皆さん、こんにちは!
函館市電中央病院前電停から徒歩1分、武田塾函館校です。
今回のテーマは「模試を受けた後に気を付けるべきポイント!」です。
皆さんは模試を受けた後は何を気にしていますか?しっかりと復習はできていますか?
夏以降、今まで以上にいろいろな模試を受けることになると思います。春に受けた模試の復習ができていないという人は、今のうちに復習して次回の模試に向けて対策しましょう!
今回のブログの内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも紹介されています。是非、これらの動画もご覧ください!
模試の判定は気にするべき?
毎年、春の模試が終わったあとに「模試の判定が悪かったのですが、気にしないでいいでしょうか?」という質問が届きます。
結論、春の時点では判定を気にする必要はありません。なぜなら、今の実力が模試で出てくる問題に届いていない可能性が高いからです。校舎長の先生方も、春の時期段階では志望校レベルの大学の判定がAでもBでもCでもスルーします。生徒のうちは偏差値や判定がすごく気になると思いますが、教える側になって実際に指導していけばいくほど、あまり関係ないと感じることが多いです。判定がいいに越したことはないと考える人も多いと思いますが、志望校に近い偏差値の大学でいい判定の場合は、逆に油断しないかなと心配になるという意見をもつ校舎長の先生もいます。
点数判定主義をやめよう!
模試を受けた後、点数で全てを判定するのはやめましょう!
受験生には点数判定主義の人がとても多いです。そんな人は、何のために模試を受けているのかをもう一度考えなおしてみましょう。模試は、本番の点数を上げるために受けています。その模試や過去問の点数をゴールにするのは全く意味がありません。
武田塾の模試で特に重要視されているのも、今までやったところがどれくらい実際の実力として反映されているかということです。まだやっていないところができていない場合は、これからやっていけば大丈夫なので気にしすぎないようにしましょう。それと同時に、すでに習ったところが思ったよりできていないことも模試を通して自覚してください。勘で当たったりすることもあるので、できている、できていないは厳しめにチェックをしましょう。
模試の結果で見るべきところ!
ここからは、皆さんが模試を受けた後に気にするべきところを3点紹介します。
①今の自分の実力にあった点数なのか
模試の結果で気にするところは、偏差値や判定ではなくて、今の自分の実力と照らし合わせて妥当な点数が取れているのかということです。もし、やっている参考書や授業のレベルから想定できる点数よりも低かったら危機感を持たなければいけません。
どうやって確認するのか?
模試の成績表には、解けた問題と解けなかった問題が書いています。その正誤を確認して、問題冊子と解答を使って復習するようにしましょう。
そのとき、
「この問題はこういう解き方だったんだ」
「この問題できてなかったけど、すでにやった範囲だな」
という風に、今の自分の実力からできるはずのことができているのかをジャッチしましょう!
②自己採点の結果と照合してズレがないのか
模試の結果が返ってきたとき、多くの人は成績表に載っている点数しか気にしないと思いますが、大事なのは自己採点の点数とピッタリ合っているかどうかを確認することです。国公立大学を受けるときや共通テスト利用を出すときに頼ることができるのは自己採点の点数だけです!普段の模試から正確にチェックをつけて、採点ができているのかを確認しておきましょう。
③大問ごとの正答率
模試の結果を見ると大問ごとに平均点が載っていることがあります。
それを見たときに、
・周りが点数を取れているのに自分が取れていないところはないか?
・解けるはずの問題が解けていないことはないか?
・時間配分をミスっていないか?
を確認してください。
後半の正答率の高い問題を解けずに点数を落としていたら、時間配分をミスしていることになります。どの順番で問題を解くかなどの戦略も次回のために考えましょう。
①から③を踏まえて次回の模試までに対策しましょう!
効果的な模試の復習のやり方
模試を受けた後は、何よりも復習が大事です!しかし、正しい方法で模試の復習をできていない受験生はたくさんいます。ここからは、模試の復習方法を紹介していきます!
復習の目的
復習の目的は、入試本番でどの分野の問題が出たとしても、初見で解けるようにすることです。解けなかった問題の中で解けるはずの問題があったときは、なぜ解けなかったのか原因を見つけることが大事です。解いたことがある問題の類題なのに解けなかった場合は、その問題の復習の仕方に問題があったということです。まずは、その問題を確実に解けるようにしましょう。その後は、関連した問題も復習して、周辺知識も補いましょう。やったことがある問題が解けないということは、参考書のやり方に問題があるのでやり方を変えなければいけません。自分では何が間違えているのかわからないという受験生は、是非武田塾に相談しに来てください。
ダメな復習
今回の模試に出ていた問題で「基礎問題精講」や「リードLightノート」のなどの何番の問題をやっておけば解けるのかを探すようなことはやめましょう。これは完全なる後だしジャンケンです。模試に出たからやるではなくて、どんな問題が出るのかわからないから、全ての問題を解けるようにするという心構えで参考書に取り組んでください。復習で大事なのはどこが出たのかではありません。模試の復習では、点数を気にするよりも、点数を上げるための方針を考えるようにしましょう!
今回のまとめ
今回は「模試を受けた後に気を付けるべきポイント!」をテーマに、模試の後に何を気にするべきなのか、そしてどのように模試を復習していくべきなのかを説明してきました。
模試の結果が返ってきたときに、偏差値、点数、判定、順位を気にする人が多いと思いますが、それらを眺めていても判定がよくなったり、点数が上がることはありません。
模試を受けた後に気にするポイントは、正答率と自分がやった範囲ができているかです。点数や判定で一喜一憂するのではなく、できなかった問題を分析して、参考書のやり方や復習の方法を見直すことで模試を最大限に活用しましょう!
武田塾 函館校
武田塾函館校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
■〒040-0011
函館市本町3-12 カーニープレイス函館 5階
■TEL.0138-85-8325
■受付時間
<月曜日~土曜日>
13:00~22:00 自習室も開放しています
<日曜日>
お休みを頂いております
■アクセス
市電 函館バス 中央病院前 徒歩1分
中央病院真向かい
1階に「家庭教師のトライさん」が入っているビルの5階