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【勉強法】高田先生から新提案 -日本史アウトプット勉強法-をご紹介

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

みなさんの勉強の中心は「インプット」「アウトプット」どちらが中心となっているでしょうか。

どんな科目・分野においても、まったく知識のない最初の段階はインプット中心の勉強になってしまうのは誰もが通る道だと思います。

今回ですが、武田塾教務の高田先生が日本史の「アウトプット勉強法」をご紹介してくださっていますので、ここで紹介したいと思います。

ちなみに、高田先生は2020年度センター試験で日本史95点を取っておられます。

是非、参考にしてみてください。

日本史アウトプット勉強法

日本史勉強法としていますが、もちろん世界史や地理などの他の社会系科目にも応用可能です。

自分が覚えた内容を問題集以外でアウトプットする勉強法と考えてみてください。

用語暗記は○だけど・・・

日本史の問題集として多くの人が使っているのではないかと思われる参考書が

「日本史スピードマスター」

「一問一答」

です。

一問一答は数種類ありますが、使い方の大きな流れは同じです。

これらの参考書にはまとめページも存在していますが、大きな目的は設問に対する答えの用語を瞬時に答えられるようにする、つまり用語の暗記がメインの参考書となります。

これらの参考書を使った際、用語はわかるけど流れや順番の問題になるとなかなか対応できなくなる、という経験をした人はいないでしょうか?

基本用語を覚えることはもちろん重要な勉強です。

ですが、これから皆さんが立ち向かう試験では、用語を覚えただけでは対応できなくなる問題が触れることも考えられます。

では、どういう勉強をするとこの部分の補完が出来るでしょうか?

記憶を書き出して確認しよう

具体的な勉強法です。

まずはコピー用紙や裏紙などの白紙を用意しましょう。

そして、一度参考書を読んだ後にそれを閉じ、出来事を順番に書き出していきます

主な書き出しポイントは

・政治における中心人物

・戦争

・法律

などとなるでしょうか。

日本史の大きな流れとして、天皇が存在し、その下に実質的に国を動かす中心人物(将軍・執権など)が存在します。

そして天皇家や将軍家では世継ぎをめぐり争いが起きることが多いです。

争いのもとの多くは自分が政治の中心に立ちたいという願望から。

そして一度中心に立った人物(組織)では、意のままに動かそうと法律を制定し周りへ提示します。

もちろんこれが日本史のすべてではありません。

ですが、中心人物から周辺へつなげると本当に覚えているかの確認にもなります。

アウトプットの実際

例えば鎌倉時代を見ていきます。(全部は無理なので部分的です)

最初の将軍は誰か → 何が起こったか → 次に権力を持ったのは → 作った制度は

という形で時代順に追うことが出来るとよいでしょう。

源頼朝が将軍に ⇒ 鎌倉幕府を成立 ⇒ 源頼家 ⇒ 将軍の力落ちていく ⇒ 北条政子の家に実権が 

⇒ 父時政が執権に ⇒ 8代時宗 ⇒ 蒙古襲来(文永の役/弘安の役)・・・・・・

とごく一部の流れを書いてみました。

まず流れだけであればこれくらいのレベルから、そしてさらに覚えている重要語句を書き足していくことも可能です。

侍所・問注所・六波羅探題・守護地頭・御恩奉公

などなど、一問一答系で覚えた用語を確認していくことで流れと用語が結びつきます

実際の問題を解くには流れの理解は必須になる

歴史系の問題には「時代順に並べ替えなさい」という問題が出題されます。

このような問題に対応できるようにするためには流れの理解は必須です。

いきなり細かい部分に入りすぎてしまうと「難しい」という感覚になってしまいますので、まずは大きな流れをとらえること、そしてそれをどんどん細かくしていくと負担も少なくなると思います。

読んだらわかる ⇒ 紙に書いて人に説明できる

これはほかの科目でもそうなのですが、参考書を読んで「なるほどわかった」のレベルで終えてしまわないようにしましょう。

読んで満足することなく、白紙に自分で書き込んでそれを人に説明できるようになることが最終目標です。

自分でオリジナルの年表を作るくらいの気持ちで、アウトプット練習をしてみましょう。

せっかく用語を覚えたのに使えない知識となってしまっている、ということのないようにアウトプット学習法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

おわりに

今回紹介した内容は社会系ではもちろんですが、他の科目でも可能です。

理科系であれば実験について「目的→方法→結果→導ける理論」の順で書き出す

英語であれば自分で例文を書き込み、そこに文法解説や構文解釈を書き込んでみる

など、自分なりに工夫することで応用可能です。

是非、取り組んでみてください。

こちらの動画もご参考に
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