まず、MARCHレベル志望者向けから紹介します。
次にそれ以上のレベル志望者向けを紹介します。
まず、marchのためのMARCHルートにかかる期間は8か月、使う参考書は一冊です。
化学基礎・化学基礎問題精講です。
難しい参考書です。基礎問題精講はコスパが良いというか、問題数それほど多くないけど、ぎゅっと詰まっています。
リードLightノートやって、基礎の問題はしっかりやっているはずなので、そのあと大門形式でよく出る問題・注意しなければいけない問題とかを一通りさらっておけば、標準的な問題と呼ばれる難易度は一通り対応できます。
この参考書の良いところと言ったらやはり解説ですよね。
解説が凄くまとまっているというか、丁寧に説明されています。
解説までできるようになってほしいですね。
問題がただ解けるだけだったら、基礎問の良いところを生かしきれませんので、解説まで含めて仕上げるようにしてください。
一冊仕上げるなら基礎問題精講という人は多いんじゃないかなと思いますけどね。
続きまして、早慶等MARCHレベルより上の大学を目指すための、MARCHレベルのルートです。
週数が13週、参考書の冊数は2冊になります。
化学レベル別問題集3上級編と重要問題集のA問題のみを解きます。
化学レベル別問題集3上級編はコンパクトで問題が絞られて解説が詳しく、このレベルで最初にやっておくと楽な参考書といった感じですね。
理論化学は特に式を立てるのが難しいです。
どういう風に式を立てたらいいんだという筋道が立てにくいです。
このレベル別問題集の解説を見たら、こういう風に式を立てる、この数字にはこんな意味があるといったように一個一個説明してくれているので、特に理論化学苦手な人でもあの解説を読めばわかるかなと思います。
全レベル別問題集とかもあります。あれでも代用が効きます。
この参考書もコンパクトにまとまっていて。
なんならもっと下のレベルの1,2をリードLightノートの代わりにあれを使ったらどうなのというのもあると思うんですけど。
時間がなかったらあれだけを通してやるのもいいと思いますね。
日大レベルからをまず一か月で終わらして、次にやるのが重要問題集です。
基本的に化学の勉強って重問を極めるっていう勉強法だと思うんですよね。
合格者が口々に言うことです。
だから、重問にいかに入れるようにするかというのが、特に難関大では大事になってきます。
それこそ、できる人だったらよくあるテンプレルートだったら、セミナーからの重問!
セミナーは学校の問題集やリードLightノートで変わりが務まるからそれでいいとして、じゃあレベル別3は挟まなければいけないのか、飛ばしてもいいのかとなったときに、これは結構人によります。
要は、重問の解説にいきなりついていけるタイプだったら、もうレベル別3をカットしていきなり重問に入っても良いです。
でも、厳しかったらちょっとクッション挟んで、レベル別3からやりましょう。
重要問題集って確かに、問題のチョイスとかすごくいいと思うんですけど、解説が結構あうあわないがあります。
式の立て方など、重問の解説では理解できない子も多いと思うんで、そういう人には是非レベル別問題集3をオススメします。
何故AとBを分けているのかという話なんですけど、これは最悪時間が無かったら、A問題だけでも完璧にしてほしいからです。
時間があるなら、AとB両方やってもいいんですけど、ただそれをやったら結構中途半端になったりとか、詰まってしまって終わりきるころには前の問題を忘れていることが結構あるので、A問題だけをやったほうが挫折率も低くなるし、ある程度の時間で一定の到達点まで行く、要は模試で結果を出すようになるまで行くから、そっちのほうがやりやすいためA問題だけを先にやります。
分野別のばらつきを減らすことができます。
ここまで仕上げれば、早慶ルートに入る土台ができる、MARCHレベルまでの問題が仕上がったということになります。