私、枚方校の校舎責任者のトミナガが、
・今「読んでいる本」
・読み終わった本をもう一度「読み直している本」
をネタにして、私自身が、
・刺激をうけたこと
・感激したこと
・伝えたくなったこと
を徒然なるままに書き記していきたいと思います♪
「それってやって、意味あるの?」に答えられる必要はある!?
今回、ネタにさせていただくのが、
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「哲学」にまつわる、50個のテーマ別の短いお話がのっています。
個人的にメチャクチャおススメです♪ 現代文が伸びてきた感覚がある受験生なら、読んでおいて絶対に損はありません! 受験生・保護者・ビジネスマンの方々、どなたが読まれても納得の一冊だと断言します♪ |
今回取り上げたいお話のタイトルは、
「ブリコラージュ」
です。
ブリコラージュ
あまり聞きなれない言葉かと思います。
上記の本より、ブリコラージュという言葉の意味が載っている部分を引用させていただきます。
…(略)…あり合わせのよくわからないものを非予定調和的に収集しておいて、いざという時に役立てる能力…(略)…
(『武器になる哲学』山口周、KADOKAWA、2018年、P335)
平たく言うと、
偶然やり始めて(出会って)、
なんだかよくわからないけど、
そのうち役に立ちそうだから、
やっておこう・持っておこう
みたいな感覚ですね♪
周りの人間からすると、
何のために役に立つのか説明もできないようなものは、今すぐやめろ・捨てろ!
という気持ちになるかもしれませんが、
「そのときに説明できる用途や目的」なんて、あとから振り返ってみると、まったく見当違いになるケースが多々あります。
一つ具体例を引用しましょう。
(私は、下の話をこの本を読むまで知らなかった…)
…(略)…飛行機もまた、当初想定された用途とは全く異なる領域で、花開いた、と言えます。ご存じの通り、今の航空機につながる原理を用いて最初に動力飛行を成功させたのはウィルバーとオービルのライト兄弟でしたが、では、彼らは、どのような目的を想定して飛行機を発明したか。それは戦争の終結です。ライト兄弟は、自らの作りだした小さな飛行機が、民主主義に則った政府の手によって使用されれば、敵の動きを遠く離れたところから監視できるようになるため、奇襲攻撃や熾烈な戦闘を無効化できるだろうと考えたのですが、実際はご存じの通り、真逆の結果になりました。
(『武器になる哲学』山口周、KADOKAWA、2018年、P333)
結局、人間はそのときに見えるわかりやすいもの(常識)しか信じることができないもの。
(ライト兄弟も、まさか大きな飛行機で爆弾が運べるようになる、とは思わなかったことでしょう)
(『今』の常識を踏まえて)
「そんな意味のないことやめたらいいのに…」
「それ、なんかの役に立つの?」
「そんなの将来に関係ないよ」
と周りの人間が言ってきたとしたら、それはある意味、しかたがないことで、彼らに悪気があるわけではありません。
あなた自身が納得して同意できるのであれば、その意見に耳を傾ければよいでしょう。
しかし、あなた自身が情熱を傾けることができて楽しんでいるようなものは、将来どう化けるかわかりません。
あなたの心の中に『直観的なブリコラージュ』を感じられるのであれば、ぜひ楽しんで継続してみてはいかがでしょうか?
短めですが、今回は以上です♫
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