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幸福を感じるために避けて通れないものとは!?|武田塾枚方校

私、枚方校の校舎責任者のトミナガが、

・今「読んでいる本」

・読み終わった本をもう一度「読み直している本」

をネタにして、私自身が、

・刺激をうけたこと

・感激したこと

・伝えたくなったこと

徒然なるままに書き記していきたいと思います♪

 

「幸せを感じる」を突き詰めていくと…?

今回、ネタにさせていただくのが、

武器になる哲学 (KADOKAWA)山口周さん

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↑↑↑クリックできます↑↑↑

「哲学」にまつわる、50個のテーマ別の短いお話がのっています。

(実は、プロローグもシビれるんですよね!)

 

個人的にメチャクチャおススメです♪
(私トミナガは5周読みました笑)

現代文が伸びてきた感覚がある受験生なら、読んでおいて絶対に損はありません!
(現代文が苦手な人は、いきなりこの本を読まなくてもいいかな)

受験生・保護者・ビジネスマンの方々、どなたが読まれても納得の一冊だと断言します♪

 

今回取り上げたいお話のタイトルは、

「フロー - 人が能力を最大限に発揮し、充足感を覚えるのはどんな時か?」

です。

 

『フロー』とは、

・ノッテいる

・のめり込む

・ゾーンに入る

・無我の境地

・没入没頭している

このような状態を表す、心理学の言葉です。

 

スタート~♬

 

「私、今、幸せだわ…」って思えるためには?

「人生100年時代」ともいわれるこの時代を生きていくうえで、『やりがい・生きがいを持って幸せを感じる』というのは、受験生であるかどうかにかかわらず、大事なテーマになります。

 

『幸福な人生とはなんだ?』

という問いから、心理学の道に進み、上に記した『フロー』の概念をまとめた心理学者に、チクセントミハイ(ハンガリー出身、アメリカの心理学者)がいます。

 

チクセントミハイは、

仕事を愛し、活躍している人に

ひたすらインタビューしていき、

「ノッテいる」「ゾーンに入っている」「のめり込んでいる」ときの人間の特徴をまとめました。

 

その特徴を上の本より、引用させていただきます。

①過程の全ての段階に明確な目標がある
→目的が不明瞭な日常生活での出来事とは対照的に、フロー状態では、常にやるべきことがはっきりわかっている。

②行動に対する即座のフィードバックがある
→フロー状態にある人は、自分がどの程度うまくやれているかを自覚している。

③挑戦と能力が釣り合っている
→自分の能力に見合ったチャレンジをしていて、簡単すぎて退屈することも、難しすぎて投げ出したくなることもない絶妙なバランスの上にいる。

④行為と意識が融合する
→完全に今やっていることに集中している。

⑤気を散らすものが意識から締め出される
→完全に没頭して、日常生活のささいなことや思い煩いが意識から締め出されている。

⑥失敗の不安がない
→完全に没頭していて能力とも釣り合っているので、失敗への不安を感じない。逆にもし不安が心に上るとフローが途切れて、コントロール感が失われてしまう。

⑦自意識が消失する
→自分の行為にあまりに没頭しているので、他の人からの評価を気にしたり、心配したりしない。フローが終わると、反対に、自己が大きくなったかのような充足感を覚える。

⑧時間感覚が歪む
→時間が経つのを忘れて、数時間が数分のように感じる。あるいはまったく逆に、スポーツ選手などでは、ほんの一瞬の瞬間が、引き伸ばされて感じられることもある。

⑨活動が自己目的的になる
→フローをもたらす体験を、意味があろうとなかろうと、ただフロー体験の充足感のために楽しむようになる。例えば芸術や音楽やスポーツは、生活に不可欠でなくても、その満足感のために好まれる。

(『武器になる哲学』山口周、KADOKAWA、2018年、P130~132)

 

そして、チクセントミハイは、

「③挑戦と能力が(高レベルで)釣り合っている」

という点について、下のようなチャートを用いてくわしく説明しました。

フロー

(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6))

 

チクセントミハイは、

上のチャートのおける右上の、

『フロー』状態に近づいていくことが

人生の幸せを感じるための条件である

と提唱します。

 

もし、左下の『無感動』からスタートしたとして、『フロー』に到達するためには、左回り・右回りの2パターンの経路があります。すなわち、

・『無感動』→『退屈』→『リラックス』→『コントロール』→『フロー』

・『無感動』→『心配』→『不安』→『覚醒』→『フロー』

の2パターンです。

フロー

しかしながら、前者においては、挑戦レベルを上げていないのにかかわらずスキル(技術)レベルが上がる、という現実には起きづらい経路を表しているので、

実際には、

・『無感動』→『心配』→『不安』→『覚醒』→『フロー』

という経路を経て、『フロー』状態を目指すことになります。

 

「え?心配や不安を感じないといけないの??」

 

そうなんです!

『心配』『不安』は、自分がフロー状態に近づいているのかを示す指標なのです!!

 

もちろん、心が心配や不安に支配されている状態は健全ではありません。

しかしながら、スキルレベルを上げるために挑戦レベルを上げていけば、上手くいかないことも増えて、居心地の良くない状態になるのは仕方がないことであります。

程よく自分に負担をかけて、『心配』『不安』を感じている先に、『覚醒』が待っていて、そして『フロー』の状態に突入することができるのです♪

 

幸福感や充足感を感じるためにはどうしたらいいのか。

その答えは、

自分がすでにできることばかりやらずに、心配や不安を受け入れて、チャレンジする姿勢を持つ

ということになりますね!

 

幸せを感じられる人は、常に、今の自分には達成できないことをポジティブに抱えている、ということですね♪

 

幸せはいつ感じるのか?

チクセントミハイは、

幸せというものは『いつ』感じられるものなのか

という問いに対して、深い言葉を残しています。

フローを体験している時、われわれは幸福でない。なぜなら幸福を体験するためには、自分たちの内面の状態に集中しなけれなばらず、それは注意力を仕事や手元から遠ざけることになるからである。(中略)ただ、仕事がやり遂げられた後にだけ、何が起きたのか振り返る余裕の時間があり、それからその体験のすばらしさへの感謝でいっぱいになるのである。つまり、回想の中でだけ、幸福になれるのである。(フロー体験入門)

 

『回想の中でだけ、幸福になれる』

シビれますね…

 

私自身の経験でも、少々思い当たる節が。。。

 

前職にて集団授業の講師として働いていまして、

その働き初めのときに、授業の進め方で悩んでいました。

くよくよ悩んでいても仕方がないので、

・授業予習

・板書の練習

・発声練習

といったことに黙々と取り組んでいました。

 

当時の私は、

「理想の授業ができるようになりたい」と挑戦レベルを上げて、心配や不安を感じつつも、予習・練習に取り組んでスキルレベルを上げようとしていたわけです。

 

その後、授業スキルも身について、自他ともに認められる授業をすることができるようになりました。

(仕事ですので当然と言えば当然なのですが\(^^)/)

 

さてさて、当時を振り返ってみると…

授業をしているときもモチロン楽しかったですが、

授業の進め方に悩んで何とかしようとしていた頃を思い返した瞬間瞬間に、満足感や充足感を感じていました。

 

何をやったら幸せかな??と悩み過ぎずに(まったく考えるな!とはいいません笑)、目の前のものにひたすらに打ち込んでみる。

そんな行動があなたに充足感をもたらすのでしょう♫

 

受験生が無我夢中でまっすぐ志望校に向かって突き進んでいく。

そのサポートを武田塾枚方校は全力で実行いたします!

 

今回は以上です♫

 

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