皆さん、こんにちは。
平塚駅徒歩3分の大学受験予備校、武田塾平塚校です。
先日、受験相談でこのような相談をいただきました。
「上は目指したいんですけど、ここに絶対に行きたいという志望校がありません。」
この悩み、この時期でも多くの受験生が抱えているのではないでしょうか?
今回は、「やっぱりそう決めるよね。」ということから、「そんな風に決めても良いの?」ということまで、志望校の決め方9選をご紹介していきます。
1.就きたい職業や、就職先で決める
就きたい職業や卒業生の就職先で志望校を決めるのは、とても王道な決め方だと思います。
自分が将来やりたいこと、就きたい職業で志望校を決められるのであれば、それが一番良いのではないでしょうか。
2.立地で決める
立地と言っても、2通り決め方があると思います。
①駅からの距離
②乗り換えの多さなど、電車の路線
①は至ってシンプルです。
駅からの距離が近い方が通学は非常に楽です。
広い大学であれば、大学の門から授業のある講義室まで10分かかるなんていうことも普通にあります。
駅から大学までの時間が長いと、講義室まで何分かかるのか、考えたくもありません。
②は、電車で大学に通う際に、乗り換えの数や、通る駅で決めるというパターンです。
「大変だからたくさん乗り換えたくない!」
「せっかく定期券を買うなら、渋谷や新宿を通りたい!」
という方は、同じレベルの大学で迷った際に、立地で決めるというのも1つの手だと思います。
3.勉強したいことや、師事したい教授で決める
勉強したいことや、師事したい教授で大学を決めるというのも、かなり王道な決め方だと思います。
「世界史が好きだから、史学科で西洋史をやりたい。」
「数学が好きだから、数学科で勉強したい。」
このように考える受験生は結構多いのではないでしょうか?
ここで注意になければいけないのは、高校の科目の延長線上を勉強しそうな名前の学科は、ほとんどの場合全く違うことを勉強します。
ですので、しっかりとその学科で何を勉強していくのかを調べて、その上でやりたいと思えることで志望校を決めるといいでしょう。
4.とりあえず一番上にする
進学校の生徒によくある決め方です。
「とりあえず一番上だし東大にしよう。」
「私立で一番上だから早稲田にしよう。」
そういう風にして自分の志望校はこの学校だと思っているうちに、自然とその大学に本当に行きたくなっていたりするものです。
5.大学や学生の雰囲気で決める
今年度は厳しいかもしれませんが、オープンキャンパスなどに実際に行って、キャンパスや学生の雰囲気で決めるのも一つだと思います。
自分と合う雰囲気の大学、自分が憧れを抱く雰囲気の大学、と決め方は人それぞれですが、大学や学生の雰囲気も志望校を決める際に重要になって来ると思います。
6.建物の綺麗さで決める
最低でも4年間通うのですから、建物の綺麗さで決めるのも非常に大事です。
例えば、お手洗いが古くて汚いと最悪です。
歴史のある大学だと、「〇〇学部の棟は綺麗で、〇〇学部の棟は汚い。」
といったように、学部ごとに建物が全く違ったりするので、その点も見ておくと良いでしょう。
7.好きな芸能人の出身大学に決める
好きな芸能人と同じ大学を目指すというのも動機としては良いと思います。
私が過去に指導していた生徒には、「嵐の櫻井翔くんが好きだから慶應に行きたいです!」と言って、本当に行った方もいました。
8.留学支援の充実具合で決める
留学がしたいという方は、大学の留学支援の充実具合で決めたり、留学が必須の各部に決めたりすることもありです。
いかがでしたでしょうか?
「こんな決め方でいいの?」と思うような決め方もあったかと思います。
しかし、実際には、やりたいことから志望校を決めている受験生なんてほとんどいません。
皆さんの志望校選びの視野が狭まってしまわないように様々な選び方をご紹介させていただいたので、志望校選びで悩んでいる方は、参考にしていただければ幸いです。
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