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【高3生、浪人生必見】意外とわからない現代文の勉強法!!

皆さんこんにちは!武田塾羽生校です。

暑かったり寒かったりする日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

受験は体が資本です!まずは体調管理からしっかりと徹底していきましょう!!

4月もいよいよ終了しようとしていますが、受験勉強のスタートダッシュは切れているでしょうか。

受験勉強というと、「英語が苦手…」「古文が出来ない…」「数学が難しい…」等々の発言はよく聞きますが、なかなか「現代文が苦手です」という声は聞きませんよね??

それもそのはず、現代文は今現在私たちが毎日使用している「現代語」の問題であるので、苦手意識がそこまで芽生えにくい科目でもあります。

しかし、得点が取れるかどうかとなってくるとまた話は別です。

皆さん、自分の現代文の得点を思い出してください。常に一定の点数以上を取れていますか?

ここで常に高得点を維持できている、と胸を張って答えられる人は、そもそも現代文が得意科目だと考えられますので、そのまま自分の勉強を貫いてください(笑)

しかし、そうではない人。このブログを開いている時点で、少しは現代文の苦手意識があるのではないでしょうか??

現代文でありがちなのは、たまに良い点数が取れるけれど、悪い時もある、それが何故かはわからない、という状況です。

この状況がとっても怖い状況なのは皆さん理解できますか…?

理由もわからないまま点数が安定せず、そのまま入試を迎えた場合、もし高得点の日が入試日に当たればいいですが、点数が取れない日が入試日に当たってしまったら…言いたいことはもうおわかりですね。

そもそも点数が安定しない科目が入試科目に残っていること自体が問題でもあります。

また、他の科目のようにしっかりとした苦手意識があれば、それを解決しようと頑張ると思います。また、多くの人が苦手とする科目には、「まずは単語を暗記する」「文法は理解も大切」「長文はSVOCで読む」等の勉強の指針が皆さんの中にもあると思います。

しかし、皆さんは現代文で何を勉強したらいいのか明確にわかりますか?

ここで確実な答えを言える人は少ないと思います。むしろ、受験生で現代文が得意な人でも、説明できないかもしれません。実際筆者が受験生だった頃もそうで、言ってしまえばずっと「センス」で現代文を解いていました。

しかし、教える立場になって初めて現代文が苦手な生徒さんの為に、自分が自然と行っていた勉強法を言語化するようになりました。

そこで今回は現代文の勉強法を列挙していきたいと思います!!

まずは語彙力を高めよう!!

現代文においてまず何よりも重要な事ことは、「語彙力を高めること」に尽きます。

それはどういうことかというと、いくら現代文で、日本語で書かれているからと言って、その日本語の意味を知らなければ内容は頭に入ってきません。

例えば現代文でよく使われる、「アンチテーゼ」「演繹」「イデオロギー」「形骸化」等の言葉があるとおもいますが、皆さんはこれらの言葉の正確な意味を言うことは出来ますか?

もしかしたら「なんとなく聞いたことはある…」「漢字は読めるけど意味は分からない」という状況かもしれません。

しかし現代文の問題では、このような難解な日本語や輸入語が沢山使われています。

ひと単語の意味がわからないのに、文章全体の意味がわかるでしょうか?

答えはNoです。

一番質の良い語彙力の増やし方は日ごろからよく本を読むことですが、時間が限られている受験生には難しいかもしれません。

そこで、今回は武田塾のルートでも使用しているおススメの参考書を2冊ご紹介します!!

一つ目は、現代文キーワード読解です。

キーワード読解

こちらの参考書は、その名の通り現代文のキーワードとなる言葉とその意味、そして実践問題が掲載されています。

言葉の意味を覚えたのちに、問題で確認できるのがこの参考書の良い部分です。

二つ目は、漢字マスター1800+という参考書です。

漢字マスター

こちらもその名の通り、漢字を覚えるための参考書です。しかし、特徴的なのは、漢字のフリガナの横に、漢字の意味まで記載されていることです。

漢字を覚えるうえでも漢字の意味を抑えることは重要ですし、この知識はそのまま現代文の勉強にも役立ちます!!

是非、漢字勉強をする際は、漢字の意味まで抑えて覚えるようにしてください!

自分の言葉で問題文の内容を説明できるようになろう!!

では本題に入ります。そもそも現代文ができる、というのはどんな状況を指しているのか、その状態になる為にはどのような勉強をしたらいいのかを記載していきます。

まず、現代文ができる、ということは「本文の内容を自分の言葉にかみ砕いて説明できる」ということです。現代文の読解問題は、言ってしまえば本文中に絶対に答えが書いてあります。そのため、その本文をしっかりと理解できれば必ず得点できるのです。では、理解している状態とはどんな状態でしょうか。それは、前述のとおり「自分の言葉にかみ砕いて説明できる」ということです。そのため、現代文本文を「自分の言葉にかみ砕いて理解する」という咀嚼の勉強をしていきましょう。

まずは段落ごとに…

とは言っても具体的に何をしていいのかわからないかと思います。

そのため、まずは段落ごとに、一段落読み終わったら「この段落にはどんなことが書いてあったか」、「ポイントはどこであるか」を書くなり、頭の中で考えるなりします。この時、ただ本文の言葉をなぞるだけではダメです。その段落の要所を自分なりの言葉で説明できるようになりましょう。一段落ですのでそこまで難しくはないかと思いますが、現代文の勉強の穴は、先に申している通り、「できた気になっている」ことですので、本当の意味で理解できたか、自分の中に落とし込めているかをよく内省して、勉強を進めるようにしましょう。焦って先に進むのではなく、簡単なことを確実にこなしていくことが大切だと思います。

次に意味段落、そして本文全体の要約を

段落ごとの要約が自分の言葉でできるようになったら、次は意味段落、そして最終的には本文全体の要約ができるようになりましょう。

意味段落というのは、段落ごとの要約が出来るようになってきたら気づくかと思いますが、記述してある内容のつながりがある段落のまとまりのことです。

いきなり本文全体を自分の言葉で説明することは難しいと思いますので、まずは意味段落ごとの内容を説明できるようになりましょう。また、意味段落のまとまりを理解できれば、本文全体の流れも把握できるようになります。例えば、この本文は、問題提起→筆者の小主張→それを支える具体例①、②、③→反証→反証を覆す具体例④→筆者の大主張、という流れで書かれているなあ等です。

そして最後にいよいよ本文全体の説明を自分の言葉でできるようになりましょう。

ここまで来たら、まず内容選択問題を2択にも絞れないということはなくなるでしょうし、記述問題にも強くなると思いますよ!

ただし、頭で考えることと、頭で考えたことを記述することは雲泥の差がありますので、入試問題で記述問題がある人は積極的にしっかりと書く練習を日ごろから行ってみて下さい!

選択肢の切り方を学ぼう!!

最後に、選択肢の切り方について説明します。

いくら本文が理解できても、選択肢が選べなければ、得点にはなりません。

選択肢を選ぶ際に、常に頭の隅に置いておいてほしいことは、「本文に書いてあることを選ぶ」という初歩的なことを忘れないことです。選択肢を選ぶときは、この選択肢が本文のこの部分と一致しているから選んだ、反対に、本文のこの部分と一致しないから消した、という根拠の説明ができるようになりましょう。

そして次に、現代文の選択肢の間違わせ方のパターンを紹介します。

1.本文と因果関係、順序を逆にするパターン

例)本文ではAは、Bが要因となって引き起こされる。とあるのに、選択肢では、Bは、Aが要因となって引き起こされる。となっている等。

2.本文には書いていないことが書いてあるパターン

例)本文では、AはBであり、BはCである。とあるのに、選択肢では、AはCである。となっている等。

3.一般論(一番引っかかりやすい!!!!)

→一般的には正しいものが選択肢となっていること

例)筆者は、森林破壊は地球温暖化を促進すると主張している。

→一般的には真実だけれど、それが筆者の主張かどうかはわからない!!

4.本文とは全く関係ないことが書いてある。

このパターンの中で、一番間違われやすいのは3の一般論です。一般的には正しいから、惑わされることが多いようです。しかし、一般的には正しくとも、それが必ずしも本文に書いてあるとは限りません。

間違わせる選択肢として、一般論というものがあるということを知っているだけで、警戒になると思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです。

また、今回の記事を読んで、少しでも武田塾に興味を持って下さった方へ、

武田塾羽生校では、無料受験相談(カウンセリング)を実施しています。武田塾の基本的な考え方としまして、

「授業は無駄が多く成績を伸ばすには非効率」と考えています。

例えば、プロ野球選手が未経験の人に変化球の投げ方を教えます。生徒はノートをとっています。1時間後、未経験人は変化球を投げることは出来ますか?

出来ないですよね!!

何故か?

自分で練習していないからです。

受験勉強も全く同じです。

 

受験勉強も全く同じです。

授業を受けても成績は上がりません。

自分で勉強しないと成績は十中八九上がりません!!

ですから、

武田塾は「授業」をしません。

 

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その代わりに、

どのように勉強すれば偏差値が上がるのか?

という「独学の勉強法」を指導します。

 

そんな武田塾羽生校では、無料受験相談(カウンセリング)を実施しています。

 

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