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そろそろ休校期間も終わるかも、この先の勉強 どうなる?

書類2

こんにちは。武田塾日吉校です。

話題は何かと新型コロナ ウイルスのこの頃ですが、

このところ感染者がピークを過ぎたかのような報道もあり、明るい兆しもありますね。

日吉校のある神奈川県と隣接する東京都も、

25日に緊急事態宣言の解除があるかもしれないと報道がありました。

どうなるか わかりませんが、

解除され平常化したら、学校もいずれ平常化に向かうことでしょう。

 

来年の入試は、

昨年から二転三転した大学入試共通テストですから、

新型コロナの休校に限らず何かあるか わかりませんが、

今のところ休校が原因の変更はないです。

一部に、これを機に9月入学にするという話がありますが、

もしも、そんなことがあれば話は別ですが。

 

学力は下がるの?

入試に変化はなくても、受ける側の変化はあり得ますね。

毎年5月の連休前後で実施されていた河合塾の模試も中止になり、

受験生のみなさんは自分の学力を測ることができないため、

自分もみんなも どうなっているのか わからずにいますね。

 

5月になってオンライン授業が始まったという話を聞きますが、

未だそれもままならない学校もあるようです。

この影響ですが、

一般には授業が不十分で勉強が遅れるという懸念が言われていると思います。

確かに、小学生はそうだろうし、中学生も同様でしょう。

自分で勉強しなさいと言われても、実際、なかなか できないでしょうね。

 

高校生は、

いろいろな場合があるでしょうけど、

3月から既に3カ月近く休校になり、少なからぬ影響はあります。

本来の高校教育ができていない、というのは正しいでしょうね。

しかし、大学受験の準備という点では、どうでしょうか。

 

高校に行っていれば、受験勉強と関係のない科目も授業もあり、

ホームルームや行事、行事の準備など、受験勉強には繋がらない時間が多くあります。

もちろん部活動もです。

高校生のお務めといったところですが、

これがほぼ3カ月免除されていたわけですから、

集中力を切らさずに勉強できた人は、けっこうなプラスを作っていると思います。

実際あります。

 

最大の要因は、

一番大きいのは、部活動かもしれませんね。

入ってない人には関係ないですが、

特に運動部の人は、5月の連休までに大会があり、負けたら終わりという場合が多いですね。

そして、大会前は時間延長して練習し、ふだんはない日曜も練習があったりとかで、

勉強する時間が思うように取れませんね。

 

今年は、これがそっくりなくなった高3生がかなりいるわけですから、

例年より勉強時間が長いはずです。

実際、日吉校の生徒の中にも、そういう生徒さんがいます。

模試がなくなって現在の学力が測れない一方、学力をため込んでいる人もいるということですね。

 

結局のところ、

この間に受験に直結する学習をしっかりできた人が、

おそらくは例年の高3生よりトータルの勉強時間を多く取れているはずなので、

受験生全体の学力が、やや上がっていることが予想できるのではないでしょうか。

 

授業の後ろ倒しがあれば、

一方、行事などは中止の場合が多いでしょうが、

授業は夏休みや休日、冬休みの補講で埋めていくようなことがあれば、

最後の追い込みで時間が欲しい時に勉強不足になって、直前対策が不十分なまま当日、なんてこともあり得ます。

 

こうなると、受験にはマイナスです。

スタートが遅く、あとで切羽詰まっている人は かなりたいへんですね。

反対に、早くからいい状態が作れて、余裕と余力がある人は有利です。

 

結局のところ、

この間に受験に直結する学習をしっかりできた人が、

おそらくは例年の高3生よりトータルの勉強時間を多く取れているはずなので、

受験生全体の学力が、やや上がっていることが予想できるのではないでしょうか。

 

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