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「正解がない場合」の選択肢、これがあると、難易度高いです。

武田塾日吉校 世界史教材

こんにちは。武田塾日吉校です。

今日は、今年の入試で気が付いたことを、記事にしたいと思います。

 

選択肢e登場!

今年、立教大学の世界史の問題に、

正しいものがない場合は e を選べ」が初めて登場しました。

a b c d の4択で正しいものがない場合があり、

その時は e を選ぶ、というものです。

受けた人はわかると思いますが、

これ、受験する側からみると、けっこう厄介です。

 

もし、これが数学や物理なら、計算結果が数値でありますから、

一致するものがなければ特に迷わずeを選べます。

出た数値から検算できる場合であれば、なお迷いませんね。

 

ところが、世界史や日本史は、頻出必修事項であれば、

確実な選択肢を選び、或いはそれがなければ e をマークできますが、

難易度の高い問題になると、e がある場合、かなり迷います。

 

多くは消去法で、

実際、世界史日本史に限らず、

試験では消去法で選択肢を切っていることがほとんどだと思います。

明らかに×なものから外し、

「?」と思ったものの中から「一番正しそう」なものを選ぶ、ということですね。

 

この場合、選んだ選択肢を確実にこれとは思ってなくても、

今までしっかり勉強していれば、

「一番正しそう」も、けっこう精度の高い正しそうになりますし、

勉強不足の人はあまり当てにならない正しいになってしまい、

結局のところ、勉強の定着具合にほぼ比例した得点になるでしょう。

 

正解がない場合のeがあると、

ですが、「一番正しそう」は、正しいものがあるという前提です。

もう1つ正しいものがない場合の e があると、

「正しそう」が「本当に正しい」のか「実は×」なのか決めなければならず、

かといって他の正しい答えを知っているわけではないので、

かなり迷います。

実際、選択肢 e より、4択が5択になった方が、全然解きやすいでしょう。

 

つまり、何となく正解らしいのを選べるレベルだと、

この選択肢 e でけっこう外すことが考えられ、

確実に合格点を取るには、かなりしっかりした知識が必要になります。

この違い、勉強の仕方自体が、けっこう違ったものになるはずです。

 

早くから備える

ということで、とりあえず立教大学の受験を考えている人は、

早めのスタートで高いレベルの知識と理解を目指さなければなりません。

また、今年の立教大学に限らず、出題形式や傾向の変更はあることなので、

過去問対策をするとはいえ、

それが対策にならなかった場合の備えもしなければなりません。

つまり、想定外にも対処できる高い学力です。

 

 

勉強のこと、受験のこと、迷っていたら、

また、何か、もう少し知りたいと思うことがあったら、

是非 一度武田塾日吉校にアクセスして下さい。

お待ちしています。

 

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