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過去問スケジュールの立て方 どの問題にどれくらいの量取り組むか

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

先日、10月11月には必ず過去問に取り組もうというお話をしました。

では、過去問に取り組む順番と量はどのくらいがいいのか、優先順位の付け方を考えてみましょう。

志望校対策としての過去問の取り組み

実力試しではなく、志望校対策としての優先順位の付け方を考えてみましょう。

実力試しの過去問演習とは一線を画す

武田塾には「段階突破テスト」と呼ばれるテストがあります。

日大レベル、MARCHレベルなどそれぞれのレベルの終了テストみたいなものなのですが、ここではそのレベルの大学の過去問に挑戦してもらいます。

そして、本当にそのレベルまでの学習内容が身についているかの実力確認のための過去問演習としています。

ですが、ここから先では、実力試しではなく志望校対策としての過去問演習法としてとらえてみてください。

基本は志望順位が高い順

志望大学がはっきりしている時には、迷わず志望順位が高い順に取り組みましょう

いわゆる赤本には大学により『2~7年』分の過去問が掲載されています。

最低1冊分は取り組みましょう。

2年間で少ないと感じる時には、それより前の赤本を手に入れるか、またはインターネット上の情報サイトなどを有効活用しましょう。

複数学部に出願予定の時

大学は確定している、学部は4~5学部に出願しようと思っているという時にも、まずは学部ごとの優先順位を考えましょう。

優先順位次第で、最新年度の問題のみ4~5学部解く方法と、1学部を数年分解く方法に分かれるためです。

1つの学部に特化して対策した方が問題への適応も高くなるため、全学部を薄くやるよりも1学部を濃く勉強したほうが高い効果が見込めます。

特に早稲田や慶應、MARCHでは学部ごとに問題傾向の違いもあり、戦略の立て方にも違いが出ます。

最終的には受けようと思う全学部に取り組んでほしいですが、すべてが中途半端ということにならないように気を付けてください。

優先順位が決まっていない場合

多くの学部に出願する際、「○○大学」に入りたい、学部はそこまでこだわらない、という場合もあると思います。

その時には、一旦いろんな学部の問題を1年分解いてみて相性を確認し、その後に優先順位を決めるという方法も使えます。

その際には優先順位が決まった時点で、優先度の高い学部から対策しましょう。

点数化しに行くか志望校選択かでやり方が変わる

志望校選定の場合には横断的な使い方に、点数を取りに行くときには縦断的な使い方にしましょう。

あらためてですが、

横断的・・・いくつかの大学・学部を1年間だけ解いてみる

縦断的・・・1つの大学・学部を数年分解いてみる

という違いです。

相性の良さを見つけたいのか、得点力UPを目指すのか、目的に応じて使い分けましょう。

スケジュール

計画的に取り組まないと「○○大学の△△学部」全く解いていない、ということが起こってしまいます。

参考書等での学習も並行されますので、いつまでにどのくらいの量を解きたいのか、実際に解けるのかスケジューリングをしましょう。

第2志望以下は少なめになる

第1志望を最優先とすると、第2志望以下はそんなに多く解かない場合も出てきます。

第1志望対策で力を付けることが出来ていれば、第2志望以下の対策は1~2年で終わらせられることがあるためです。

理想は第1志望である程度の目途が立ったら次に移る、ですが、うまく進まない可能性も考慮しましょう。

滑り止め大学でも 過去問経験ゼロ はまずいです。

早慶を受ける実力があってもMARCHレベルの問題に本当に対応できるか、確認は怠らないでください。

計画の立て方

第1志望の赤本を1周し、そこで見つかった弱点補強のために復習や問題集をしている期間で第2志望以下の大学の問題を週に1年分くらい入れる

というのが無理のない回し方でしょうか。

第2志望がいけたら次、という風に優先順位に従って取り組んでいきましょう。

第2志望辺りで全く歯が立たないという時には、その時点で戦略の練り直しが必要となります。

併願校が多い時には要注意

物理的に可能かどうか考えて

併願校が多くなればなるほど、比例して過去問の量も多くなります。

例えば10の大学・学部を受けようとし、それぞれ5年分解こうと思うと計50回分になります。

1週間で2回分できると仮定すると25週間、半年かかる計算になります。

もちろん、すべてを5回分取り組むことはないかもしれませんが、残された期間の中でどれだけできるのか、どれだけ取り組まなくてはならないのか、おおよその計画を立てましょう

参考書の復習のことを考慮するのも忘れないようにしましょう。

おわりに

どんなに多くの過去問を解いたところで、それだけでは力にはなりません。

解いて採点することのみが目的にならないように気を付けてください。

合格可能性がある点数を取れると満足してしまいがちですが、それも危険です。

あくまでも本番で取れるようにするために活用する、という気持ちを持ち続けて取り組みましょう。

こちらの動画もご参考に
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