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文理選択、科目選択って何を基準にするもの?<2>

国語

こんにちは。武田塾日吉校です。

前回、同じタイトルで主に理系の記事を書きましたので、

今回は文系についてです。

 

国語は、

文系はまず国語ですね。

理系を選択すると、わからなくなった時のリスクが大きいと書きましたが、

この点で国語を考えてみると、よりそれがはっきりします。

国語も、得意な人と苦手な人がもちろんいます。

ですが、苦手とはいえ、まったく何も答えられない人はいないでしょうし、

ある程度の勉強である程度の点が取れるでしょう。

 

一方、得意とはいっても、満点かそれに近い点を取るのはなかなか大変で、

過去の大学入試センター試験で、

50万人を超える受験者が1人も200点がいない年もありました。

わかると思いますが、数学や理科にそんなことはありません。

文系は楽できると思われたら それは違うのですが、

教科の性質として、或いは試験問題の性質として、

大差がつきにくい教科と言えると思います。特に、現代文がそうです。

 

古文は、

但し、古文は、何もしないとゼロにはならないとしても、

合格に縁がない点になると言えます。

同じ日本語とはいえ、現代語と意味が異なる語彙が意外と多くあり、

現代語からは推定できない語もけっこうあります。

いわゆる古文単語です。

 

同時に、助動詞、助詞、敬語など文法が複雑で、単に覚え込んだだけでは応用できず、

習得と試験で使えるようになるまでに、かなりの学習量を要します。

英語と違い、書く必要がまったくない古文で、どうしてうるさく文法知識が問われるのか、

確かに疑問がありますが、入試には必要なのです。

 

現代文だって、

現代文について、誤解があってはいけないので、いくつか書き出しておきます。

確かに、他の科目に比べ、総勉強時間は少なくてすむと言えるでしょう。

英語のように怠けると力が落ちて来る科目ではないので、

一度ある地点まで到達したら一定量の学習を続ければよしと言えるでしょう。

 

加えて、英単語のように覚え込むものが大量にあるわけではありませんから、

すごく時間がかかるわけではないでしょう。

「現代文って、勉強する必要があるの?」と考える人が出て来るのもわかります。

 

でも、

そう思っている人、考えてみて下さい。

みな同じ条件で、だれがどれだけ高いか低いかを競っているわけですから、

あまり差がつかないのだとすれば、

逆に僅差の中での争いなので、むしろ熾烈とも言えます。

そもそも、勉強する必要がなく、しても効果がなく、差もつかない科目なら、

もともと試験もありません。

 

結局、努力を要することは文理同じです。

現代文、または国語は、何をするべきか見えにくいだけで、するべきことはあるのです。

現代文の学習法は、次回以降で記事にします。

次回は、社会科目の選択についてです。

 

もっと知りたいことがあったら、武田塾に相談に来てみて下さい。

お持ちしています。

 

 

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