さん、こんにちは。
武田塾防府校です。
今回は、英語の「リスニング」に関するお話です。
後回しにしてしまいがちなリスニング対策
皆さんは普段、リスニングの勉強、やっていますか?
これはあくまで私の予想ですが、そこまでやっている人は多くないのではないでしょうか。
というのもリスニングって、
①2次試験でいらない
②配点が低い
③長文読解に比べて優先度が低く感じる
④どうやってリスニング力を鍛えれば良いか分からない
など、勉強を後回しにしてしまう理由が多く潜んでいるからです。
実際に2次試験でリスニングを課している大学はそこまで多くないです。
共通テストの素点はリーディング100点満点、リスニング100点満点となっており、一見リスニングもそれなりに重要そうに見えますが、大学毎に設けられた傾斜配点によって結局リーディングのほうが配点が高くなるケースも多いです。
ただ、リスニング力を上げることで色んなメリットを得られるというのもまた事実なのです!
リスニング力を上げるメリット
上記の③番で述べたように、
”長文読解に比べて優先度が低く感じる”
というのもリスニングの勉強から遠ざかってしまう大きな理由の1つでしょう。
しかし、ここが意外とそうでも無いのです!
実は、リスニングと長文読解には密接な関係があるんです!
リスニングと長文読解の関係性
リスニングが出来る状態ってどんな状態かというと、
・音を聞いてそれを単語に変換できる。
・止まることなく流れていく英文をスピーディーに和訳できる。
簡単に言うとこんな感じでしょうか。
・・・
”止まることなく流れていく英文をスピーディーに和訳できる”
これ、英語の長文読解をする時にとても重要な能力であること、お分かりいただけましたでしょうか!
英語の試験には制限時間があります。
長文読解で時間を取られ、「もう少し時間があれば・・・。」と試験後に感じたことのある方も多いのではないでしょうか。
この時足りていないのはおそらく、精読力ではなく速読力です。
速読によって文章全体の概要を素早く掴むことが出来れば、精読の際の負担(かかる時間)を減らせます。
こういった理由で大事な”速読力”って言い換えれば、
”止まることなく流れていく英文をスピーディーに和訳できる力”ですよね。
リスニングの際に必要な能力と一緒なんです!
リスニングの勉強をすることで、
リスニング力アップ→速読力アップ→リスニング力アップ→・・・
という良い循環が生まれ、結果的に長文読解力もアップします。
なので「試験で点を稼ぐ」という観点で考えた時にも、上記の理由からリスニングの勉強は見た目以上の効果が見込めるんです!
リスニングの勉強法
前提条件:単語力と文法力
まず前提として、リスニング対策に取り掛かるのは基礎的な単語や文法を覚えてからにしましょう。
知らない単語や知らない文法を使った文章が読まれても「なんのこっちゃ」となりますからね。
武田塾では英単語はシステム英単語、文法はNextStageなどを使った勉強をオススメしているのですが、
リスニングの勉強を始めるタイミングとしては
システム英単語の前半1200単語、NextStageの第19章までがそれなりに覚えられた時を目安とするのが良いです!
リスニングの肝、「シャドーイング」!
シャドーイングとは、「英語の音声を聞きながら、それを真似して発音する」という英語の勉強法です。
シャドーイングをすることによって発音の質の向上も見込めますし、何より”英語の音”に慣れることができます。
ネイティブの音声には、単語1つ1つを覚えていくだけでは知り得ない独特な癖(発音、リズム、抑揚、息遣いetc.)があります。
その発音を真似る練習をすることで、これまで聞き逃していた微妙な音が耳に残るようになっていきます。
シャドーイングの方法
まずはテキストを見ながら音に付いていく
いざシャドーイングをやろうとした時、音声を真似してついていくだけでも意外と難しいことに気付くはずです。
最終的には
テキストを見ずに、同じスピードでついていけて、文章の意味まで汲み取れる
ところまで持って行けるのが理想ですが、まずはテキストを見ながらでも同じスピードで音について行ける状態を目指すことに専念しましょう。
初めの頃は英文の意味を汲み取ることに頭を使わなくても大丈夫です。
途中で発音に詰まったりどこを発音しているか見失ったりもすると思うので、そんな時は聞き取れた箇所から再開しつつ、徐々にスピードに慣れていきましょう!
発音しながら大まかな意味も掴む
テキストを見ながら音声に付いていくことが出来るようになったら、今度は加えて英文の意味を汲もうとしてみましょう。
まずは文章全体としての大まかな流れを掴むことを意識し、
繰り返し聞いている音声であれば完璧に和訳までできる状態を目指しましょう。
これを色んな音声で実践することで、次第に”止まることなく流れていく英文をスピーディーに和訳できる力”が身に付き、
速読力もアップしてくるはずです!
テキストを見ず、音声について行き、意味も掴む
ここまで出来るようになったら、テキストを見ずに音声のみを頼りにして意味が分かる状態を目指しましょう。
これはほぼ”リスニング”とやっていることは同じですね。
ただ本番のリスニングは初めて聞く音声を和訳することになるので、
シャドーイングで聞きなれた音声に関しては単語を1つも聞き漏らさず、意味も完璧に分かる状態を目指しましょう!
色んな文章・音声でここまで出来る状態に到達することで、かなり”英語の音”に慣れるはずです!
シャドーイングにオススメの参考書
シャドーイングをするのにオススメの1冊が『速読英熟語』です。
これ一冊で多くの重要な英熟語を学ぶことが出来ます。
単語帳のように熟語がリストになってまとめられているだけでなく、長文の中にその熟語を使った表現が組み込まれているので、どういうシーンでその熟語を使うのかまで分かります。
その長文を使ってシャドーイングまで出来るという仕様になっています!
(※音声データの入ったCDは別売りになります。)
色んな使い方が出来るので、参考書選びに迷ったら是非手に取ってみてください!
まとめ
①.リスニング力は長文読解力にも関係する
②.何をするにも単語力・文法力は重要
③.シャドーイングをすると"英語の音"に慣れる
以上が今日のまとめです。
「リスニングの勉強」は「英語に関する全体的な能力アップ」に繋がります。
たかがリスニングと思わず、単語と文法が固まってきたらしっかりリスニングの対策もしていきましょう!
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