私大入試が難化！西南や福大の入試ってどうなるの！？

おはようございます！こんにちは！こんばんは！武田塾博多校です！

今回は「安全志向で福大や西南もさらに難化する！？」についてお話ししていきます。

福岡県内でも志願者数が多く、知名度的にも非常に有名な福岡大学と西南学院大学ですが、全国的に私大難化といわれるこの時代に、さらに難化していくのか？ということは、受験生であれば不安に感じていることかと思います。

そこで、今回は福大と西南の合格者割合を数字で見ながら、難化傾向について見ていきます。

私大難化

私大難化の原因って！？

●私立大学の定員管理の厳格化

こちらは2016年度から進められてきましたが、年々管理が厳しくなってきていたため、人気大学の競争が激化しました。安全志向が急激に強まり、本来であれば早慶志望の受験生がMARCHや関関同立レベルも受験し、MARCHや関関同立志望の受験生が成成明学獨國武や日東駒専、産近甲龍といったレベルの大学も受験するといった状況になってきています。したがって、ワンランク下を受験する生徒が増えてきているため、第一志望校に合格することが難しくなってきているのです。

●入試制度改革のタイミングで浪人を回避

今年度から共通テストへ切り替わるため、入試制度が徐々に変化していきます。このタイミングで浪人は避けたいと考える受験生は多いでしょう。そこで、確実に受かりそうな大学を受験する人も出てくるはずです。挑戦しない受験生が昨年以上に増えた様子がうかがえますね。

福大の難化傾向を数字で見る

まずはこちらをご覧ください！

	募集人数	合格者数	合格割合
2016	1825人	6836人	3.75倍
2017	1807人	6492人	3.59倍
2018	1807人	6093人	3.37倍
2019	2005人	5802人	2.89倍
2020	1997人	5897人	2.95倍

合格割合とは、募集人数に対して何倍の人数を合格にしたかを表す数値です(合格倍率ではありません)。数値が下がるほど合格を勝ち取りにくいということになります。上記を見るとお分かりの通り、合格をもらえる割合が年々減少傾向にあります。

西南の難化傾向を数字で見る

	募集人数	合格者数	合格割合
2016	923人	3878人	4.20倍
2017	1130人	3593人	3.18倍
2018	1048人	3312人	3.16倍
2019	976人	2955人	3.03倍
2020	897人	2477人	2.76倍

上記を見るとお分かりの通り、西南学院大学も合格をもらえる割合が年々減少傾向にあります。

さらに厳格化されることが予想される

福大・西南ともに、2021年以降もさらに厳格化されることが予想されます。したがって、今までなら福大･西南に合格していた人が、九産･久留米･福工大なら受かるといったことになり、九産･久留米･福工大に合格できていた人が、Fランと呼ばれる大学なら受かるといったことになっていくことが予想されます。

しかし、今まで350～400人の合格者を出していた大学が280～300人の合格者に減らしたというレベルなので、実際にこの難化が影響するのは、従来であればギリギリ合格していた受験生のような下位2～3割に位置する方々になります。

まとめ

私大難化に伴って合格割合は年々下がってきているものの、その影響を受ける受験生は合格ギリギリラインの下位2～3割に位置している方々なので、普通に勉強していれば合格は勝ち取れます。今までなら合格していた人が受からなくなるということで、中途半端な勉強だけはしないようにしましょう。

結果として、しっかりと計画を立てて受験勉強に取り組んでいれば、合格する人は合格するというシステムには何も変わりはありません。中途半端に勉強していたが受かっていた人が落ちるようになるということなので、きちんと対策を取りながら受験勉強を進めましょう！

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