皆さん、こんにちは。
平塚駅徒歩3分の大学受験予備校、武田塾平塚校です。
皆さん、そろそろ過去問に手を出している頃ではないでしょうか?
しかし、中には
「過去問っていつからやれば良いの?」
「過去問ってどうやってやれば良いの?」
と過去問のやり方が全く分からないという方もいると思います。
最近の受験相談でもそういった質問を多くいただきます。
そんな方のために、今回は目的別に過去問の使い方を大きく4つのパターンに分けてご紹介していきます。
過去問の効果的な活用法教えます!
①志望校に必要な学力レベルを測る
まだ過去問を見たことがないという方、今すぐに過去問を買って開いてみて下さい。
確認する問題は1年分で問題ありません。
どれくらいの問題ができそうで、どれくらいの問題ができるようになりそうでしょうか?
塾や予備校で勉強をしている方は、「〇〇クラス」と大学レベル別にクラス分けされていて、そのレベルのテキストを進めていると思いますが、その中身が本当に自分の志望校合格に必要な内容になっているでしょうか?
確認したことがないという方は、今すぐに自分の志望校の過去問と比較してみてください。
どの力が足りていて、どの力が足りないでしょうか?
塾の先生や学校の先生は「これだけで大丈夫」と、何の根拠もないことを言いますが、本当にそれだけで大丈夫でしょうか?本当にそこまで必要でしょうか?
逆に自分の志望校に全く必要のないことをやってしまっていませんか?
過去問を見ないと分からないことはたくさんあります。
過去問を見ることで、自分に必要な力は何がどれくらいなのかをしっかりと判断して、自分の志望校に必要なレベルの基礎力を身につけていきましょう。
②傾向分析のための演習問題として用いる
第一志望の合格に必要な力が分かったら、参考書や塾のテキストなどでその必要な基礎力を身に付けましょう。
必要なレベルまで基礎を9割以上固めたら、今度は過去門を少しずつ演習問題として活用していきましょう。
「こんな時期に過去問をやってしまうのはもったいない」と言う方もいますが、過去問がなければ、どんな問題が出るのかも分かりませんし、志望校のレベルまで自分があとどれくらいでできるようになるのかもわかりません。
さらに言ってしまえば、過去問で出たものと同じ問題はもう出ませんが、似たような問題や同じような考え方を必要とする問題は出題される可能性が高いです。
つまり、どんな問題が出題されるのかを早めに知って、それを徹底的に分析してするためにも、過去問は基礎が9割以上固まったらすぐに手をつけた方が良いです。
例えば英語を例に出して考えてみると、同じ英語の問題でも様々な形式の問題があります。
文法1つをとっても、空所補充、並べ替え、誤文訂正…etc
と様々で、やったことのない形式の問題の場合、必要な知識を全て知っていも全く点数が取れなかったりします。
自分の志望校で各科目どの様な形式の問題が出て、どの単元が良く出題されてるのかを知ることは、志望校対策をするにあたって最低限必要なことです。
もちろん過去問をやり初めたばかりの頃は、基礎が固まり切っていないので、復習や基礎の固め直しに時間がかかってしまい、頻繁に過去問に取り組むことはできません。
しかも、過去問に触れることで、志望校を意識した基礎の固め直しができます。
ただ基礎を固め直すのと、自分の志望校でどのように出題されるのかを意識して基礎を固め直すのでは、その明らかに変わってきます。
さらに、出題形式がさえ分かれば、その問題形式の問題集で練習を重ねることもできます。
問題集で形式に慣れながら練習を重ねることで、直前に過去問のみをやるよりも、しっかりと対策ができるのです。
③時間の使い方などのリハーサルとして用いる
①②の使い方で十分な基礎力をつけて、問題傾向別の対策を終えた後は、いよいよ制限時間内で問題を解いてリハーサルをしていきます。
どんなに学力のある受験生であっても、時間を測りながら本番のリハーサルとしての演習を積むことは絶対的に必要です。
時間をかければできるけれど、時間を測ると思ったように得点ができないというのは良くある話です。
時間が足りないことがわかれば、今度は時間短縮の練習と、各問題に優先順位をつける練習ができます。
さらに、どの問題にどれくらいの時間をかけていくのか、細かい時間戦略なども立てることができるので、合格の可能性をさらに上げることができます。
過去問といえば皆さんが思いつくのがこの使い方だと思います。
そして、だからこそ直前期まで過去問を使いたくないという間違った考え方をしてしまう方がたくさんいます。
過去問でリハーサルができるのは、①②を終えた方や、時間をかけて受験勉強をしていて圧倒的な基礎学力がある方だけです。
そうでない方は、基礎を固めて、志望校の分野別対策をして、その上で制限時間内で過去問を解く練習に入るようにしてください。
④時間がない方向けの過去問活用法
ここまではしっかりと勉強を進めてきた方向けの取り組み方について説明しましたが、中には勉強を始めるのが遅く、十分に基礎を固める時間のない方もいると思います。
そんな方は、②と③を同時平行でやってしまいましょう。
③のように時間内で問題を解いた後に、時間無制限で自分の解ける問題全てを解き終えるまで問題を解く時間を作りましょう。これを②として扱ってしまいます。
この際に注意するべきなのは、制限時間内に解いたものと、時間無制限で解いたものの区別がしっかりとつくようにしておくことです。
また、制限時間内で回答したものに関しては、解き直しをした場合にはそのことが全てわかるようにしておきましょう。
そうすることで、志望校の出題傾向を把握しながら制限時間で自分がどれくらいできるのかを同時に把握することができます。
この方法で過去問に取り組んでいけば、リハーサルにはなりませんが、時間のかかり方は分かるので時間配分や優先順位をしたりつけたりするための演習にはなります。
そんな方法があるなら、全員そうすれば良いのでは?
と思う方もいると思いますが、この方法は最低限必要な基礎力がないと全く意味がないというデメリットを孕んでいます。
志望校の対策をなくても問題ないレベルまで基礎力をつけていれば別ですが、そうでない場合には、どのレベルの問題なのかを把握するために各科目全範囲で必要最低限の知識を持っていなければ、志望校のために何を対策すれば良いのかも分かりません。
この方法を実践して全く何も分からなかったという方は、基礎力が足りないということが分かった状態になります。
入試まで残り少ない時間の中で、まずは基礎を固める勉強をしていきましょう。
少しはできたという方は、ある程度の基礎力はあるので、何年分かの過去問を見て頻出の分野を優先的に、足りない部分の基礎を補っていきましょう。
基本的に過去問の使い方は①→②→③の順番か、①→④の順番で使っていくのが勉強の順序としても自然です。
勉強が進むまで過去問をやらないというのは、敵を知らずに勝とうとしているのと同じなので、すぐにでも過去問を手に取ってみてください。
過去問の使い方をもっと詳しく聞きたいという方は、是非お気軽に武田塾平塚校までお問い合わせください。
皆様のお問い合わせお待ちしております。
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