夏休みのうまい時間の使い方~高校3年生・既卒生編~
こんにちは!武田塾半田校です!
高校3年生、受験生の皆さん受験の夏が始まりましたね!
この夏の頑張りが秋からの模試の結果、ひいては志望校合格につながります!
しかしまだなんとなく何をして過ごせばよいのか、何をどうすればいいのか分からないかもしれません。
その疑問を解決して、夏休みを完璧に過ごしましょう!
夏休みの勉強時間は400時間!?
そうなんです!夏休みは400時間以上勉強しましょう!
夏休み40日と考えれば1日10時間ですね!
もちろん勉強は時間がすべてではありませんし、たくさんやったから伸びる、というわけでもないのが現実です。しかし絶対的な勉強量を確保しなければ合格は難しいでしょう。
これだけやった!というものが時間という数字で具体的にわかるのは自身にもつながります!
ちなみに筆者は444時間勉強しましたよ!
とにかく基礎!
夏休みが40日もあるけど何をしよう?と思ってはいないでしょうか。
受験の山場といっても特別なにかをする必要があるわけではありません。
むしろこの夏休みが基礎を固める最後の機会だと思いましょう。
英語であれば単語、熟語、文法できれば解釈。古文であれば単語、文法。
数学であれば、基本的な問題のパターンを覚えるなどが大切になってくるでしょう。
9月からはアウトプット中心の勉強に移行するので、基礎の完成度を高めるのは夏休みが最後の機会です。
また塾によっては応用問題などをたくさん解かせるのかもしれませんが、レベルのあっていない問題を解くのは非常に効率が悪いです。ここで焦らないことが重要ですね!!
他にもたくさん夏期講習を取らせる塾もありますが、取りすぎて消化不良になるようなことは止めましょう。
学校の補習も自分のレベルに合っているかどうか、そして取り過ぎて自習時間がとれないなんてことにならないようにしましょう。
もう申し込んでしまって取り消せないのであれば、一度授業に出席して早めに判断することをおススメします。
先生の顔色をうかがうのはやめましょう。あなたのこれからの人生がかかっています。
時間が有限の中で何をすべきか
英語で単語、熟語、文法を覚えなければいけない時期に、長文の授業を受けることが効率がいいと言えるでしょうか。
分からない単語、熟語、文法、解釈に追われて長文の一番大切な読解に意識が向きませんよね。
数学で基本的な解法パターンを覚えきれていないのに入試問題に取り組むことが効率いいと言えるでしょうか。
基礎が固まっていない段階だと理解に非常に時間がかかることが多いです。解答すら理解できないことも・・・時間は有限です。
自分のレベルに合った勉強を自分でやったほうが数倍効率がいいです。
おろそかにしていた副科目もしっかり!!
「副科目は夏休みにやればいいよ」と先生などから言われた人も多いのではないでしょうか?
国公立を狙う方も、今までは主要科目に時間を割いていたと思います。主要科目の基礎固めが終わっている方はこの1か月は共通テストのために副教科もしっかり勉強しましょう!
主要科目の基礎が固まっていない方は、主要科目の「一日にやるべきこと」が終わったら取り組むようにしましょう。
筆者の場合は副教科の試験全範囲を広く浅く勉強して、1月のセンター試験までにどれほど勉強しなければいけないのかを把握しました。先のことまで見通しが立ったのはよかったと思います。
浅く広く勉強した後はもう一度、最初から細かいところを意識しながらコツコツ勉強しましょう。志望校にもよりますが、名古屋大学志望でも8月の頭にあるマーク模試で6~7割ほど取れるようになれば十分かと思います。
但し、基礎でもつまづきポイントはたくさんあります。焦って勉強が薄くなりすぎるくらいなら、広くやろうとせず、完璧にする範囲を決めてコツコツ丁寧に進めましょうね。
体調管理もしっかりと!!
ついに夏休みだ!しっかり勉強するぞ!と思っているそこの受験生!
頑張るのは大変いいことですが、頑張りすぎて体調を崩してしまってはいけません。
1回体調を崩せば勉強のペースは大きく崩れます。睡眠時間、食生活、空調の管理に気をつけて毎日自己管理して無茶をせず頑張りましょう!
残りの夏休みを全力で!!
ここまで多くのことを述べてきましたが、すべてを実行しようとして無理をするのは止めましょう。ここでは一般論を多く述べたのであってすべてやらなくてはいけないわけではありません。
中には一日8時間で十分な人もいますし、副教科をそもそもやらなくていい人もいます。自分に合った勉強を確立しましょう!!
また夏休みが受験のすべてではありません。むしろ9月からはアウトプットの時期なので、夏頑張ったからといって気を緩めると大変なことになりますよ。(筆者の通っていた高校では9月以降頑張れるかそうでないかで合否が変わってきたと思います。)
既にインプットを終えて、夏休みをアウトプット中心に進める人に意識して欲しいことは、
アウトプットの目的は「実際に覚えたことが使えるのかを知るため」ということ。自分のインプットの甘さを把握し、都度インプットに戻るというめちゃくちゃ面倒くさい作業を入試まで続けましょう。特定の問題が解けるという勉強の仕方は全然ダメです。
何はともあれ残りの夏休みを頑張りましょう!!
最後に
いかがでしたか? 少しでも皆さんの受験勉強に貢献できたら、幸いです。
さて、志望校合格のために通塾するのであれば、高校3年生の部活引退後ではなく、早めに予備校や学習塾に通うことをお勧めします。 ただし、塾のスケジュールありきで高校生活が縛られては充実した高校生活はとても過ごせないと思いますので、塾選びは慎重に、自分のスケジュールに優しい塾を選ぶことをお勧めします。
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