今回は、勉強に欠かせない「ノート」について、
「ノートまとめ勉強法撲滅!」
「成績が上がる復習ノート術」
の二本立てでお送りしたいと思います。
ノートまとめ勉強法撲滅!
皆さん、ノートまとめ、してますか?
全国の多くの高校生は、教科を問わずまとめまくっていると思います。
高校生・予備校に通う浪人生がその日の授業内容を放課後にもう1度別のノートにキレイにまとめたり、色ペンや付箋を使用して見やすく工夫したりするのはよくあるパターンだと思います。
定期テスト前にまずはノートをきれいにまとめてから勉強スタートする高校生も多いと思います。
ですが、ノートまとめは成績が伸びないことをみんなに気づいてほしいです。
「そんなことはない!」と、あまりいい気分にはならない人もいるかもしれません。
そこで、皆さんに質問です。
ノートをまとめ終わった後に書いたことを覚えていますか?
まとめ終えた直後ならともかく、数時間後には多くの人が覚えていないと思います。
ノートまとめに3時間・4時間使ったとしても、結局は書いたことを覚えていません。
それは、勉強ではなく作業の時間です。
勉強するための準備でしかないのです。
綺麗なノートを作っているときではなく、それを見返し、覚えるときに初めて成績が上がります。
ノートをまとめている間は成績が上がりません。
「自分で時間をわざわざかけてまとめずとも、まとめられた参考書が存在しているのでそれを買ってしまえば1発」
このことに気が付いてほしいです。
例えば予備校の授業でも、多くの人は一生懸命ノートをまとめていると思います。
でも、本屋さんに行って習っている予備校の先生が作った参考書を買った方がキレイで正確です。
参考書以上のノートは作れません。
まとめるとしたら、その参考書に追加で書き込んでいくのが一番早いです。
ノートを自分で一からまとめている時間は、はっきり言って無駄です。
最初から参考書を用意して参考書で勉強しましょう。
ここまでノートづくりをズタボロに評してきましたが、ノートづくりが全く意味がないという訳ではありません。
意味あるノート作りの例の一つは、覚えられなかった英単語をノートにまとめた場合です。
中央に線を引き、左側に覚える単語、右側に答えを記入することで片方を隠してテストできる形でのノート作りはとても有効です。
参考書に載っていない細かい知識にオレンジペンを使って、赤シートで隠してテストできるような仕組みなら意味があります。
また、参考書で苦手な部分をピックアップしたり、参考書でカバーしていない覚えたい知識をテストする目的で作ったノートは意味があります。
英文解釈や数学の問題を解くときや、参考書を覚えるためにノートを使ってください。
まとめるためにノートを使わないでください。
今回のまとめ!
ノートのまとめは単に作業になって覚えられない!
テストができる仕組みにまとめるなら実用的!
間違えを解いたり覚える目的でノートを使おう!
成績が上がる復習ノート術
次は、有効なノートの使い方についてもう少し細かく見てみようと思います。
今回は武田塾の勉強法である参考書を使った勉強にフォーカスして、参考書を使うときのノートの取り方について例を紹介していきたいと思います。
数学の問題演習の参考書を例に説明していきます。
ノートの取り方を間違った子の例を考えてみましょう。
皆さんは問題集を解いているとき解き方、答えがあっていたら丸を付けますよね。
では解き方、答えが間違っていた時はどうしますか。
ある子は解答を赤ペンで写していました。
解答をしっかり写しており、一見よさそうに見えますよね。
でもよく考えてみてください。
解答を赤ペンで修正して成績が上がるなら、大多数の人はそうしているのですから、皆成績が上がっているはずですよね。
ですが、実際はそんなことはないということは実感していると思います。
すなわち、成績を上げることにおいて解答を修正することにはほとんど意味はないと言えます。
なぜ間違ったのかをしっかりと理解しないまま、ただ答えを書き写す形で修正だけして勉強が終わっていると、成績は伸びません。
ではどのようにノートを使えば、成績を上げるために効果的なノートとなるのでしょうか?
ここで大事なのが、解き直すということです。
間違った問題はすぐに解き直しをしましょう。遅くても当日にやり直すのがいいですね。
次に大事なのが復習するということです。
例えば1日に数学の問題を10問解いて、2問間違えたとしましょう。
先程の考え方に沿って勉強を進めれば、一日の終わりにはこの間違えた2問は解き直して100パーセント出来るという状態になっているはずですよね。
それをさらに定着させ、確実に出来るようにするために「1日の復習」というページをノートに作って、そこにその日間違えた問題をやりましょう。
間違えた問題は1日で合計3回解くことになりますね。
復習のページで問題が100パーセント解けたら問題を理解し、解けるようになったと分かります。
このチェックが需要なポイントです。
初見で解く
→できなかった問題を解く
→1日の復習としてできなかった問題を自力で解けるかチェック
これを実践すればできないまま先に進むことがなくなります。
ちゃんと全部当たるまでやることが勉強のポイントです。
最後に、武田塾の高田先生のノートにはあって皆のノートになかったものを紹介します。
これはある人も多いと思いますが、高田先生のノートに無かったものは「問題文」です。
高田先生曰く「問題文を写している時間が無駄」だそうです。
ただ、数学は問題文が少ないということもあり、別に写したらダメということはないそうです。
問題を解いたノートを見返したときに問題がどのようなものだったかわかる、自分で書くから条件に気を付けられるようになるなどの利点もあります。
ただ、ネクステのような参考書の問題を写している人はいませんか。
ネクステの問題を写すのには長い時間がかかります。絶対にやめましょう。
いかがでしたでしょうか?
皆さんにはこれを機に、一度自分のノートを見返してみてほしいです。
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