青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
今日は昨日の内容の続きをお送りします。
今回は英語科目における受験失敗につながりそうな質問集。
モリテツこと森田鉄也先生がよく聞く質問を挙げてくださっています。
自分が同じ思考に陥っていないか自問しながら読んでみて下さい。
受験に失敗してしまうかもしれない英語質問15選
前回の4つよりだいぶ多いですが、16個挙げてみましょう。
少し耳が痛い内容もあるかもしれませんが、これからの思考を変えることが大切です。
その気づきとしてくれると嬉しいです。
Aタイプ やりたくない? or 無駄なことはしたくない?
① コレって覚えなきゃダメですか?
② 文型ってとらなきゃダメですか?
③ 音読って何回やればいいんですか?
④ 復習って音読だけすればいいですか?
⑤ 復習って何時間やればいいですか?
⑥ 単語と文法どっちやったらいいんですか?
⇒ 英文解釈と文法どっちやったらいいですか?
⇒ 英文解釈と長文読解どっちやったらいいですか?
⑦ 構文ってやらなきゃダメですか?
⑧ 全訳ってしなきゃだめですか?
⑨ 要約ってした方がいいですか?
いきなり9個を羅列しました。
「~しなきゃだめですか」「~すればいいんですか」のパターンですね。
これらの質問から透けて見える心境は
「できればやりたくない」「無駄なことはあらかじめ回避したい」
でしょうか。
出来るだけ楽な道へ進むための後押しが欲しいかのような質問内容に見えてしまいます。
やる必要があるかどうかは、状況を聞いてみないことには何とも言えません。
前回とも重なりますが、行動には理由が伴います。
何か高めたい力があるのであればそれを行動に移すことが大切、基本的にやらなくていいことなど少ないです。
また、どっちやったらいい?系の質問ですが、基本的には両方やったほうがいい、が答えになります。
単語も英文解釈もどちらも必要とされる内容だからです。
本当に効果が出ないと思われること以外はやったほうがいいです、が答えです。
Bタイプ 長文読めない系
⑩ 単語も構文もわかるけど読めないんです。
⑪ 1文1文は分かるんですけど、長文は読めません。
「わかるけど、読めない」
これははっきりしてますね。
読めていない、が結論です。
単語がわかり構文がとれていれば、よほどのことがない限り1文は読めているはずです。
それができていないということは、単語が解釈のどちらかに問題がある可能性が高いです。
1文1文がわかるんですけど、という質問では内容を忘れてしまっている、文同士・段落同士の関係に注意が払えていない、読めない文章が途中にあるなども考えられますが、一番は実際には読めていない、ということが考えられますね。
「読めていない」のには必ず理由があるはずです。
~はわかるけど、と前置きするのはやめましょう。
Cタイプ 些事マウント型
⑫ 先生他動詞って言ったけど、辞書には自動詞も載ってるんですが?
⑬ 不可算名詞って言ったけど、可算名詞もあると辞書にはあるんですが?
⑭ 単語の言い換え問題なのですが、この文脈使えばこれが言い換えになるんじゃないんですか?
先生や参考書、赤本の解説などに自分で調べた知識でマウントを取ろうとするパターンです。
極端に言うと、動詞には他動詞の使い方も自動詞の使い方も存在するものが多いです。
そして、名詞は可算・不可算両方で使うことができるものも多くあります。
そんなことは多くの英語の先生は理解しているでしょう。
情報は多く与えるほど良い、という訳ではないのです。
その時に伝える、必要なだけの情報量を判断するのも先生方の仕事です。
もし調べた内容を先生に確認しに行くのであれば、
「じゃあ、その時の使い方説明してくれる?」
と言われた時にスラスラと答えられるレベルにまでしておきましょう。
調べることは決して無駄なことではありませんが、不必要な情報を判断できないままでトリビアを増やすような勉強は避けましょう。
その他2つ
⑮ シスタンで足りますか?
シスタンが完璧ならばこの質問は理解できます。
シスタンが完璧になってまだ余裕があるようであれば、受ける大学によってはプラスの単語帳を考えることもあり得るでしょう。
ですが、極論、使った単語集で合格が決まるということはないのではないでしょうか。
解釈や長文の勉強の中でも単語の確認は常についてきます。
1冊目が完璧になってその上で単語にさらに時間をかけ、安心感を持ちたいときには次の1冊に手を出すようにして下さい。
⑯ ○○大学受けるんですけど、何やればいいですか?
大学受けるために何をするか、というのはあまりにも漠然としています。
例えば
『○○大学では~要約問題が出されます。
要約力を高めるにはどんな方法がありますか?』
などの具体的な内容であれば答えようもありますが、あまりにも漠然過ぎる内容の質問は控えるようにしましょう。
どの大学を受けるにおいても基礎力の養成は必須です。
単語、文法、解釈を最低限終えていて、過去問に挑戦したけど分野によって取れていない、など具体的な方向性が見えてきた上で対策を質問するなどすれば効果はあると思います。
自分で考え動くことができる自立心を
今回紹介したような質問をする生徒さんの特長は、
自分で考えられるところを人任せにすることが多い
自分で取り組めるところをすっ飛ばして漠然とした内容が多い
というところにあります。
まずは自分で考えて動けるところまで自分でするという自立の気持ちを持ちましょう。
自分だけで解決できないところまで来たらその時は遠慮なく他の人を頼っても構いません。
そして、質問したいと思ったら出来るだけ具体的にすることが、相手からより質の高い返答をもらえるコツです。
漠然としたした質問には具体的な回答がしにくいものです。
人にまかせきりにならず、自分でも考えてみる癖を付けましょう。
おわりに
今の時点で、紹介したような質問をしていたとしても、すぐに変えることが可能です。
今自分で思考・行動しきれていないとしても、変えられるところを変えよう、というのが今回の大きな趣旨の一つです。
やれることはまず自分でも動いてみる
を大切にしましょう。
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