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弘前大学医学部医学科S講師の弘前大学医学部医学科一般入試対策

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【概要】弘前大学医学部医学科一般入試

ここでは一般入試で合格するためにはどのくらいの点数を取らなければならないのか、また各教科の対策の仕方について述べていこうと思う。

一般入試は数学(300点)、英語(300点)、面接(300点)の計900点とセンター試験(900点)の合計点で合否が決まる。

比率的にはセンターと二次が1:1であり、二次試験も差が付きにくい問題が多いため、センターである程度高い点数が取れればそのまま逃げ切れる、センター逃げ切りが可能なタイプの大学と言えるだろう。

  • 数学(試験時間は90分)

数学は大問3つで構成されており、大問1つあたり約100点の配点であろう。

時間配分は大問1つ当たり普通に考えて30分は割けるし、問題の分量的にもこれだけ時間があれば時間的には余裕があると思う。また、合格者の相場的には最低でも180~250点あたり(200点前後)をとっているようだ。

対策としては、弘前大学医学部医学科は微積の問題はほとんど毎年出ているといっていいほど頻出なので、微積の問題には慣れておく必要があるだろう。

そして今年は今までで(おそらく医学科では)初めて複素数平面が出題された。この分野は現役生にとってはあまり対策に手が回っていない分野であったと推測されるため、ここで浪人生との差がついた可能性がある。

このように例年では出題されていない分野でも出る可能性はあるので、ある程度まんべんなく対策しておかなければならない。だが、総じて二次試験の問題としては難しくない(他大学の医学科に比べれば簡単な方)なので、標準的な問題を確実に取れるようにしておけば問題はないだろう。

数学は数Ⅲまで含まれるので、センター試験では使わないからと言って数Ⅲをおろそかにしていると、二次試験で困ることになる。そのため一般入試での合格を目指すなら、感覚を忘れないためにもセンター試験の少なくとも1、2週間前までは数Ⅲの勉強をやめない方が良いと思う。(そんなに長時間は割かなくてよいので、1日30分でもいいから毎日やるべき)

  • 英語(試験時間は90分)

英語はその年によって少しずつ大問の構成が変わってきているので、絶対にそうなるとは言えないが、大体は長文読解2題、会話文の英作文1題、自由英作文1題(100words程度)である。

合格者の相場的には7割~8割程度(210~250点)といったところだと思う。

英語も問題は難しくない(簡単な方)なので、やはり高得点を取って当たり前だろう。

時間配分については、長文1つにつき20~30分、会話文の英作文10分~15分、自由英作文は30分かけられれば理想的である。

だが、実際私は本番で長文読解を慎重に解きすぎて最後の自由英作文に15分弱しかかけられなかった。そのため練習で書くときはたまには切羽詰まった状況に似せて10~15分で書く練習をしておいた方がいいと思う。

そして対策としては、長文読解の日本語での説明問題に多く触れておくことと、やはり英作文のウエイトが大きいので、英作文対策をきちんとすることだと思う。

私は特に英作文の対策に時間を割いた。やはり現役生と浪人生で違いが大きく出るとすれば英作文だと考えたためだ。しっかりと色々な表現に触れ、ある程度の有名な固定表現は覚えて、かつ会話で使うような日本語の表現をどう英語では表すのかや、どうしたらミスの少ない英作文が作れるのかを考えて勉強していく必要があるだろう。

  • 面接

面接は面接官3人対受験生1人で15~20分かけて行われる。

この面接は配点が300点だということもあり、かなり重要であることは間違いないだろう。実際、点数開示をしてみると面接だけで100点近くも差がついていることがあるということが分かった。

センターや二次の筆記での点数差が一気にひっくり返ることが十分にあり得るといえるだろう。しかし、聞かれることはほとんどが基本的なことだ。例えば、

・なぜ弘大でなければいけないのか(志望理由)

・どういう医師になりたいのか(理想の医師像)

・青森で医療をする気はあるのか

・青森の医療に貢献するとは、具体的にどのように貢献するつもりなのか

などである。上記のことは完璧に答えられて当然。

あとは現役生ならば高校時代のこと、浪人生ならば浪人して何が変わったか浪人生活について聞かれることもあるだろう。

確かに配点は高いが、面接官の質問に誠実に答え、自分の思いをしっかりと伝えることができれば良い評価が望めると思う。

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