青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
本日7月2日、12時50分ごろ、東京のコロナ感染が100人を超えたとの産経新聞社からの発表がありました。(その後107人と発表されましたね。)
こうなることは当然予見されてはいたのですが、なぜ止めるのが難しいか、そして今回の教訓を受験勉強に活かすことはできないかということを考えてみましょう。
自分でも「思考」してみてくれると嬉しいです。
なるべくしてなってしまった100人越え
6月後半から東京での感染者数が50名を超える日が続いていました。
この状況から見て、近いうちに100名を超えるのは間違いないだろうという予測をした人も少なくはないのではないでしょうか。
私もその一人です。
これから書く内容は「誰が悪い」などという見解を立てるつもりはありません。
「思考・決断・行動」という側面から受験生の皆さんにも真剣に考えて欲しい内容です。
なぜ再び100名を超えたか
6月には緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開、そして県をまたいでの移動も通常通りとなりました。
その時点で感染者数が0にはなっていませんでした。
経済活動が始まると人と人との接触は間違いなく増えます。
そして今話題の中心となっている「いわゆる夜の街」にも人の流れが戻るのは明白でした。
ですが、経済活動の停滞によって日本に与えた影響は大きすぎ、もはやもう一度経済を止めることが難しくなっていました。
決断の難しさ
50名感染が連続して「東京アラート」基準になりかけた時、都は基準となる数値を取り下げます。
もし、基準の数値そのままで行くとしたら、「アラート」が発動されていてもおかしくはありませんでした。
では、どうして直前に取り下げたか。
そこに決断の難しさが孕んでいます。
倒産に追い込まれた企業の数、コロナが原因の一つとなって雇止めにあった人の数をこれ以上増やすことで日本に与える影響の大きさを考えずにはいられなかったのでしょう。
今後の動きがどうなるかはまだ見えませんが、緊急事態がもう一度宣言されるとしたらさらに大きな問題となりそうです。
と、ここまでは皆さんも耳にしているであろう現状です。
では、ここから見える「思考・決断・行動」の難しさとは何かについて見ていきます。
決断・行動には敵が多い!
何かを考え、自分なりの決断を下し、行動に移る。
そういう経験はこれまでもそしてこれからも皆さんについて回ります。
その時に敵となるものがいくつかありますが、特に大きいのはこの2つです。
・自分自身
・外部への配慮(外部からの圧力)
自分自身
長い自粛期間が明け、自粛期間のストレスを発散したいと考えた人が多かったようです。
過度の緊張状態から解き放たれた時、その反動で緩みが大きくなります。
そうすると、自身の思考が甘い方向に流れます。
「緊急事態も解けたし、もう大丈夫なんだろう」
「自分がかかることはないだろう」
「かかっても大した事なさそうだし」
などなど、甘い判断になってしまってもしょうがない部分もあるかもしれません。
そのような甘い思考感覚になると、決断も甘くなってしまいます。
「もう十分我慢したから外出しても大丈夫でしょ」
「みんなもう外出るだろうし、自分もいいでしょ」
と、深く考えることなく決断を下します。
そうなると後は歯止めが利かなくなり、行動へと移行します。
その後はみなさんご想像の通りのことが起こってしまいます。
自分自身が原因となる一つには、この判断の甘さと、気持ちの弱さがあります。
外部要因
自分ではしっかり考え、厳しい判断をしようとしても、外部からの誘いや圧力がある場合もあります。
そこに気を使ってしまい、致し方なく決断を下す場合もあるかもしれません。
こちらは自身の考え方を変えるより難しいですが、冷静に考えることで正しい決断を下すことも可能です。
相手に気を遣うのは正しいことかもしれません。
しかし、それ以上に正しい判断をすべき時もあるということも同時に言えるのです。
受験勉強にどう関係する?
受験勉強に置き換えてみましょう。
自分自身
自分の弱さを断ち切ることが出来ていますか。
「なぜ大学に行きたいのか」「なぜ○○大学なのか」「なぜ○○学部なのか」
こういうことはしっかりと考えられていますか。
「まだ時間があるから大丈夫」「今日一日くらいサボっても」「これくらい出来なくても何とかなる」
というような甘い判断はしていないでしょうか。
決断を下し、何かしらの行動(勉強しないで遊ぶという行動も含め)を起こす前に、理論的に考えてみてください。
「共通テストまで200日しかない。残り200日で○○点とるためには何をしなくてはいけないか」
というところを掘り下げて考え、そこから今の自分に必要なことを導き出し、取る行動を決断する。
そして実際の行動に移す、
という、ごくごく当たり前のようですが、なかなかできないことを継続していくことが受験対策には必要です。
外部要因
自分では目標とする大学や学部が見えている、でも周りから「無理じゃない」という言葉をかけ続けられてしまう。
そういうことが続くと自分の判断が間違っているのではないかと思ってしまい、志望校変更や迷いが生まれてきます。
迷いが生まれると新たな決断まで時間がかかり、勉強という行動を起こせなくなってしまう、これが外部要因の一つです。
もう一つは、身の回りに勉強以外の誘惑が多く、そちらに引っ張られてしまうところにあります。
「ちょっとくらいSNS見てもいいよね」
「疲れたから動画サイトで楽しもう」
という方向に流れてしまい、短時間ならまだしも、長時間にわたって勉強から離れる行動をとってしまいます。
どちらも冷静に考えてみてください。
すでに7月とはいえ、まだ勉強する時間は残っています。
まずは学力を上げるために出来ることを考えましょう。
そして目標をかなえたいと思うなら、しなければいけないことは自ずと見えてきます。
自分自身で考える、そしてすべきことを決断し、行動に移す。
一人でするには難しい部分ではありますが、行動に移すことが出来なくてはその先にはつながりません。
確かにそれほど強い精神力を持つのは簡単なことではありません。
ですが、きちんと考え、何をしなければいけないかが見えるところまでは比較的たどり着くことが出来るでしょう。
今必要なことを正しく判断し、是非とも行動に移すようにしてみてください。
おわりに
3月からのコロナ禍において、学べることはたくさんありました。
もしかしたらこれからの社会が大きく変わる一つのきっかけにさえなってしまう可能性さえあります。
今回の件に関してまだまだ感じていることはありますが、今回は、
正しく考えた上で決断し行動する
これを受験に向かう皆さんに是非取り組んでみてほしいと思います。
繰り返しになりますが、簡単ではありません。
ですが、是非挑戦してみください。
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