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マークと記述 どちらかは取れるけどどちらかが取れない 対策は?

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

模試や実戦演習を重ねた時、「マークは取れるけど、記述が取れない」または「記述は取れるけどマークが取れない」といったことは起こっていませんか?

同じ科目の問題である以上共通事項も多いですが、問題に対してのアプローチを学んでいないと取れないことも出てきます。

今回はここに焦点を当ててみましょう。

マークは取れるが記述が取れない

まずはこちらから見ていきます。

採点基準を知らずに減点

記述式解答には「部分点」が存在します。

キーとなる言葉やフレーズがいくつか設定され、それがあるごとに点数化されるという感じです。

ただし、採点基準は各大学に委ねられていますので、部分点の扱い方は大学により若干の違いはあるでしょう。

とはいえ、大まかな考え方は共通している部分も多いと思いますので、記述対策の参考書を使って基準を見ておくのは一つの対策になります。

記述式の問題で思うように点数の伸びない場合は、この部分点の取り方がうまくいっているかどうか確認してみてください。

模試などでは△として点数が付けられていることが多いですので、自分の書いた答えと模範解答を見比べてみて、うまく書ききれていないところを学びましょう。

選択肢に頼り切りすぎないこと

英語や特に現代文で起こりやすいことですが、選択肢と本文を見比べただけで答えを判別する、選択肢頼り切りの解き方をしていると、記述式の時に自分で答えを書くのが難しくなります。

もちろん、マーク式の問題の解き方として間違っているとは言いません

ですが、一度解い後で確認する際に、根拠となる文をしっかりと自分で探せているか、またそれが記述解答だったら同じような内容で書けるかを常に注意しておくとよいでしょう。

記述式の問題に挑戦する必要がある場合には、記述を意識したマーク式の勉強を取り入れてほしいと思います。

問題とキャッチボールを

記述式で良くしてしまうミスは、

・そもそも問題で聞かれていることに答えられていない

・英作文では、三単現や複数の s がない

・解答根拠が複数ヶ所あるのに、1ヶ所にしか目を向けられていない

等があります。

問題に答えるというのは、問題を作った人に投げかけられた質問に対してそれに合った答えを返す、いわゆる言葉のキャッチボールのようなものです。

相手が自分に何を求めているのかを把握し、それに合うような答えを返すようにしましょう。

問題文をしっかり読んでいないのは、相手から来たボールを受け取らず、自分が前から持っているボールを投げ返すようなものです。

まずは、相手の言葉をしっかり受け止めましょう。

記述は取れるがマークが取れない

記述は取れるけどマークは取れない、というのはどちらかというと少数派かもしれません。

とはいえ、一定数あり得ることです。

注意すべき点を見てみましょう。

ひっかけにうまく掛かってしまっている

マーク問題では4択あるいは5択の内、どれかは必ず正解です。

つまり、答えがあらかじめ記載されている状態なのです。

それを間違わせるために、問題作成者は間違うように誘導しようとし、紛らわしい選択肢を紛れ込ませます

記述ではある程度解答できているのにマークだと取れない場合、このひっかけにかかってしまっている可能性があります。

例えば早慶レベルになると、

・ものすごく細かいところでの判断が求められる

・消去法を使用しないと選びきれない

・2択が残り、どちらも答えとなりそう

など、選択肢自体の読解力も必要になります。

選択肢を分析し、どこが違う角度で書かれているのか確認を怠らないようにしましょう。

共通テストでは情報の見極めを

共通テストの問題では設問を解くためには不必要な情報も多いです。

問題文の全情報を使うのではなく、問題ごとに必要な情報をとらえる練習をしましょう。

「全訳できるけど解けない」

「本文の意味は分かるけど解けない」

という状況になることさえありますので、解答根拠の箇所を普段の勉強から意識してみましょう。

記述が取れるということは”実力はある”ということです。

傾向に慣れることで一気に解けるようになる可能性を秘めていますので、うまく対応させましょう。

ちなみに、これには共通テスト対策の参考書で演習・対策するのが一番です。

無対策ではなかなかいい点は望めませんので、ある程度の時間を掛け対策を試みましょう。

おわりに

同じ科目と言えども、記述とマークでは必ずしも同じ能力を尋ねられていない場合があります。

それぞれの特徴をとらえ、それぞれに合った解答を試みてください。

こちらの動画もご参考に
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