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【AO入試】弘前大学医学部医学科S講師のAO入試受験体験記

弘前大学医学部医学科AO入試に興味のある受験生の皆さん、こんにちは!

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武田塾弘前校講師Sによる弘前大学医学部医学科のAO入試受験体験記(二次試験)として

「出願書類」、「ケーススタディ」「ワークショップ」について触れます。

前回の【AO入試】弘前大学医学部医学科S講師のAO入試受験体験記の続編です。

受験相談で度々話題になる弘前大学医学部医学科AO入試について、点数開示の結果を受けてかなり具体的に傾向分析をしています。

弘前大学医学部医学科AO入試受験生は必見です!

出願書類(配点は100点)

一次試験の出願書類

これは主に評定と自己推薦書で採点されるのだが、意外とここで点数差がついていると思った。評定が4.8~5.0の人と4.3~4.5の人では試験官側も評定の高いほうを評価するのは当然だろう。

だが、私たちが思っていたよりもその差が大きいことが点数開示をしてから分かった。

自己推薦書の評価も含めるため、一概には評定だけでこうなっているのかはわからないが、評定が低め(4.3~4.4)の人と高い人(4.8~4.9)とで約30点も差がついていることが分かった。そのため日頃から高い評定をとれるように努めることは必須であると考える。

自己推薦書も同様に評価の対象となり、かつ面接時の材料にもなるので、しっかりと練ったうえで提出する必要がある。自己推薦書に穴があったりつけこむ隙があると、面接でその点についてしつこく追及されたり、困るような質問をぶつけられることがあるので気を付けた方がよい。

下手に分かったようなことも書くべきではない。どこから突っ込まれても問題がなく、かつ、自分の気持ちが伝わるものでなければならない。

※二次試験は11月上旬に行われ、内容はケーススタディとワークショップ(グループ討論)である。二次試験後はセンター試験後の2月まで結果はわからない。

ケーススタディ(試験時間は3時間)

ケーススタディは30枚弱の資料を渡されて、その内容についてまとめたり、自分の意見を述べたりする試験である。

各設問に対して(私の年は3問くらいあったと思う)解答用紙2枚にまとめるというものだった。資料の数はすごく多く一通り目を通すだけでも時間がかかる。

そのため、私はあらかじめ時間配分を決めて本番もその通りに受けた。私は、資料すべてに目を通す(1時間)、答案の構想を練る(30分~1時間)、答案作成(1時間~1時間半)、残った時間で見直し、という配分でやったと思う。

だが、答案は本当に構想が決まってから書き始めた方が何回も消して書き直したりしなくて済むので、できるだけ構想を練る時間を多めにとった記憶がある。資料はある程度みて、自分の意見を書くために必要なものを決めてから、さらに詳しく分析して書く内容を固めていくという風にしたと思う。

資料はさすがに全部を細かく見ていると時間が足りないので、自分の意見の組み立てに必要かどうかを判断して選別する力も必要。本当にいろいろな種類の資料が混ざって与えられるので。

あとはやはりレポート風なので、自分の意見を与えられた資料(しっかりとしたエビデンス)に基づいて論理的に組み立てる必要があると思う。意外と高い点数は望めないので差は付かないと思われる。

ワークショップ(試験時間は4時間)

ワークショップとは、グループ討論のことである。

ワークショップはその割り振られる部屋によってかなり変わる可能性がある。試験官は3人だが、進行を少しだけ助けてくれる試験官もいれば、放任主義の試験官もいるし、受験生の中には自分の思うように勝手に動かしたがる人もいれば、ただ聞くだけでほとんど発言しない人もいる。

そのため、このワークショップでは主にその状況に合わせて、臨機応変に対応できるかどうかを見られている試験だと思って良い。私が受験したときの班は、出たがりも言わな過ぎな人もいなく、皆がちょうどよく発言できていた班だったので、やりやすい班にあたったと思った。

議論をうまく進め、かつ良い評価を得るには、傾聴の姿勢も見せつつも自分の意見もしっかりと言うべき時に述べ、かつ話がずれそうになったら修正したり、発言の少ない人に話を振ったりと、その時に求められることをしなければならないと思う。

あとは試験時間が長いのでその中でもボロが出ないようにずっと集中している必要がある。最後に試験官から感想を求められたり班でまとめたことを説明するよう求められたりすることもあるので最後まで気を抜くことはできない。ワークショップは200点なので結構差が付きやすいとも言われている。

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