逆転合格でおなじみ、拝島校から徒歩3分。武田塾拝島校です。
勉強するときに非常に厄介な存在、「誘惑」
ゲームだったり、テレビだったり、お布団だったり、スマートフォンだったり、マンガだったり、アニメだったり…色々ありますよね。
「受験のために勉強しなきゃいけない、定期試験のために勉強しなきゃいけない、でも…」
そんなこと、ないですか?
「受験勉強してるんだからそんなものはすべて捨てなさい!」
「終わるまで絶対しちゃだめだからね!」
なんて声もよく耳にします。
全て断ち切るべきなんでしょうか。
そのあたりについて今回はお話ししていこうかなと思います。
誘惑を全て断ち切るのはムリ!
考えてもみてください。
誘惑を全て断ち切った状態、つまり昨日までの自分とは全く違う人間になろうとしていますよね。
できます?
…そんなに人間強くないです。どうしても途中で破綻してしまいます。いわゆる””三日坊主””ってやつです。
もし、全て断ち切って頑張れたとしたら、その今まで我慢してきた反動で、その誘惑にのめりこむ可能性だってあります。(例:大学受験のためにゲームをすべて封印して志望校に合格しました。結果、大学入学後からゲームにのめりこみ、学業に支障が…など)
「じゃー誘惑に負け続けろっていうの!?」
ウェイウェイ、wait!
待って!誰もそんなこと言ってないから!
誘惑とうまく付き合おうぜ?っていう話を今からしていくから!
誘惑とうまく付き合うために
「うまく付き合うって何?どゆこと?」
簡単に言ってしまえば、「ガマンしすぎないこと」
誘惑を報酬(ご褒美)に変えましょう。小さなご褒美です。
・1日分の勉強がすべて完璧に終わったら、マンガを1話分見ていい。
・1日分の勉強がすべて完璧に終わったら、アニメを1話分見ていい。
・1日分の勉強がすべて完璧に終わったら、ゲームを30分やっていい。
・1日分の勉強がすべて完璧に終わったら、スマホの電源を入れていい。
などなど、その誘惑をやりたいがために頑張る!という方向にもっていきましょう。
受験勉強の真のご褒美といえば、「志望校の合格」ですよね。
ただ、かーーーーーーーーーーーーーなり先の話になります。大学受験なんてそんな先のご褒美のために頑張っても、どうしても途中で息切れしてしまいます。
巷にあふれているゲームでも1ステージごとにご褒美が設定されています。これは何故なんでしょうか。
例えばRPGゲームって、最終的な目標はラスボスを倒すことじゃないですか。ラスボスを倒すまで何ももらえないゲームってやりたいですか?私なら絶対やりたくないです!
そこで、モンスターを倒したり、区切りのいいところまで行くと、ゲーム内のキャラクターからご褒美がもらえたりします。ゲーム会社もゲームをプレイしてもらわないと困るので、細かくご褒美を用意することによって、ゲームをする動機を作っています。
・モンスターを倒すと経験値とお金がもらえて、レベルが上がったり強い装備が買える。
・ゲーム内キャラクターの依頼をこなすといいアイテムがもらえる。
・うまいことクリアすると隠し要素が出てくる。
などなど。
ご褒美が貰えることで、ゲームを続けてもらえるわけです。
もちろんすべてクリアしたあと、自分が満足できるまでやりこむ人はいます。
しかし、たいていの人は全部クリアして報酬が貰えなくなったらやらなくなります。
ご褒美・報酬が貰えるということをひとつの動機づけにしているんですね。
勉強にもこれは当てはめて考えることができます。
・テレビ見たいから頑張る!
・ゲームしたいから頑張る!
・マンガ読みたいから頑張る!
などなど、小さな達成報酬を目指して頑張るという動機づけになります。
正直私もそういった報酬を設定しなければ、勉強が長続きしませんでした。
好きな教科ばっかりやってたんです。嫌いな教科って絶対やりたくないじゃないですか。でもやらないといけないじゃないですか。
そこで、「嫌いな教科を1日分勉強出来たら、ゲームしていい」というルールを作りました。
すると短時間で終わらせたいので、その勉強に没頭します。すると、1時間くらいで終わってしまい、その1時間もあっという間でした。
何かに没頭している時間って一瞬に感じるじゃないですか。そんな感じでした。
しかも、しかもですよ、一瞬に感じた嫌いな教科が終わっているので、ゲームしていいんです!
こんないいことはなかったですよ!
私の体験談も踏まえてお話ししましたが、こうすると、日々の報酬設計をするとうまく付き合うことができますよ。
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