逆転合格でおなじみ、拝島駅から徒歩3分、武田塾拝島校です。
高校生ブログばっかりで中学生ブログ作ってませんでしたね。
お待たせしました!中学生のお子さんを持つ保護者の方々にはすごくいい記事に仕上がっていると思います!
しかも、これは高校生にも当てはまるかもしれません。
そのテーマとは…
「うちの子ホント勉強しないんです」
これです。
以前勤めていた塾から数えるともう覚えてられないくらい相談を受けています。
話を聞いてみると、「いやーそれは逆にやりたくなくなるよなぁ」といったアプローチの仕方をされている方がほとんどです。
親としては愛情からそういった行動をしてしまうのですが、愛が深すぎるがゆえに大事なところを見落としてしまいます。
そこで、今回は、多くのお母さん、お父さんが見落としがちな、中学生・高校生が勉強をしない理由についてお話していきます。
~~もくじ~~
1.楽しくない
2.勉強する意味が分からない
3.親への反発
4.何をしたらいいかわからない
5.やっても無駄だと思っている
6.まとめ
1.楽しくない
シンプルですが非常に大切なところです。
人間は「楽しい」ことについては全力で取り組みます。やる気も湧き水のようにドンドコドンドコ湧いてきます。
好きなこと、楽しいことをしていたらいつの間にか日が暮れていた。なんてことは誰でも経験があると思います。
「またゲームばっかりして!!もう!!」
しょうがないじゃないですか。誰でも勉強するよりゲームしてた方が楽しいんですから。
だから勉強しないでゲームばっかりやってるんですよね。
では勉強に目を向けてもらうにはどうしたらいいんでしょうか。
勉強が楽しくなればいいんです。
楽しければ勝手にやります。
楽しく勉強するには「成功体験」が必須。「できる」ことによって楽しくなってきます。
そも、ゲームってなんで楽しいんでしょうか。
それは成功体験が簡単に得られるように作ってあるからなんです。
強いボスを倒すために、レベル上げをする。
次のステージをクリアするために、新しい武器や防具を手に入れる。
ゲームには必ずクリア=成功・達成があって、特に難しいことをせず、簡単に成功体験を得られるから楽しい!と感じられるわけです。(もちろん鬼畜ゲーなんかだと相当難しいことはありますが)
人間の本能的な部分で「成功体験」=「楽しい」とプログラムされているんですよね。
なので、勉強を楽しくするためには、勉強を「できる」ようにしてあげることが一番の解決策です。
できる⇒楽しい⇒勉強をする
という流れに乗せてあげたら、あとは勝手にやるようになります。
勉強する意味が分からない
「勉強して何になるの?」
「タメになるっていうけど、いつ?」
こういった質問も生徒からよく聞きました。
おそらくは、あなたもこういう質問した経験や思ったことはあるんじゃないでしょうか。
この質問に対して真正面から正論を突き付けてはいけません。
「勉強していい学校行けたら、将来大きな企業に勤められてお金たくさんもらえるんだよ」
なんて将来のメリットについて話していませんか?
実は中学生にはこの言葉、届きにくいのです。
中学生にとって、まだ行ったこともない、高校・大学・社会なんてものはリアルに想像できません。
子供からしたら「うるさいなぁ。」と思われるだけです。
将来の話をするなら、別の機会にしましょう。
例えば、ドキュメンタリー番組を見ている時や、一緒に本を読んでいる時等、実際に体験していなくてもあたかも自分が体験しているかのような感覚に陥ることがありますよね。これを追体験と呼びます。
この追体験をしている時に将来の話をすると、非常に効果的です。
勉強についての話をする際には将来のことは口に出さないようにしましょう。
親への反発
親子喧嘩などをして信頼関係が一時的に崩れていると、親が望まない行動を取るためにあえて勉強しないという場合がよくあります。
このケースは「勉強しなさい」という親の一言が引き金になるのが圧倒的に多いです。
「宿題終わったの?!早く勉強しなさい!!」
「今やろうとしてたの!!!」
これは一番ダメなケースですね。
反発を招いたら絶対に勉強しません。
しかし、子どもは「親の言うことを聞かないといけない」ということは頭で分かっているので、一時的に勉強するフリをしますが、同時に心では「あのババアまじムカつく」のようなことを思っていたりします。
そのモヤモヤをどうやって解消するか。
あえて親が望まない行動をとることで解消します。
親は勉強してほしいと思っている。つまり、勉強しないということです。
勉強してもらおうと思ったら、もっと別の伝え方が必要です。
まずは「勉強しなさい!」は絶対禁句ということは肝に銘じておいてください。
行動を叱る
お母さんによくありがちなのですが、つい感情的になって
「この前宿題忘れた時、次はちゃんとやるって言ってたけど全然できてないじゃない!いつになったら出来るようになるの!さっさとやんなさい!!」
なんて怒ってませんか?
叱るということは、あなたの価値観を子供に伝えること。
人格否定レベルの罵声に近い言葉を浴びせられて、その話をまともに聞くと思いますか?普通聞きませんよね?
まずは冷静に行動を分析し、その行動を正してあげなければなりません。
具体的にわかりやすい言葉で伝えてあげる
言葉って便利ですけど、正確に伝えるとなると意外と難しいものなのです。
あなたと子供との間に大きなズレが生じてしまいます。
「宿題を早くやりなさい」
ではなく
「宿題を〇〇月△△日までに丸付けを終わらせて、そのまま持って行って先生に出せるようにしなさい」
「テスト勉強をちゃんとしなさい」
ではなく
「テスト1週間前までに(日付でもいいです)、学校のワークを2回ずつ解いて、×がついたところは出来るようになるまで繰り返し解きなおしなさい。1週間前になったら全体を通してもう一度やり直しなさい。」
といったように、「ちゃんと」「はやく」「しっかり」などつい使ってしまいがちな言葉は封印して、自分が思っている「ちゃんと」「はやく」「しっかり」などの言葉を具体的な言葉で伝えてあげてください。細かくなればなるほど正確に伝わりやすくなります。
論理的に叱る
中学生にもなれば、宿題などをやらなければどうなるかくらいわかってきます。高校生なら猶更ですね。
その論理をなかったことにして「勉強しなかったらスマホ取り上げるからね!(ゲームさせないからね!)」などの言葉をかけてしまうと、「なんで!?」となります。
論理的な説明をされていないので、すごくモヤモヤします。僕もこのくらいの頃はモヤモヤしてました。
論理的な説明のないものは「罰」として受け取ってしまって、一時的に「ヤバい」と思って勉強するようになるかもしれませんが、一過性のモノです。すぐに元に戻ってしまいます。
罰を与えるのではなく、論理的に説明してあげてください。
「宿題をやって提出物を出さないと、学校の成績が下がって、あなたの生きたい高校にいけなくなるよ。やるべきことができない人間は信用されなくなるよ。私はそんなふうになってほしくないんだ。宿題してほしいな」
論理的な話になっていませんか?
中学生にもなればこのくらいの論理は理解できるくらい成長しています。
宿題などをやらないのは、「このままだとどうなるか」をリアルに想像できないだけなのです。
リアルに想像する機会を作ってあげるだけで十分なのです。
「これをしてしまうと、こうなってしまうよ。これをやれば、こうなるよ」
といった道筋を示してあげることが大切です。
何をしたらいいかわからない
「勉強しないといけないことはわかってる。
わかってるけど、何すればいいの!?」
こんな悲鳴が聞こえてきそうです。
なんででしょうか?
それは勉強のやり方を習っていないからです。
習っていないのだから「何すればいいの?」「どうやってやればいいの?」となるのは必然ですね。
たとえば、目隠しをした状態で突然知らない場所に連れてこられて、「はい、今からおうちに帰ってね!」と言われても困りますよね?
私でも正直帰れる自信ありません。
何をすればいいのかわからないのに、やる気がわくわけがないんです。
やってみせ 言って聞かせて させてみて
ほめてやらねば 人は動かじ
山本五十六の有名な言葉ですが、「勉強しなさい」ではなく、「これをこうやって勉強すればいいんだよ」と正しいやり方を教えてあげてください。
やり方がわかれば勉強することへのハードルは下がり、「こうやるんだな」と想像できることで、やる気がわいてきます。
やっても無駄だと思っている
やる気というものは、「自分が出来ること」「出来そうなこと」にしかわいてきません。
「やっても無駄だな」と思ってしまったらやる気なんて起きるわけがないんですね。
ではなぜ無駄だと思ってしまうのか。
過去に勉強したけど成績が上がらなかった経験があるから。
頑張ったのに結果がついてこなかったのであれば、やっても無駄だなと思っても仕方ないですよね。
ここになっても「勉強の仕方」がキーワードになってきます。
やり方がわからなくて我流でなんとか頑張ったけど、結果が伴わない。
そうすると「私なんて馬鹿だから勉強しても無駄だ。つまんない」となって勉強しなくなってしまう。
余計についていけなくなって……無限ループですね。
やっても無駄というマイナスイメージはどんな子供の可能性をも奪ってしまいますね。
まとめ
「勉強しなさい!」だけでは勉強するようになりません。
特に、将来のことを想像するのが難しい中学生だからこそ、本人の気持ちを尊重しながら勉強の動機付けをしてあげることが大切です。
子供の将来を心配するあまりつい成績や勉強するという行動だけで評価してしまいがちですが、行動するときには気持ちが伴います
その気持ちをないがしろにしてしまってはどうしても反発が生まれます。
一人の大人として気持ちを尊重しながら、適切な方法で動機づけをしてあげたいものですね。
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