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過去問で差をつける!武田塾式過去問の取り組み方とは?

みなさん、こんにちは

小田急線秦野駅 北口から徒歩3分

秦野市から難関大学へ逆転合格をさせる大学受験予備校・個別指導塾の武田塾 秦野校です。

今回のブログは受験勉強をしたことがある人ならだれもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

と思う問題のひとつに”「赤本勉強」はいつからやればいいの?”

という悩みに対して記事にしました!

受験生は、受験勉強において赤本はいつごろから取り組むべきなのでしょうか??

本記事では赤本(過去問)をやる時期・使い方などを中心に解説していくのでぜひ参考にしてみてください。

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直前期でライバルと差をつける武田塾式過去問の取り組み方とは?

 

直前期において一番重要なのは、

「過去問➡参考書➡過去問➡参考書…」

といったように「過去問」と「参考書」を交互に使用する勉強法が特におすすめです。

この過去問のやり方によって、成績が大きく変わります。

そもそも、過去問をやる目的とは?

赤本の目的をひとことで言うと、

志望大学と現時点の実力との距離を測ること

「合格するために”何が必要か”を把握するため」

です。

直前期に、

「なにをやるべきかわからない…」

がわからない状態で勉強していてもあまり良い結果にはならないでしょう。

直前期の過去問の演習はその”なんとなく”を解消し、自分のやるべき弱点を見つけ出します。

そして、”何を改善するか”どのように改善するかを定めることが重要です。

過去問演習で知るべき情報とは?

それでは、具体的にどこに注目し過去問を使えばよいでしょうか?

そのポイントとして

①難易度

⓶問題の傾向

③種類

④問題の数

⑤問題を解くのにかかる時間

⑥適切な時間配分

過去問を通じて本番力を鍛えよう!

これらの6つの項目を使い、みなさんには本番力を鍛えてほしいと思います。

この本番力とは、すごく曖昧な言葉ですが、

「どの問題を」「どの順番で」「どのくらい時間をかけて」

勉強するかという戦略をたてることで、試験本番になったときに焦らないようになります。

直前期の過去問はどのように取り組むべきなの?

先ほど、直前期の過去問の使い方として

「過去問➡参考書➡過去問➡参考書…」

をやりましょうとお話ししていきました。

概要はこのような形で勉強を進めていけば良いのですが、「どのくらいのペースでやっていくか」等もう少し詳しくお話ししていきます。

どのようなペースで過去問をやっていくか?

それでは、過去問と参考書はどのくらいの比率で勉強していけば良いでしょうか?

直前期とひとくちにいっても「10月や11月」と「1月」では過去問の解くペースは当然かわっていきます。

また、生徒様の進捗度に応じてかえていきますが、あくまでも目安だと思ってください。

過去問は徐々に量を増やしていく!

10月や11月はまだ志望校レベルと同等の知識を得られていない生徒も多くいらっしゃるのはないでしょうか。

この時期の、過去問はどのくらいやれば良いでしょうか?

結論をお話しすると、9月など過去問を解き始めの時期は週に1年分くらい解いていきましょう。(生徒様の状況によって変わってきますが…)

この時期ですがまだ志望校レベルの教材まで到達していない生徒様が多いことでしょう。

ですので、

”日々の勉強がしっかり身についているのか?”
”志望校合格までどのくらい実力差があるのか?”

を意識しながら勉強しましょう。

つまり、この時期は過去問に多くの時間を割くというよりかは、参考書に多くの時間を割くと良いでしょう。

新しい参考書を使う?それとも、今まで使った参考書を使うべき?

過去問をやっていく中で、特に重要なのが「参考書の選定」となります。

これは、『現在の課題』に対して変わります。

ですので、現在の課題が「今まで使用した教材」で解決できるならば今まで使用していた教材で解決していきましょう。

仮に、間違えた理由が今まで使った教材で解決できない場合には、新しい参考書を使い対策を立てる必要があります

これらのことをふまえて、直前期の受験計画を立てていきましょう。

入試本番と同じように取り組む

12月は過去問演習の時間をどんどん増やしていきましょう。

もちろん、過去問をやるだけでは伸びませんから、必ず苦手分野を必ず参考書を使って克服してきましょう。

この時期重要になるのは

「入試本番と同じように取り組む」

この段階の赤本演習では、
・制限時間
・目標点数
・採点
などの項目をしっかりと設定したうえで、取り組みましょう。

そして、

「どの問題を」「どの順番で」「どのくらい時間をかけて」

という受験を本番を想定して取り組んでいきましょう。

赤本ノートを使って過去問を分析しよう!

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では以下で赤本ノートについて詳しく説明していきます。

まず赤本ノートの目的は、「しっかりと記録すること」にあります。

赤本演習によって浮き彫りになった弱点をノートに書きこむことで、勉強計画を立てやすくなります。

赤本ノートに書く込む事項は以下です。

まず①から⑥のテスト形式に関する事項を書き込みましょう。

赤本ノートに書きこむ項目とは?

①問題数
大問数と小問数をそれぞれ記入する

②難易度
解いた過去問のレベルの参考書と比較して、簡単か難しいかの判断。
過去問の数をこなして来たら、同じ大学の過去問の中での難易度での判断でもよい。

③時間的余裕
見直しをしても時間に余裕があるのであれば、有
見直しで時間ぴったり程度であれば、標準
時間内に解き終らないのであれば、無

④問題タイプ
問題の難易度が知識(基礎)と応用のどちらに寄っているかの分析。
難関大の入試形式であれば、基礎重視の量が多い構成と、応用中心の量が少ない構成のどちらかが多い。
参考書の問題がそのまま出てくるような形式であれば、知識型
融合問題や、覚えただけでは解けない難問が出てくるのであれば、応用型。

⑤解答方法
あてはまるものすべてにチェックする

⑥出題分野・形式、特徴
・英語⇒長文の数、文法問題の量と種類、分野別など。
・理系科目、社会⇒知識問題や小問集合はあったか、大問のみの構成か。どの分野が出ているか、記述・論述などは出ているか?
・国語⇒現代文、古文、漢文などの大問の構成。漢字は出るか、記述は出るか、現代文の分の種類は、知識問題や文学史はでるかなど。

赤本ノートを使って細かく分析をしよう!

Ⅰ時間配分
見直しを含めて、時間内に解き終えることができたか。
本番での緊張などを踏まえると本来の試験時間よりも5~10分程度は余裕があれば◎。

Ⅱ解答順
切る問題、解く問題、時間がかかる問題、すぐ解ける問題の取捨選択が適切にでき、解ける問題を解き終らないことがなければ◎。全ての問題を解かなければいけないというわけではなく、合格点に必要な部分が解けたかどうか

Ⅲ理解度

勘で当たった、自信がなかったという問題がなく、解けたと思った問題は全て正解できていたか、問題文や設問の理解ができていたか。
わからない問題が合格に必要な点数以下に収まり、合格点を取れていれば◎。

Ⅳ実力分析

傾向やチェックに内容と過去問の結果を踏まえ、反省点や今後の課題などを記載する。
過去問演習が2回目以降の場合には、前回の結果と比較し、できるようになった点があればそれも記載する。

Ⅴ対策
苦手な分野・形式をリストアップし、課題を明確にし、それをどうやって克服するかを記入する。優先順位や実際に対策をする内容などは特訓の際に講師と相談の上で決定する。ただし、だからといって、自分では書かないということはせず、自分なりに課題のリストアップと優先順位をつける練習をすることが重要。

Q&A

無題

Q&A① 赤本は何年分解きべきか??

志望校と志望学部が決まっている人は、そこの過去問を最低2年分は解きましょう。

欲を言えば、第一志望校は10年分、第2志望校は5年分解ければ申し分ないと思います。

志望校が決まっていても、志望学部が決まっていない人はどうするか?

そのような人は、ひと通り、第一志望校の学部の過去問を解いてみてください。

その結果で受験する優先順位を決めると良いでしょう。

(例)例えば早稲田志望の場合、商学部、文学部、人間科学、社会などひと通り、複数の学部の入試を解いてみてください。

Q&A⓶ 目標点はどのように設定すれば良いの?

結論からお話しすると、

合格最低点の1.1倍した点数を狙うのが良いでしょう。

目標点を定めるポイントとは?

私のおすすめは下記3ステップです。

ステップ1 「どのくらい足りていないか?」を把握する。

ステップ2 「得意分野から点数をアップを目指す」

ステップ3 科目ごとに「何点上げられるか?」を細かく分析する。

Q&A③ 第1~3志望過去問はどの順番で解くべきか?

第1志望と第3志望を解く際に

第1~3志望のレベルが同じケース

「各大学・各学部・各学科」で10年分はやるべきでしょう。

第1~3志望のレベルが違うケース

第1志望の過去問を一番優先的にやりましょう。

年数としては、10年分やりましょう。

第2志望は第1志望より少な目で実施すると良いでしょう。

年数としては、最低でも3年分~5年分は実施しましょう。

第3志望としては、2~3年分実施しましょう。

こちらは、合格点が取れるかどうかという観点で過去問を解いていきましょう。

Q&A④ 9月、10月は過去問をどのように挑むべきか?

・点数は全く気にしないようにしてください

➡「どうすれば合格点に近づけるか?」を考えるのが目的

※甘めの採点はしないようにしてください。

・まずは時間をはかって真剣に解いてください。

➡制限時間を過ぎても解ける問題を解く

解いた問題を3つに分類する

1.今までやった参考書で解ける問題

2.分野別を追加すれば解ける問題

3.現時点では解けない/解く必要が無い問題

過去問はどのステップで改善していくか?

ステップ1 今やっている参考書で解ける問題を確実に取る

ステップ2 分野別参考書で配点が高い参考書を優先的にやる

ステップ3 「ステップ1」「ステップ2」ができるようになったら過去問を解く

ステップ4 「ステップ3」ができるようになったら次の参考書へ

※ステップ1~ステップ4を繰り返し行っていると徐々に対策が片付いていきます。

対策が片付くにつれ、過去問の演習量を増やしていきましょう。

 

まとめ

赤本を解いて、間違った問題を答え合わせしている作業だけでは、大きな実力アップは見込めません。

先ほど、赤本は「志望大学と現時点での実力との距離を測るもの」と述べました。

大事なのは、赤本を解き終わったあとの、「志望大学との距離を埋め為の勉強」です。

赤本で発見した改善点に対して、勉強計画を立てて取り組んでいる時間が、大きく実力アップが見込めます。

そのため、赤本に取り組み始めたら、1週間の初めに赤本を解く時間を取り入れてください。

そして以下の①から③のように過去問をやった結果・問題をもとに以下の対策を講じましょう

①今までの参考書の復習

②追加の参考書をやる必要性

③後回し

また正確に判断できるようにするために、

・時間を定めて解く

・本番を想定した解き方で解く

・初見の状態で解く

など、問題集と同様の取り組みではなく、テストを解くことを前提に取り組みましょう。

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