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武田塾五位堂校責任者の母校・国立信州大学の変遷・国際化について

武田塾五位堂校責任者の安積です。

一般的な大学紹介は新鮮味がないため、私の大学時代を紹介したいと思います。

教養時代

 

1年は教養で環境系の授業ばかり受けていました。

総合大学ですので、教養科目もかなり多岐に渡り受けられるのが信州大学の特徴です。

私は興味がある環境系の授業ばかり受けられて大変楽しかったです。

 

1年の夏の1回目のテストは皆さんより先に受けさせてもらいました。

というのも、体育会のテニス部に所属しており、北信越のテニス予選とテストが重なってしまい、先生方にお願いし、普通の生徒より1週間ほど早くテストを受けさせてもらいました。

 

印象的な先生は1年生の時の繊維学部の数学の先生。

 

微分積分だったのですが、兎に角板書が早い。

学生は書くので精一杯。授業中に理解する時間がありません。

今思うと、プリントを配ってゆっくり説明してくれたらよかったのになと思います。

板書で授業の時間がつぶれるというのは一番もったいないです。

 

そしてこの先生のテストも恐ろしくむずしかったです。

1年の時代に一番点数が取れなかったのがこの先生の微積の授業でした。

この先生の微積と環境系のゼミ以外はほぼ満点に近い点数が取れていました。

大学の微積と高校の微積は1年ですが、本当に天と地ほどの差があるなと思いました。

1年生の学部授業は微積以外はかなり簡単で、微積以外は高校の復習のような印象でした。

 

中国蘇州大学への国費留学

↑蘇州大学留学中の写真。98年当時エアコンはぜいたく品。教室にはエアコンが設置されていました。寮にもランクがあり、私は安いエアコンなしの寮に住んでいました。

 

私は学部3年の時に中国の蘇州大学に国費留学させていただきました。

信州大学繊維学部は毎年2人の国費留学枠があります。

理系ということもあり、応募者がほとんどいませんので、2年生から毎年応募すれば卒業までには国費留学がかなりの確率で可能でしょう。

 

 

注意点があり、留学中も信州大学へは学費を納入する必要があります。

中国の大学への学費は納める必要がありません。

当時は授業料免除は学部にて直接申請の必要があり、留学中の申請ができないため学費免除が受けられませんでした。

現在はどうでしょうか。

留学前に学費免除についてもよく調べたほうがよいでしょう。

 

 

アメリカもしくは中国への1年以下の国費留学が可能です。

アメリカの大学は学費がとても高いですし、入学テストなどとても大変ですが、国費留学でのアメリカ留学は手続きも大学がやってくれて簡単、学部内テストも形式的、学費もただということでお得かもしれません。

 

中国からの優秀な留学生が研究室に多数。語学環境が抜群!

私の所属していた繊維学部の三浦研究室には5名中国からの留学生がいました。

 

中国からの留学生と言うと皆さん苦学生をイメージしがちかと思いますが、私の研究室の方々に限ってはそうでもなかったです。

 

大学院に留学している方は、中国の有名な大学の講師という立場の方が多く、今では皆さん教授や助教授です。

お一人だけ異色の方がいまして、北海道で自営業を営んでいます。

 

日本政府の留学生用の奨学金は月額18万円。

留学生の中には普通の学生寮とは違う、高級な寮があり、そちらに住んでいる人もいました。

ですので、アルバイトばかりしている語学学校の留学生と国立大学の大学院の留学生の生活や奨学金というのは全然違うのです。

 

 

中国で開かれる信大OB会

信州大学は国際交流も盛ん。

 

北京、上海、ソウルでも毎年信州大学大学の交流会が開かれています。

 

 

上海での信州大学同窓会には中国人で過去に信大に留学していた方や中国に住む日本人が参加します。

 

私安積も上海での信州大学交流会には何度か参加させて頂きました。

日本人の殆どの方が駐在員。

私ともう一人繊維学部の後輩のみが自営でした。

若い中国人はユニクロに努めている方が多かったです。

また、時代のせいか、2016年、2017年は圧倒的に繊維の検査会社に勤める繊維学部出身の日本人が多かったです。

ベトナム、ミャンマーなどにアパレルの拠点を移す会社が多いとはいえ、まだまだアパレル業界の生産地の中心は中国だとその時は実感しました。

 

国際交流会で知ったことですが、以前と変わった点は繊維学部の寮に女子も入寮できるようになっていたという事です。

私の時代(2000年前後)は男子寮だったのですがね。

 

30歳くらいの女性が繊維学部の女子寮に所属していたという事をこの交流会で知りました。

 

時代の変化・変遷を感じた交流会でした。 以上が信州大学番外編でした。

 

 

https://www.takeda.tv/naganoekimae/student/post-87899/

↑[感動]英語54点数学4点からの大大大逆転、信州大学音楽教育合格[感涙]

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