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現役神戸大学生が教える共通テストとセンター試験の違いとその対策

 

 

現役神戸大学生が教える共通テストとセンター試験の違いとその対策武田塾五位堂校五位堂校講師で神戸大学生の井上です。

 

 

みなさん、お久しぶりです!

 

今回は、初めて共通テストを受けた経験者として、こうした方が良いというアドバイスや、これは避けた方が良いという忠告などを紹介したいと思います!!

 

共通テストについて

そもそも、共通テストとセンター試験の違いがあまりよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

1番変化したのは英語です。

リーディング(R)とリスニング(L)の点数配分がセンター試験ではR:L=200:50でしたが、共通テストではR:L=100:100になりました。

従来よりもリスニングの比重が大きくなっていますが、受ける大学によってリーディングとリスニングの比率が変わってくるので自分で調べるのが1番でしょう。

ちなみに、私が受験した神戸大学はR:L=4:1の比率でした(今年度は変化しているかもしれないので、必ず各自確認してください)。

英語で変化したのは配点だけではありません。

リーディングでは発音・アクセント問題や文章を埋める問題がなくなり全部長文になりました。

 

このため、初めて共通テストの問題を解くときは時間が足りないかもしれません。

しかし、長文を早く読む訓練をしたり、共通テストに慣れることで解決出来るので安心してください。

読む速度を上げるためには速読英熟語の中の長文のシャドーイングがオススメです。

 

リスニングは1回読みの段問があります。

 

センター試験では全て2回読みだったため、大きな変化と言えるでしょう。

 

ですがこれも共通テストのリスニング教材を聞き込むことで解決できます。

Z会共通テスト実践模試リスニングがオススメです。

 

国語は現代文と漢文が2種類の文章を読んで比較するという形式が導入されました。

きめる!共通テスト現代文、古文・漢文、Z会共通テスト実践模試で形式に慣れると良いでしょう。

 

他の教科も少し変化していますが、基本的にはセンター試験と変わりありません。

センター試験では教科書や参考書と同じような形で出ていた問題が、読解力や思考力を測るために少し変わった形で出てくるだけです。

本質は変わらないので、特に特別な勉強をする必要はなく、本番で焦らないために、事前に過去問や予想問題を解いていれば十分です。

 

私が対策していて良かったと思ったこと

1番は、センター試験の過去問です。

 

共通テストに変わったとはいえ、大筋はセンター試験とほぼ同じなので過去問は絶対に解いておいてください。

 

特に、社会科目と古文漢文はセンターと共通テストでほぼ変化がないため、過去問をたくさんすればするほどいい点数を取ることができるようになります。

 

私は理系なので社会科目は地理だけだったのですが、問題集は買っておらず、センターの過去問と学校で使っている教科書とプリントだけで十分に点数が取れたので、無駄に問題集を買うよりは過去問10年分を完璧にするほうが効率よく点数を取れると思います。

 

武田塾のルートでは地理は

山岡の地理教室 PART1

山岡の地理教室 PART2

共通テスト集中講義

Z会共通テスト実践模試

の4冊となっています。

 

 

古文漢文も、必要な知識はセンター試験の時代から変わっていないので、センター試験が解けないと共通テストも解けません。

 

ですからまず過去問で点数を取れるようにしましょう。

 

古文単語は知っておかないと解けない問題がありますし、敬語を知っていないと誰の言動なのかが分からないので、まず学校で習ったことを完璧に暗記しましょう。

 

漢文も句法を知らないと書き下し文に出来ませんし、書き下し文も古文が分からなければ読めません。

このため、順序的にはまず古文を勉強し、ある程度文章が読めるようになったら漢文を勉強してください。

 

私がしていて良かったと思う他のことは、数学の問題形式に慣れることです。

 

多分初めて数学を解く人は時間が足りないと思います。

 

1Aは試験時間70分の間に、必須の大問2つと選択問題の大問3つから2つを選んで解きます。

2Bは試験時間60分の間に、必須の大問2つと選択問題の大問3つから2つを選んで解きます。

 

限られた時間の中で自分が取れる最高点を取るためには、事前に計画を立てておく必要があります。

私の場合の解き方を紹介します。

 

まず、私は大問に最長で何分かけるかをあらかじめ決めていました

 

模試を受けるときも、その制限時間を意識して解いていました。

 

共通テストになってから、必須の大問には少し変わった思考力のいる問題がでるようになりました。

ですから、理解に時間がかかると時間が足りなくなるかもしれないので、私はまず選択問題の大問から解くことにしていました。

 

選択問題の大問は、

確率の大問

整数問題の大問

図形の大問

の3つの中から2つ選ばなければなりません。

 

本番は解きやすい大問を解きたいでしょうから、どれにするか悩むかもしれません。

 

このため、私はなにを優先的に選ぶかも先に決めていました。

 

まず、整数問題はあまり問題数がなく、出てくる問題も似ていたので私はよく選んでいました。

 

次に、図形問題も、どの法則を使えばいいかさえ分かれば完答しやすいので整数問題の次に選んでいました。

 

確率問題は、自分が1つでも勘違いしてしまうと全て間違える危険があったので、図形問題を解くときに使う法則がどうしても分からないときに解くようにしていました。

 

このように、あらかじめ優先順位をつけておくことで、選ぶ時間を削減出来ます。

 

ちなみに2Bは選択問題が、ベクトルの問題、数列の問題、確率統計の問題の3問で、私は確率統計の勉強を学校でもしていなかったので悩むことはありませんでした。

 

あと、数学で1番大切なのは、必ずしも100点を狙わないことです。

 

数学の問題は特に大問の最後の問題など、少し工夫して解かないと解けない問題が出てきます。

 

その時にいかに早くその問題を諦めて次の問題に進めるかが重要だと思います。

 

満点を取らなくてもいいのです。

合格に必要な点さえ取れればいいので、そのことを頭に入れて問題を解きましょう!

 

できるだけ満点に近い点数を取るというあやふやな目標ではなく、

数学 90点

国語 150点

地理 70点

のように具体的な目標点を持っておくと問題が解きやすくなります。

8割と9割を狙うのでは解き方や対策が変わってくるためです。

 

私がやって(やらずに)後悔したこと

1番の後悔は英語のリーディングです。

 

私の代は共通テスト初めての代だったので、大幅に変わったリーディングの問題サンプルが少なかったので、模試も、問題集も、全て試行問題と同じ形の問題が出てきたのです。

 

手紙を読む大問

レシピを読む大問

ブログを読む大問

伝記を読む大問

最後は物語文か論説文

という形しか解いたことがなかったのです。

 

このため、私は本番でもこの形式が出ると信じて疑いませんでした。

 

この形に合わせて時間配分を考え、読み方も決めていました。

 

しかし、本番には全く違う形式の問題ばかり出ました。冊子を開いたとき、私の頭の中は真っ白になりました。まさか違う形が出てくるなんて想像していませんでした。考えてきた時間配分も解き方も忘れてしまって、とにかく急いで問題を解いたところ、模試よりもかなり悪い点になってしまいました。この経験で私は、所詮試行問題は試行問題なのだと痛感しました。特定の形式にのみ使える解き方は本番で形式が変わった時に全く使えなくなります。どんな形式が出てきてもいいように、偏った勉強をせず、基礎力を上げる勉強をしましょう。

あともう一つ後悔していることがあります。それは、何度も言われたにもかかわらず、終わった教科を引きずってしまったことです。多分ほとんどの受験生の皆さんは、「終わった教科のことは考えるな。友達と話したりもするな。切り替えて次の教科を受けろ。」ということを何度も言われていると思います。私も何度も言われましたし、頭では理解していたのですが、やっぱり本番で少し引きずってしまいました。言葉でいうのは簡単ですが、いざミスをすると想像以上にショックを受けます。「こんなに言われたんだから引きずらないだろう」と考えるのではなく、「もしかしたら引きずってしまうかもしれないから、意識して次のことを考えるようにしよう」と思ってください。

 

最後になりましたが、たとえどんな結果に終わろうとも、将来自分が後悔しないようにしてください。全力で勉強を頑張ったが第一志望に受からなかったとしても、将来、その経験はきっと自分の自信につながります。「受験期にあんなに頑張れた」という事実は、これから先の人生に強い味方になるでしょう。不合格のあとはショックを受けるかもしれませんが、後悔することはないと思います。1番辛いのは後悔することです。後悔先に立たずとは言いますが、少しでも後悔があると、これから先その後悔をずっと背負って生きていかなければいけません。後悔ほど辛く意味のないものはありません。今は合格できるか不安に思うより、出来ることをがむしゃらに頑張ってください。後悔のない様に。

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