こんにちは。武田塾日吉校です。
前回の同じタイトルの記事の続き、社会に関してです。
入試として見ると、
一般的に理系の人は地理だと思います。
学校は地理を選択するようなカリキュラムになっていると思いますので、
趣味も含めて日本史好きとかなら、日本史選択もありですが、
ふつうは地理です。
また、地理が理系に向いている理由もあります。
地形や気象などは、内容的に地学の学習範囲であってもいいものなので、
元もと理系に向く内容と言えます。
且つ、例えば世界の気象がわかっていれば、
農業の勉強をしてなくてもある程度はわかるということがあります。
この点、世界史や日本史だと、多くはそれを知っていればわかる、
知らなければダメといった性質の問題なので、
勉強した分だけ点になる科目ですが、
それにはそれなりの(相当の)勉強が必要になります。
一方、地理は、高得点を取りたいなら漏れのない学習が必要ですが、
ほどほどの勉強で何とか戦える程度の点を目指すなら、やはりお薦めです。
それなら文系でも、
文系でも もちろん地理選択OKなので、
そんなおいしい科目なら地理にしようという文系の人もいるでしょう。
国立大学文系で2科目のうち1つを地理というのはいいと思います。
特に世界史+地理なら世界の宗教や文化などの内容が重なりますし、
国や都市、山河の位置が世界史の学習に必要なので効率のいい勉強ができます。
ですが、私立文系の人は地理選択は避けた方がいいです。
確かに地理受験が可能な大学はありますが、数が少ないので、
受験前にどの大学を受けるかとなった時、
受験可能な大学が かなり限られます。
最初から狙いを定め、綿密な受験計画を作って臨むなら、
確かに有利になるかもしれませんが、基本は地理なしと思って下さい。
国立大学のみ受験、国立+私立(数学受験)なら、地理OKです。
やはり歴史で、
ですから、入試の選択として間違いがないのは、世界史と日本史です。
ほぼすべての大学で選択でき、内容は多いものの、
この範囲を勉強すればOKというのが比較的はっきりしています。
他に、政経という方法がありますが、地理ほど限定されないものの、
世界史と日本史のみ選択という大学学部も一定数あり、
やはり受験先が限定されます。
また、政経は教科書を見ると、
世界史日本史より薄く、確かに勉強量も少なくてすみますが、
内容に馴染めるかがけっこう勉強の進み具合を左右します。
そして、内容の性質上、時事問題の出題もあり、
この参考書と問題集で準備OKというのがはっきりないので、
対策がややしにくい面があります。
大学に入ってから、
また、受験とは別に、大学の勉強の準備として
何が大事かということも、考えておくべきことです。
大学の学部と学科をひと通り見たらわかると思いますが、
高校の教科でいうと、ほとんどが理科と社会です。
ですから、社会科目が大学の勉強の基礎になることはわかると思います。
文系の場合、直接的にはやはり政経でしょう。
最も定員の多い経済経営、法はもちろん、+倫理または現代社会なら、
文学部の文学科と史学科以外は、ほぼ関連があります。
その意味では、確かに高校必修科目です。
ただ、これら専攻の前提となる知識は、
特に高校世界史に関連があるものが多く、
日本史の近現代史も関連する学科も少なくありません。
また、これら専門科目は改めて大学で勉強するので、
入学段階で中学校の公民程度の知識でも勉強を始められます。
大学で幅のある理解をするためにも、幅広い受験をするためにも、
世界史か日本史をお薦めしたいです。
もっと知りたいことがあったら、武田塾に相談に来てみて下さい。
お持ちしています。
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