こんにちは！武田塾五位堂校です！
5月ももうすぐ中旬。
受験生の皆さんの中には、やりたいことが見つかっておらず
「とりあえず行けるところで出来るだけ偏差値が高い有名大学を目指そう」
という考えで受験勉強を始めたはいいものの、だんだんと当初のモチベーションが保てなくなってきて
「なんでこんなつらい思いして○○大学目指しているんだろう……」
と、若干五月病気味の人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな人のために、大学受験の結果である学歴が就職活動においてどのように影響してくるのかを書きたいと思います！
就活のステップと学歴の関係
これを読んでいる受験生の皆さんは「就活っていったいどんなことをするの？」という疑問をお持ちの方も多くいると思いますので、まずそこから解説していこうと思います。
就活でやることとしては、大まかに
・企業の説明会に参加する
・インターンシップに参加し就業体験を積む
・エントリーシート（履歴書）を書く
・面接
が挙げられます。
では、このうちのどこで学歴による選別が始まるのか。
その答えは、顕著なのは「企業の説明会」と「エントリーシート」です。
残り2つの前段階にも、多くの企業の場合エントリーシートの提出を求められるので、そう考えると学歴は就活のすべてに影響してくると言えます。
それを物語るエピソードとして、
「そこまで有名ではない大学出身の就活生が大企業の説明会にインターネットで申し込もうとしたところ、申し込み開始時刻になったとたん一瞬で満席となり申し込めなかった。
一方、早慶や旧帝大出身の就活生が同じサイトを見たら空席と表示され、申し込み開始から数日後でも普通に申し込めた」
「有名大学出身のA君は3年生の冬ぐらいから就活を始めて4年生の春過ぎに大企業の内定を勝ち取ったが、無名大学出身のB君は1年生からインターンシップに参加し積極的に就活をしていたにもかかわらず、エントリーシートが通らないせいで面接まで進むことが出来ず、内定がなかなか得られなかった」
というものがあり、ここからわかるように就活での学歴による選別は皆さんの想像以上に苛烈です。
学歴は努力の証明
ここまで読んだ方の中には、
「学歴と仕事ができるかどうかに直接関係はないだろう！理不尽だ！」
と考える人もいらっしゃるかもしれませんし、その気持ちは大変よく分かります。
実際のところ、就活においても学歴だけがすべてではありませんし、有名大学に通っていても適性のミスマッチや景気の影響などで就活に苦戦する場合はあります。
ですが、採用する側の立場から考えた場合、学歴は努力してきた・努力できることを証明するものの一つであることもまた事実です。
新卒採用の場合、一部の例外を除いてその人の今持つ能力ではなく、今後の成長を見越したポテンシャルでの採用になります。
それはなぜかというと、エントリーシートと数回の面接のみでは、残念ながらその人が本当に仕事が出来るかを見抜くことが難しいからです。
その中で仕事が出来るようになる可能性が高いかどうかを判断する手掛かりになるのが、エントリーシートに書いてある情報、ひいては学歴になります。
昨今の情勢により直接会っての面接やインターンが難しくなっている現状を考えると、エントリーシートに記せる情報が就活において持つ重みはどんどん増していくと考えられます。
コロナ禍が数年で収まらない、または類似した状況に今後陥る可能性を考えると、
やりたいことが明確に決まっていないならば、よりネームバリューが高い大学を目指すというのが賢明な選択だと私は考えます。
いかがでしたでしょうか？
現実的なお話にはなってしまいましたが、受験に対するモチベーションアップの一助となれば幸いです。
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