皆さんこんにちは、武田塾枚方校です。
本日は大学受験の勉強を頑張りたい！でも部活が大変で勉強時間の確保ができない…
このようなお悩みについてお話していきたいと思います。
【高1・高2向け】受験勉強と部活への向き合い方で困っている方へ
以前のブログでもお話ししましたが、コロナウイルスによる休校期間中に勉強習慣がついた方の中には、高校1年生でもすでに大学受験を意識して勉強を開始している方が例年より多くいます。
高校1・2年生が大学受験勉強をするにあたって必ずぶつかる壁といっても過言ではないのが、学校生活と受験勉強への向き合い方に関する問題です。
今回は学校生活の中でも特に部活動についてのお話です。
選択肢は大きく3つ
受験勉強と部活への向き合い方には大きく分けて3つあるかと思います。
まず一つは、受験勉強と部活の両立ですね。
多くの高校生はこの選択肢との向き合い方に悩んでいるでしょう。
二つ目は、部活に専念するという選択肢です。
受験勉強と部活の両立をしようとしてどちらも中途半端になってしまうのであれば、部活に専念して全力を出すという選択肢もあるでしょう。
三つ目は、勉強に専念する（部活に入らない・部活をやめる）という選択肢です。
学校によっては部活動を義務化している学校もあるかもしれませんが、その場合は極力負担が少ない部活を選んだり、部活動を義務化されていないのであれば部活に入らない・部活をやめるという選択肢も取れます。
それぞれの選択肢のメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので続きをご覧ください。
受験勉強と部活の両立
メリット
・受験勉強もできるし、部活動もできる
→大学受験を志す身として、受験勉強に取り組むことができる点だけではなく、高校生として部活動をすることでかけがえのない友達との思い出を作ることなどもできるかもしれません。
・時間管理ができる
→現役生が大学受験戦い勝ち抜くうえで、時間の使い方というのは非常に大事です。
受験勉強と部活を両立していく中で、隙間時間の使い方などを身に着けることができれば効率的に受験勉強することができるでしょう。
デメリット
・受験勉強に専念している人に比べると勉強時間が多く取れない
→部活動に最低限時間を割かざるを得ないため、受験勉強に専念している人に比べてどうしても勉強時間を確保することが難しくなります。
・中途半端な受験勉強になってしまい、勉強はしたが成績が上がらない勉強法をしてしまう可能性がある
→部活動によって勉強時間が制限されるため正しい勉強法で勉強をしないと、せっかく合間を縫って勉強をしても身につかずに無駄な時間を過ごしてしまう可能性はあります。
部活に専念する
メリット
・部活動に専念できる
→受験勉強に時間を割かずに済むので、勉強時間も練習などに時間を費やせます。
・集中力を身に着けられる
→部活動に全力を費やしていれば、ですが何か一つに全力で取り組む集中力が身につきます。
デメリット
・受験勉強が進まない
→受験勉強をしませんので、受験勉強は全く進みません。
・時間を無駄にしてしまう
→ほとんどの高校生にとって部活動に専念しても時間はある程度余ります。余った時間に勉強している人に比べるとその時間分だけ時間を無駄にしてしまいます。
勉強に専念する
メリット
・勉強時間をたくさん確保できる
→部活動をしないので、放課後以降の時間をすべて勉強時間に費やせます。
・より良い形で高校3年生を迎えることができる
→高校1年生からであれば最低でも2科目は、高校2年生からでも最低1科目は基礎固めを終えた状態で高校3年生を迎えることができます。基礎固めを終えた状態で高校3年生を迎えることができれば、高校3年生からより本格的な受験勉強を始めることができます。
デメリット
・勉強していなければ貴重な高校生活の時間を無駄にしてしまう。
→勉強をするのであれば部活に入らない選択肢は大いにありです、が勉強しないのであれば部活をしていたほうがいいと思います。
校舎長の個人的見解
ここから先は校舎長としての個人的見解です。
上記3つの中であれば、①部活と両立②勉強に専念③部活に専念というのがお勧めの順番です。
簡単に意図を説明すると、よっぽど大学受験に向けて本腰で勉強をしないのであれば部活と勉強を両立することは十分可能です。
また、部活で時間的拘束を受けているうえで大学受験の勉強をすることは非常に大変ではありますが、だからこそ部活と勉強の両立することで得られるものは大きいです。
②ではすべての時間を受験勉強に使えるくらい本気で勉強する覚悟であれば部活をせずに勉強に専念する選択肢もありです、がやはりそこまで本気で勉強することは多くないと思います。
まずは部活を始めてみて、部活をやめてでも勉強時間を確保したいぐらいに勉強する時間が足りなくなった場合にやめることを考えればいいと思います。
③では部活で得られることはありますが、勉強しないので受験デメリットになることはほとんどないと思います。
よく「部活をやめれば勉強時間が取れるので部活をやめれば本気を出します」的なことをいう方がいますが、部活をやめて本気を出せる方は部活と勉強を可能な限り両立している人くらいです。
部活を言い訳に勉強できない人は部活をやめても勉強できませんので、部活をしている状態で勉強することができるような習慣作りをしていきましょう。
以上、【高1・高2向け】受験勉強と部活への向き合い方で困っている方へについてでした。
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