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【共通試験対策】共通試験の英語の解き方・考え方を身に着けよう

こんにちは、武田塾日立校 校舎長の西野です。
だんだんと年末が近づき、少しずついよいよテストを受けるという実感がわいてくる時期になりました。

演習はただこなすだけよりも、きちんと目的をもって正しいやり方で取り組むほうがより効果的に実力をつけることができます
こちらの記事では共通試験の英語の解き方・考え方、またその練習方法について説明していきたいと思います。英語

 

共通試験の英語リーディングの特徴

まず共通試験の英語について整理しましょう。

基本情報

リーディング 

80分、大問 6題構成
・すべての問題が長文です。文章自体の難易度は低いものの、必要な情報を探し出す力が必要です。
・SNSでのメッセージやチラシ、コンテストの結果発表など、より生活での場面を意識した文章が多く出題されています。

 

共通試験の英語・リーディングの特徴

必要な知識は基礎レベルでOK

まず共通試験を解くために必要な知識のレベルですが、こちらは基礎レベル(日東駒専レベルの受験で必要とされるレベル)で十分です。
単語に関しては「システム英語単語Basic」、文法であれば「全レベル問題集 英文法」などを押さえておけば困ることはないかと思います。

 

必要な情報を見つけ出す力が必要

共通試験英語・リーディングの特徴としては、文章のレベル自体は高くないが、必要な情報を見つけ出すのに時間がかかるということです。

例えば割引額の問題であれば「Aのコースでは10%、Bのコースでは15%の割引がかかる、ただしABを併用するとさらに5%の割引がかかるので~」など、複数の情報を照らし合わせないと答えが出ないものもあります

また「事実」と「意見」を区別して答える必要がある問題もあります。
こちらは例えば「100円でお菓子を買って食べたらおいしかった」という文章なら、「100円でお菓子を買った」が「事実」、「おいしかった」は「意見」となります。言われてみると難しいことではないですが、一度解いておかないと戸惑う人が多いです。

 

演習に入る前の注意

必要な知識がそろっているか確認をしよう

演習に入るためにはそもそも基礎知識がそろっていることが必要です。
それがない状態であれば優先すべきは基礎知識の習得です。
まずはそもそもの知識がそろっているかどうか、次の二つを確認してみましょう。

時間無制限で読んだ場合に読めるか

そもそも演習に入れるかどうかを確認するために、まずは時間制限を設けずに解いてみましょう。

・本文を読んでいてわからない単語・文法事項はないか
・構文がわからない文はないか

もし本文を読んでいてなかなか読み進めることができないのであれば、いったん基本の単語・文法の参考書に戻るようにしましょう。

時間無制限で解いた場合に問題を解けるか

本文をまず問題なく読めるようであれば、次は実際に解いてみましょう。
解いてみるときに気を付けてほしいポイントは、きちんと解答の根拠が本文のどこに載っているのかを把握できているかどうかです。
もし基本的な長文演習の問題に慣れていないのであれば、いったん「英語長文問題Solution1」のような解説の詳しい参考書で読解の練習を挟むようにしましょう。

 

演習のやり方

基本的な読解に必要な知識がそろっていたなら実際に演習問題を解いてみましょう!
ただこのときに次の点に注意しましょう。

時間を計る

全体の時間だけでなく、各設問ごとにどれくらい時間がかかるのかをきちんと計りましょう。
解くためにかけられる時間の目安を例として書くと、次のようになります。

■リーディング 合計80分

大問1(10点) 8分
大問2(20点) 16分
大問3(15点) 12分
大問4(16点) 12分
大問5(15点) 12分
大問6(24点) 20分

※全体の時間を、点数の配分で割ることで目安の時間を出しています。

あくまでこちらは目安として一例を載せているだけですので、実際に問題を解いてみてかかった時間をもとに調整をするようにしましょう。
例えば大問4と大問6がどちらも同じくらい時間がかかるのであれば、点数配分が高い大問6を先に解く、といったことも必要になります。

早く読むためのポイント

共通テストの英語は慣れていない人はそもそも問題をすべて解き終えることができない場合があります。
いくつか時間がかかりやすい点を書いておくので、あてはまるものがないか確認してみましょう。

■本文をすべて読んでいる

共通テストの英語は基本的に「聞かれている情報を拾ってくる」ということが重要だと思ってください。
そのため本文もすみからすみまで丁寧に読むというよりは、「必要な部分に絞って読む」ということをしましょう。
また問題を解いた後の復習では、答えを選ぶために必要な部分とそうでない部分を見直してみましょう
そうするとよりハッキリと、問題を解く上で必要のない文章がどれくらいあるのかを実感できるかと思います。

■読み返しが多い

読み返しが多い場合はポイントとなるキーワードがどこにあるのかを忘れてしまい、探しなおしていることが多いかと思います。
そういった場合はきちんと印をつけながら読み進めるようにしましょう。
また問題によっては聞かれやすいポイントがわかりやすいものもあります。
例えばどこかへでかける予定を聞く問題であれば、「時間の表現」「地名」「移動手段」などはまず聞かれるので、こういった部分をわかりやすくマークしながら読んでみましょう。

■そもそもの読むスピードが遅い

根本的な原因ですが、そもそもの読むスピードが遅くて読み終わらない場合もあります。
その場合はシャドーイングを行い、早く読めるようにする練習をしましょう。

シャドーイングはCDの音源に続いて英語を発音してみる練習です。
武田塾では「速読英熟語」の音源を使用してのシャドーイングを行いますが、この音源の速さが実際に英文を読む理想の速さだと思って練習をしましょう。

 

 

迷った人は受験相談へ!!

一例として具体的に問題を解くときや復習をするときに重要なことを書いてみましたが、人によって必要な課題や方法は異なってきます。

もし自分一人ではどうしていいかわからない、点数が伸び悩んでいるなど困っていることがあれば、武田塾ではいつでも無料受験相談を行っています
模試結果や使っている参考書などを持ってきてくれればその場で何をすべきが具体的に伝えるので、気になったらまずは相談してみてくださいね。

 

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