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【心理学12】遠くを眺めて記憶力を上げる、体で覚える記憶、おまけ

 

 

 

記憶力は、遠くを眺めるだけでも高まる!

 脳 各回

受験生のみなさん!こんにちは!今までにない勉強法の武田塾広島校です。

人間の脳の中には、「角回」と呼ばれるところがあります。
側頭葉や後頭葉に近い頭頂葉の角にあり、言葉を聞いたり読んだり書いたり
するときに不可欠な役割を果たします。


角回の役割は2つ。
①目で見たものを音に変える
②視覚やからだの動きに深く関わる

角回は空間を認識する役割もあり、言葉を理解することと眼前に広がる空間を
把握することには、密接な関係があることがわかっています。
人が他の動物より物事を深く考え高度な文明を築くことができるようになった
のは、言葉をもっているからにほかなりません。だから、角回を刺激することは
人間らしい高度な活動をするために有意義な行為です。
この角回を活性化させるのに1番簡単で最適な方法は、広い空間を目の当たりに
することです。
そんな視界の開けた場所をいくつも見つけておきましょう。
近所にある丘に登って、ときには沈む夕日を、たまには朝日を眺めてみる。
それだけでいいのです。
振り返ってみると、何か重大な決断をしなければならないとき、
どこか遠くを見ながら行ったことはないでしょうか。
大地の雄大さが思考力にいい影響を与えることを人間の身体は本能的に知っています。
いくら考えても解決の糸口が見つからなかった難問が角回を刺激して気分転換を図る
ことで解決する。何か新しいことを記憶したりするときも同様です。
角回を刺激して脳を活性化することが役立ちます。

☆角回は言葉の理解に関わる器官で、記憶にも重要な役割を果たす

☆角回は空間を認識する役割もあるので、遠くを眺めると活性化する

 

頭で覚える記憶、からだで覚える記憶

自転車曲芸

 

長期記憶は5タイプに分けられるが、それを大きく分けると2つの種類になる。
「陳述的記憶」と「手続き的記憶」です。
陳述的記憶とは意識して思い出す記憶のことで、順序立てて考えたときに
はじめて思い出すという特徴があります。
この陳述的記憶に属するのが「エピソード記憶」と「意味記憶」です。

陳述的記憶
エピソード記憶
旅行や恋愛など実体験に基づいた記憶ですが、事実というより、
楽しいことは覚えているがつらかったことは忘れているというように、
かなり主観的な記憶です。
覚える努力をしなくても自然に残り、さらに自分で意識して自由に
思い出すことができます。

※意味記憶
学校の勉強や一般常識といった、学習によって獲得した知識の記憶です。
受験勉強で得た知識もそうですね。

一方、手続き的記憶とは意識しなくても自然に思い出される記憶で、
「条件反射」「熟練技能」「認知的技能」の3つがそうです。

手続き的記憶
条件反射
「パブロフの犬」の実験で有名。
梅干を思い浮かべただけで唾が出てくるといった記憶です。

熟練技能
自転車の乗り方や楽器演奏、パソコンのキー操作などからだで覚えた
動作の記憶です。

※認知的技能
スポーツやゲームのルール、掛け算の九九など、若干の判断力を必要と
しますが、ほとんど無意識に処理している記憶です。

陳述的記憶は前頭連合野と海馬が中心的な役割を果たしているのに対し、
手続き的記憶では、大脳、小脳、脳幹とすべての脳が関わってきます。
陳述的記憶は頭で覚える記憶、手続き的記憶はからだで覚える記憶という
ことになります。

困ったことに、受験勉強での記憶は意味記憶ですが、意味記憶がもっとも
覚えにくく思い出せないのです。
覚えにくいことは何度も書いたり口に出したり、からだで覚えると
覚えやすいといわれています。

何度も何度も繰り返し復習することがもっとも大切です。
何度も言うように、1回だけの学習では忘れてしまいます。
「覚えた」ではなく「覚えている」という状態にしないと
入試で合格できません。

おまけ「結果と原因の法則」

 

 

原因と結果の法則 書籍

受験生のみなさん!こんにちは!今までにない勉強法の武田塾広島校です。

みなさんが、受験の成功者になるべく、成功哲学を1つ

結果には、原因がありますよね。
1つ紹介したい著書があります。
全世界でロングセラーとなっているジェームス・アレンの著書
「原因と結果の法則」(サンマーク出版)です。
それには、こう書かれています。

「人は誰も、内側で考えているとおりの人間である」という古来の金言は、
私たちの人格のみならず、人生全般にあてはまる言葉です。

私たちは、自分自身の思いによって、自分をすばらしい人間に創りあげる
こともできれば、破壊してしまうこともできます。
心という思いの工場の中で、私たちは、自分自身を破壊するための
兵器をつくりつづけることもできますし、強さと喜びと穏やかさに満ちた
美しい人格を創るための、優れた道具をつくりつづけることもできるのです。

自分の人生は、自分がつくりあげているのです。
マイナスの言葉「運が悪い」「ついてない」や、
プラスの言葉「いいことが起こる」「絶対にやれる」は、
自分の思いによってつくりあげられています。

自分がいつもプラスの言葉で考えていれば、人生はうまくいくだろうし、
いつもマイナスの言葉ばかり言っていれば、人生はうまくいかない、
悪いことが起こるということです。
この法則を「原因と結果の法則」と呼んでいます。
どんな方法を使っても、この法則は変えることができないのです。

まずは、「自分の人生は、自分がつくりあげたもの」ということに
気がつくことが必要です。

受験でもそうです。今の成績は自分がつくったものなのです。
正しい勉強法でプラスの言葉で考え、努力してください。

「人は誰も、内側で考えているとおりの人間である」という言葉を、
肝に銘じておいてください。

 

今回の記事に関して、他にも勉強に関する悩みや不安がありましたらお気軽に武田塾の無料受験相談にお越しください。

お待ちしております!!

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