名鉄岐阜駅前、武田塾岐阜校です。
当初は志望校や志望学部がはっきりしていなかった受験生の方々も、そのほとんどはそれらを明確にして、一段と勉強に燃えていることと思います。
そんな中、「今から文転して間に合いますか?」とい武田塾岐阜校に相談される方がしばしば見られるようになりました。
皆さん、いろいろ悩まれてのことだと思います。
今回は、文転する際の問題点とその対策について説明していきます。
文転(理転)する理由
そもそも、文転(理転もですが)する理由は大きく分けて
①どうしても苦手科目が克服できない
②志望学部が変わった
ですね。
高校に入学してクラスが文系理系に分かれるとき、「何となく」あるいは「流れ」でクラスを選択してしまう人が少なくなかったと思います。
ところが授業が進むにつれて、とある科目が思いのほか苦手なことが分かった。
あるいは、将来やりたいことが固まっていく過程で、志望学部が自分のコースではないことが分かった。
などなど、入学当初の自分の文理選択を後悔してしまってるケースは多いと思います。
とは言え、もやもやした状況で勉強を続けるのはとても辛いと思います。
文転することの利点や問題点を次にあげるので、よく検討した上で決断して欲しいと思います。
文転することのメリット
文転の場合、
数学:Ⅲまで→ⅠAⅡBまで
理科:2教科→理科基礎まで
国語:マークのみ→記述対策追加
社会:マークのみ→1科目追加
数学や理科での勉強範囲がかなり減るのは大きいです。
国語や社会が追加されますが、正直そこまで大幅に増えるわけではないです。
なので、文転した方が勉強量のトータルでは楽になります。
なお、理転した場合は上記の逆パターンになります。
そのせいか、「理転したい」という人は文転に比べるとかなり少ないように思います。
文転することのデメリット
まず考えられるのは、高校の授業です。
高校にもよると思いますが、クラスの文転・理転はそう気軽にできるものではないでしょう。むしろ不可としている高校も多いと思います。
そうなると、大学受験という観点では無駄になってしまう授業やテストが発生します。
そうかといって、うっかり単位を落としてしまうと高校卒業が危うくなりますから無駄な科目を無視するわけにもいきません。
もう一つの問題が、自学自習で勉強しなければならない科目が発生することです。
高校の授業ではやってくれません。
そうなると自学自習でやる他ありません。
果たして今までロクにやってなかった科目を自学自習ができるのか、不安を抱えるのは当然ですね。
文転することのデメリットを克服するには?
高校の授業対策についてですが、定期テスト前だけは受験勉強をいったん止めて、定期テスト対策(つまりは理系の勉強)に集中しましょう。
このあたりはハッキリ言って大変です。
ですが、他の人と違う事をする以上、ここは踏ん張りどころです。
とは言え、前述の「文転した方が勉強量トータルでは楽になる」は、この点を考慮しても同様です。
なので、それほど深刻になることは無いと思います。
新しい科目を自学自習しなければならない点ですが、これは参考書選びを間違えなければ難しいことではありません。
自学自習のサポートは、武田塾が最も得意としているところです。
参考書のルートを参考にして下さい。
いかがでしたか?
理系コースに進んで後悔しているけど、もうこのまま突っ走るしかないと思い詰めている方。
やはり自分が「これでやりたい」「この学部に入りたい」という自分の思いに反してやみくもに勉強しているとどこかで無理が出てきます。
なので、前述したメリット・デメリットをよく検討した上で決断するのもありです。
腹を括った方が今後の勉強も集中できると思いますので、よくよく考えることをお薦めします。
なかなか決断できない、参考書は本当にこれで良いの、自学自習をどのようにすればいいのか不安、と思っている方。
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決断は早い方がより効果的です。
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