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【保護者の方必見】私立大学出願時の試験日数や試験方式の考え方

皆さんこんにちは、武田塾枚方校です。

本日は公募推薦出願時に多くの保護者の方からご質問いただいた内容についてお伝えしていきたいと思います。

公募推薦入試への出願がまだ間に合う方や、これから一般入試を受験する受験生がいらっしゃる保護者の方などは是非参考にしていただければと思います。

【保護者の方必見】私立大学出願時の試験日数や試験方式の考え方

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今回お話しさせていただく内容は、「何日受験するべきか」「お勧めの試験方式はあるか」などです。

今年度からセンター試験が廃止になり共通テストに変わったことや、コロナウイルスの影響もあり安全志向の方が例年に比べると多くい印象です。

このあたりの受験に関する危機感は当事者である受験生以上に、保護者の方の方が不安を感じられているケースも多いです。

大学受験に絶対はありませんが、少しでも合格する可能性を上げるためにどのような出願をするべきなのかについてご説明させていただきます。

Q.何日受験するべきか

大学受験を出願するにあたって、何日出願するべきか迷われる方は多いかと思います。

大学受験では基本的に幅広いレベルの大学を受験しておくことが望ましいですが、その中でもどの大学にどれぐらいの日数の出願をするべきなのか。

チャレンジ校・本命校・安全校の3つの基準をもとにご説明させていただければと思います。

チャレンジ校

チャレンジ校とは、生徒の実力から判断して最も高いレベルの志望校のことで、第一志望の大学ことを指します。

チャレンジ校を何日受験するべきかは、試験スケジュールや資金面の問題なども考慮して判断すべきですが、基本的には「本命校の受験を邪魔しない程度」受験することが望ましいです。

本命校の受験日に無理をしてチャレンジ校を受験することで、合格する可能性が高い日程で受験をする日数が減ってしまい、どこに合格することもなく受験を終えて浪人生になっている受験生が毎年数多くいます。

大学受験の受験スケジュールを考える優先順位は、本命校>チャレンジ校=安全校です。

まずは本命校の日程をしっかりと確認し、本命校を十分に受験できることを確認したうえでチャレンジ校を決めましょう。

本命校

本命校とは、生徒の実力から判断して最も適正なレベルの志望校のことです。

偏差値で表すと、偏差値が40程度の方であれば偏差値40前後の大学が本命校になるでしょうし、同様に偏差値50程度であれば偏差値50前後の大学、偏差値60程度であれば偏差値60程度の大学が本命校になるでしょう。

関西圏の具体的な大学名としては偏差値45~=摂神追桃、偏差値50~=産近甲龍、偏差値55~=関関同立というような感じでしょうか。

他にも外外経工佛(関西外大・京都外大・大経大・大工大・佛大)などは偏差値45~50程度が目安になるでしょう。

これらの大学を中心に受験スケジュールを組み、それ以外の日程で本命校や安全校を受験することが重要になります。

※偏差値はあくまで目安にすぎません。

実際にどれくらいの実力があるのかは過去問を解いてみたり、普段勉強を見てもらっている方に判断を仰ぐことが望ましいです。

模試の偏差値が50だから偏差値60の大学を受けてはいけない・受けても受からないというわけではありません。

安全校

安全校とは、生徒の実力から判断して合格する可能性が限りなく高いレベルの志望校のことです。

模試などであればA判定や、最低でもB判定が出ている大学を指します。

安全校とは言え、必ず合格するわけではありません。

例年の合格最低点に対する過去問での得点状況や、倍率の推移や受験傾向なども踏まえて判断することにはなりますが、1~2校をそれぞれ2日程度受験できることが望ましいです。

これまでもお話をしてきた通り、受験スケジュールの組み方としてまず最優先に考えるべきは本命校ですが、次に安全校を決めるのか本命校を決めるのかはご家庭毎の判断になるかと思います。

実力を過小評価して判断されるご家庭もありますし、実力を過大評価して判断されるご家庭もあります。

ただ、どちらかというのであれば保護者の方は生徒さんの実力を過小評価される傾向があり、生徒さんは自信の実力を過大評価(もしくは志望校を過小評価)している場合が多いです。

実際にどれぐらいの実力があるかは模試などの結果だけでは判断しきれない部分が大きいので、やはり学校の先生や塾の先生など例年受験生を見てきている方に判断を仰ぐことが望ましいです。

結論!何日受験するべきか

ここまでお話ししてきた内容を踏まえて、チャレンジ校1~2校+本命校2~3校、安全校1~2校、合計で4~7校程度を各大学2日程度受験することができていれば、どこの大学にも受からなったということにはなりづらいのではないかと思います。

公募推薦入試or一般入試、一般入試でも公募推薦で合格枠を確保できているかどうか、各大学の試験スケジュールなど細かい状況によって異なりますが、各大学をそれぞれ一日ずつ受験するようなことは極力控えるようにしましょう。

大学受験で最も大事なことは一日でも構わないので、合格最低点以上の点数を取ることです。

そのためには過去問演習などを含めた志望校対策をどれだけすることができたかが重要です。

大学受験で合格するために必要なことは各大学の対策を十分に行い、そのうえで適切な数の大学を、適切な日程分受験することだと思います。

受験する大学の数を増やすことよりも、受験する大学の対策を十分に行いそれぞれの大学を一日でも多く受験するようにしましょう。

お勧めの試験方式

私立大学では様々な種類の試験方式を取り入れています。

例えば近畿大学では一般入試前期A日程においてたくさんの種類の試験方式があります。

今回はその中からから近畿大学経済学部を英語・国語・日本史で受験すると仮定して、いくつかピックアップしてご紹介していきます。

スタンダード方式

受験者が全員必須で受験することになる形式です。

英語・国語・日本史それぞれ100点の3科目合計300点満点の形式です。

各種試験方式を用いて併願する場合は、スタンダード方式+併願する試験方式それぞれで合否判定がなされます。

共通テスト併用方式

スタンダード方式で受験をした英語・国語・日本史の中で最も高得点の試験科目を150点満点に換算した点数と、大学入学共通テストで受験した科目のうち高得点の2科目をそれぞれ100点満点に換算した点数を足した350点満点で合否判定がなされます。

共通テストで利用できる科目は英語・国語・数学・理科・社会のすべての科目が利用できます。

高得点科目重視方式

スタンダード方式で受験した英語・国語・日本史の中で最も高得点だった科目の得点を2倍にした400点満点で合否判定がなされます。

得意科目がほかの2科目との点差が大きく開いている場合に有効な試験方式です。

文系学部学部内併願方式

同一学部内の他の学科・専攻・コースを併願して受験することができます。

文系学部内併願方式では高得点科目重視方式・共通テスト併用方式を併願することができます。

文系学部他学部併願方式

法学部・経済学部・経営学部・文芸学部・総合社会学部・国際学部・短期大学部の間で、ほかの学部・学科・専攻・コースを併願して受験できます。

ただし、短期大学部を第一志望にした場合は併願することができません。

各試験方式の利用について

上記で挙げた試験方式は必要に応じて受験するものなので、必ずしも受験しなければいけないわけではありません。

また、併願するためには一併願あたりに受験費用が発生します。

むやみやたらに併願を増やせばいいというものではありませんが、併願することで合格率は少なからず上がりますので、それぞれの試験方式を正しく理解し、無駄のない試験方式によって出願するようにしましょう。

まとめ

受験日数はチャレンジ校・本命校・安全校とバランスよく受験し、受験する大学で極力多くの日数を受験することで合格する可能性と効率を上げる。

試験方式は様々あるが、むやみやたらに受けるのではなく必要なものを必要な分受験することで、一度の受験機会に得られるリターンの最大化を狙う。

以上、【保護者の方必見】私立大学出願時の試験日数や試験方式の考え方についてでした。

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