こんにちは。JR博多駅から徒歩3分、福岡市博多区にある大学受験専門塾、逆転合格の武田塾博多校です！！
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今回は「なぜ 試験で合否を決めるの？」についてお話ししていきます。
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なぜ 試験で合否を決めるの？
皆さんは 大学受験に向けて 日々研鑽を重ねていることと思います。
でも今回は 受験について ちょっと客観的に考えてみたいと思います。
なぜ 試験の点数で 大学入試の合否を決めるのでしょうか？
皆さんも一度は 不思議に思ったことはありませんか？
試験の点数で合否を決めるのであれば 頭がいい人に有利な制度ではないかと？
憲法では 自由や平等を謳っているのに 現実は勉強を強要させられ、
さらには 頭の良し悪しで行ける大学が決まる、不平等極まりない社会だと思いませんか？
では 大学入試とは 本当に頭の良い人に有利な制度なのでしょうか？
確かに いつも良い偏差値を残している人が
継続して良い成績をおさめているように見えますね。そんな人がそのまま
難関大学に入学していくような感覚に襲われます。
でも 武田塾ではこれまでに たくさんの逆転合格を成し遂げてきました。
偏差値が低い状態からスタートして 難関大学や 少なくともスタート時点の
偏差値では合格できない大学に 偏差値を上げて 合格してきました。
なぜ 逆転合格が実現できるのでしょうか？
偏差値が低いのは 決して頭が悪いからではないのです。
偏差値が低い人達は そもそも勉強をしてないか、勉強の方法を知らないだけです。
そのため 試験でも良い点数を残せず 自分に勉強面では 自信を持っていない
そんな状態に陥っているにすぎません。
そもそも武田塾では 頭をよくするような 能力開発プログラムなどは持っていません。
武田塾が皆さんに提供するのは 正しい勉強法だけです。
それも 復習を繰り返して 覚えるべきことを完璧に覚えましょうというものです。
ただこれだけで 偏差値が低かった人も 試験で点数がとれるようになり、
逆転合格へと大きな飛躍を遂げているのです。
つまり大学受験とは 正しい勉強法できちんと努力を積み重ねれば 突破できるものなのです。
なにも 頭が良い人でないと合格できないような 無理難題の世界ではないのです。
言い換えると 高校で努力してきたかどうか そこを確認する方法が 大学受験なのです。
従って 試験問題は努力すれば 誰でも解けるようになる問題になっています。
例えば 慶応義塾大学の日本史の試験には このような問題が出題されています。
問題：【「日本誌」に記された 閉ざされた状態を「鎖国」と訳した元オランダ通詞は誰か】
かなりの難問ですね。でもこれって クイズ番組と同じ出題と思いませんか？
「鎖国」というと 幕府が鎖国令を出したかのようなイメージがありますが違います。
外国からみた日本が閉ざされたように見えたのです。
「日本誌」というドイツ人が日本のことを記した書物を当時の日本人が通訳し
そこで初めて「鎖国」という言葉が発明されたのです。
しかし 誰がこんな言葉を発明したかなんて 普通知らない知識ですよね。
なんでこんな問題をだすのでしょう？
要はこんなことまで覚える努力をしてきましたか？と聞いているのです。
答えは：「志筑忠雄」(しずきただお) です。
でも安心してください。 他の問題はもっと標準的なレベルの知識問題が沢山出題されてます。
本問は最難関クラスです。
このように大学入試の問題は 受験生の努力をみているのです。
このような知識問題は頭がいいから答えられるのではありません。
勉強して 覚えたから答えられるのです。
勉強量を推し量る為の出題といえます。
これに対し 同じ鎖国をテーマにした東大の問題を見てみましょう。
少し古く90年のものです。
問題：【ロシアの使節レザノフの通称要求を拒絶した際の申し渡し書を参考にして
鎖国下の対外政策を150字以内で記せ】
決して難問というわけではないですね。鎖国とという他国と交易しないような
一般的なイメージを捨て、中国やオランダなど交易する国を選び 窓口を限定することで
その利益と海外の情報を幕府が独占することが 鎖国の状態だったことを記せば
正解になると思われます。
このように 東大では どれだけたくさん覚えたかではなく、資料などを示し、
そこから読み取れる情報を使って 説明を求める問題が多いです。
知識の詰め込みではなく 教科書の標準レベルの知識を土台に考える訓練を求めています。
が、決して 特別に頭が良い人だけが合格でいる問題ではないですね。
常識にとらわれず 資料を素直に読み、論理的に考える力が試されています。
このように 大学によって その問い方には特徴がありますが、大学受験とは 復習の量、努力の量を
確認するものです。成績が良い人、偏差値が高い人は 頭の良い人ではありません。
絶え間なく勉強を続けている人です。
つまり、大学受験とは 頭の良い人のみに開かれた門戸ではありません。
むしろ 誰もが正しい勉強を積み重ねることで 合格を手にすることができる制度なのです。
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