皆さん、こんにちは。平塚駅徒歩3分の大学受験予備校、武田塾平塚校です。
最近暑いですね・・・ 溶けてしまいそうです(笑)
皆さん、「暗記系の参考書」 は今でも周回していますよね?
単語や熟語は、やらないとどんどん抜けていってしまいますから、スキマ時間などを利用して、受験当日まで、なるべく欠かさずにやってください。
しかし、ただ何周もしていればよいかというと、そういうわけでもありません。
正答率が良くなっていったらお勧めする、レベルアップするための周回法が二つあります!
今回はその二つの方法をご紹介していきます!
単語暗記を極める ~精度編~
まずご紹介するのは「精度」を上げていくやり方をお教えします。
皆さん、周回している単語帳をよ~~~~く見てみてください。
見出しには動詞しか載っていなくても、ちょっと下を見るとその動詞の「名詞系」や「形容詞系」が派生として載っていると思います。
例えばシステム英単語より「difine」という単語。
「定義する」という意味の動詞ですよね?
しかし、その下を見ると
「definition」(名)定義
「definite」(形)明確な
という単語が併せて載っています。
これは、その単語の「派生語」です。形が変わるとちょっと意味が違うものもあります。
大学受験や過去問ではいつも回している見出し語の単語だけが出てくるとは限りません。
派生語までしっかり覚えていくことのメリットは主に二つ。
・単純に新しい単語を覚えるより簡単に覚えやすい(語彙力アップにつながりやすい)
・構文解釈をする際に意味の取り違えや構文の取り違えに気を付けることが出来るようになる
語彙力アップという面では、派生語に加え「関連語」(意味が似ている、ものや真逆のものなど)にも是非取り組んでみてください。
単語暗記を極める ~速度編~
次にお勧めするのは「単語を思い出すスピード」を早くしていくやり方です。
センター試験の問六などは700字以上になるときもあり、一単語思い出すのに5秒もかかっていたら、全部読むだけで計り知れない時間がかかってしまいます。
「暗記系参考書は周回数が勝負!」などと考えている人は危険です。
ただ周回するのではなく、毎周毎周目標を持ってやった方が絶対に自分の為になります。
たとえば、「今は一日100個のペースでほぼ100%の完成度で15分で出来ている」のだとしたら、「次は13分、その次は11分台で・・・」等やり方は色々とありますが、基本的には
・完成度を落とさずに思い出すスピードは上げていく
・数秒考えて出てこない場合・時間をかけて思い出した場合にもちゃんとチェックを付ける
この二点を意識してやっていくといいと思います。
単語は完成度だけではなく、思い出す速度も重要。アウトプット練習の時も時間などを意識してみてもいい練習になるかもしれません。
参考にしてみてください!
いかがだったでしょうか。
ただ覚えるだけになってしまっていると感じた方は、精度と速度を意識して暗記をしていきましょう。
暗記の方法についてもっと詳しく知りたいという方は、是非お気軽に受験相談にお越しください!