みなさんこんにちは!
橋本駅より徒歩3分、オンラインなら自宅から0分の大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾橋本校」です!
11月も中盤に入り、年末がだんだんと近づいてきましたね。
2020年が終わり、新しい年になっておそらく多くの人が最初に受験するのは、「大学入学共通テスト」でしょう!
この機会にぜひ、大学入学共通テストについて確認しておきましょう!
大学入学共通テストとは?
まず最初に、大学入学共通テストとは何か、昨年まで実施されていたセンター試験との違いは何かをおさえておきましょう!
大学入学共通テストとは何か
大学入学共通テストとは、「大学入試センター試験」の後継にあたる試験で、2021年度に初めて実施されます。センター試験と同じように、毎年1月中旬の土・日曜の2日間にわたって全国で一斉に実施される、日本最大規模の試験です。
国公立大学の一般試験の受験者は、原則として共通テストを受験しなければなりません。また、多くの私立大学でも共通テストの成績を利用する「共通テスト利用方式」を2021年度入試から設定しています。大学進学を考える受験生にとってとても大事な試験であり、この共通テストをどう対策するかにかかっているといってもよいでしょう。
センター試験との違い~共通テストの特徴~
では次に、センター試験とは異なる、大学入学共通テストの特徴をご紹介します。
・共通テストの問題形式
共通テストは、センター試験における良問の蓄積を受け継ぎつつ、知識の理解の質を問う問題や、思考力、判断力、表現力を使って解くことが求められる問題を重視して問題が作られます。
具体的には、授業において生徒が学習する場面や、日常生活の中から課題を発見し解決方法を構想する場面、複数の資料やデータ等をもとに考察する場面など、「どのように学ぶか」といった問題の場面設定が重視されます。また、これまでに身に付けた知識の理解や思考力を発揮できるかを問うために「教科書で扱われていない初見の資料等」を扱うことも想定されています。
また、「物理」「化学」「生物」「地学」で大問の選択問題は設定されないことも公表されています。
・共通テストの回答の形式
共通テストの解答形式は、センター試験同様にマーク式のみですが、「解答が前問の解答と連動して正答の組み合わせが複数ある問題(連動型問題)」や「複数の解答を含んだ選択肢を用意する問題」など、新しい形式のものが出題される見込みです。
・共通テストの出題科目
共通テストの出題科目は、国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語の6教科30科目で構成されています。この中から、最大8科目(理科①を選択した場合は9科目)を受験できます。受験生は、志望大学が指定する教科・科目を選択して受験することになります。 それぞれの試験時間帯で受験できる科目は、地理歴史・公民と理科は最大2科目(理科①を選択した場合は3科目)、そのほかの教科は1科目となっています。
・共通テストの科目別注意点
数学では、数学①(数学Ⅰ、数学Ⅰ・数学A)の試験時間は70分であり、数学②(数学Ⅱ、数学Ⅱ・数学Bなど)と比べて10分長くなります。数学①では数学的な問題解決課程を重視するとしており、そのための「考える時間」を考慮した時間設定となっています。
国語では、記述式の小問3題からなる大問1問がなくなったため、見直し前の100分から20分短縮され、センター試験と同じ80分となります。
外国語のうち英語の受験者は、「リーディング(センター試験時の「筆記」から改称)」と別時間に実施される「リスニング」の受験が必須です。共通テストでは、「リーディング」と「リスニング」の配点がそれぞれ100点となり、センター試験時と比べて「リスニング」の配点比重が高くなることが大きな特徴です。また、リスニングの問題音声は1回再生のものと2回再生のものが混在する形となります。
ただし、各大学が成績を利用する際には、配点比率を自由に決めることができるため、センター試験時と同じ4:1の比率を維持する大学や、共通テストの配点通り1:1の比率とする大学など、対応は分かれています。
大学・学部によっては移転の比率はさまざまです。受験要綱などを参照して確認してみましょう。
第1解答科目指定とは何?
地理歴史・公民、理科②において、教科内で1科目のみを合否判定に利用する大学では、2科目受験した受験生の成績は高得点の科目ではなく、第1解答科目(理科②、地理歴史・公民で1科目めに受験した科目)を指定するケースがあります。
国公立大学では多くの大学が第1解答科目を利用するほかに、私立大学でも難関大学を中心に第1解答科目を利用します。どの順番で解答するかは共通テスト当日に自由に選べるため、得意科目を第1解答科目で解くのが基本です。しかし、特定の科目を第1解答科目に指定する大学もあるので注意が必要です。
志望校が特定の科目を設定しているかどうか、今のうちに確認しておきましょう。
大学入学共通テスト・第2日程とは何?
共通テストは、第1日程、第2日程、特例追試験と3つの日程が用意されています。
共通テストの第2日程の対象者は、現役生で(来春卒業見込みの者)、かつ新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者とされています。そのほか、過年度受験生も含めて、第1日程の追試験や再試験受験者、疾病等の理由で第1日程を受験できなかった者で追試験の受験を許可された者、雪や地震など災害等により第1日程が実施できなかった、または完了しなかった場合の再試験受験者が受験可能な日程です。
得点調整は「第1日程」「第2日程」それぞれで⾏う場合はありますが、第1日程と第2日程の間では、得点調整は⾏われません。
試験場は全都道府県に設定されます。
得点調整は第1日程、第2日程それぞれで実施されます。原則として、地歴B、公民、理科2の各科目間で20点以上 の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合としており、受験者1万人未満の科目は対象外となります。対象科目や実施のルールはセンター試験時と変わりません。
なお、第1・第2日程間の得点調整は行われません。
大学入学共通テストの実施スケジュール
受験案内配付:9/1(火)~ 出願期間:9/28(月)~10/8(木)
↓
第1日程:1/16(土)・17(日)
↓
第2日程:1/30(土)・31(日)
↓
特例追試験:2/13(土)・14(日)
※第2日程の追試験
※受験生は共通テスト出願時に第1日程・第2日程のいずれかを選択します。
得点調整実施の有無発表
第1日程:1/22(金) 第2日程:2/4(木) ※予定
平均点等の発表
↓
中間発表:第1日程 1/20(水) 第2日程 2/3(水) 最終発表:2/18(木) ※予定
大学への成績提供
↓
第1・第2日程:2/8(月)以降
特例追試験:2/18(木)以降
【大学入学共通テスト検定料】
・2教科以下を受験する場合:12,000 円
・3教科以上を受験する場合:18,000円
※成績開示希望者は、別途手数料として800円が必要です。
第2日程が例年の「追試験」より1週間遅れで実施されること、特例追試験が2月中旬に実施されることを受けて、平均点などの実施結果の最終発表は2月18日となったほかに、大学への成績提供も例年より約1週間遅れの2月8日以降となりました。
検定料については、2教科以下で受験する場合は12,000円、3教科以上で受験する場合は18,000円、成績開示希望者の手数料800円もセンター試験時と同額です。
まとめ
いかがでしたか?
2021年度から新しく導入・実施される大学入学共通テストのご紹介でした。
センター試験と全く変わらないところと変わるところがあるので、情報をしっかりとチェックしておきましょう!
大学入学共通テストについてより詳しく知りたい方は、こちらのサイトをぜひご覧ください!↓
https://www.keinet.ne.jp/exam/topic/20/20200701.pdf
挿入の画像:https://www.ed-ict.net/entry/new-dnctest-schedule
お問い合わせはこちら
武田塾橋本校では随時無料の受験相談・体験特訓・個別カリキュラム作成を行っております。
志望校選び、正しい勉強方法、偏差値を上げる方法、将来のこと、どんな内容でもお気軽にご相談ください。無料受験相談は、個別に対応いたしております。
【武田塾橋本校 橋本の個別指導塾・予備校】
住所:〒252-0143
神奈川県相模原市緑区橋本3丁目29-14 若松庵ビル2階
TEL:042-703-7790
アクセス:JR横浜線・相模線/京王相模原線 「橋本」駅より徒歩2分