名鉄岐阜駅前、武田塾岐阜校です。
世間は四連休真っ只中ですが、受験生の皆様はそれどころではないでしょうねえ。
四連休とは言え、コロナの影響で土曜日に授業がある学校も少なくないようですし、そのコロナの感染者がここに来て増えてきた関係で外出を自粛している人も多いでしょうし…。
どのみち遊べる環境にはありませんねえ…。どうせ遊べないなら、勉強に精を出さなきゃ損です！
受験生の皆さん、邪念を捨てて頑張りましょう！
2021年は共通テストの日程が選べる でも、どっちがいいの？
皆さんご存じの通り、昨年度まで行われていたセンター試験が廃止となり、今年度から共通テストが始まります。
この共通テストも、記述があるかないか等で揉めに揉め、挙句コロナの影響で試験日程をどうするのか、と波乱の幕開けを迎えることになります。
その試験日程も、
第1日程：2021年1月16日（土）、17日（日）
第2日程（追試験）：2021年1月30日（土）、31日（日）
となりました。
現役生（浪人生は対象外）については、この2つの日程のうち、どちらかをあらかじめ選べるようになります（高校が認めた場合に限る）。
となると、どっちの日程で選べばいいのか、という疑問が出てきます。
果たして？
普通に考えれば第1日程 けど今回は共通テストとしては初年度 だから…
現時点での情報では、第2日程は追試験と位置付けられていることから、追試験の問題が出題されると考えられます。
これまでのセンター試験では、追試験の難易度は本試験よりも高めに設定されることが多かったです。
そのことを踏まえると、当然第1日程での受験が良いと思われます。
しかし、今回は共通テストとしては初年度、という事情があります。
つまり、共通テストの過去問は存在せず、どういう問題が出るかは掴みかねる状況にあります。
なので、敢えて第2日程を選択した上で第1日程の問題を見てみる、という様子見作戦の選択肢も悪くはないかも知れません。
第1日程の出題傾向を確認した上で約2週間かけて対策をする、というわけですね。
そう考えると、ますます迷いが生じますねえ…。
共通テスト 第1日程、第2日程 それぞれのメリット・デメリットは！？
そもそも、今回の措置はコロナによる休校の影響で授業の進捗が間に合わず準備不足になる可能性に呼応したものです。
なので、準備不足な人は今回の措置の趣旨通りに第2日程を選べばいいでしょう（2週間で何とかなるなら）。
ただ、共通テストで受験が終わる人はそれで良いですが、多くの人はその後に大学別の二次試験等（むしろ、こっちが本番）を控えている人が多いでしょう。
となると、第2日程で受験すると、大学別の試験対策に入るのが遅れる、というデメリットもあります。
なので、志望大学の出題傾向や共通テストとの得点配分を踏まえ、さっさと共通テスト対策から解放されたい人は第１日程の方が良いでしょう。
第1日程
メリット：難易度が低めの可能性
大学別対策に早く入れる。
デメリット：出題傾向が分からず不安
共通テスト対策の完成度に懸念
第2日程
メリット：「過去問」が2週間前に手に入る
共通テスト対策の完成度が上がる
デメリット：難易度が高めの可能性
大学別対策に入るのが遅れる
こんなところでしょうね。
共通テストの第1日程、第2日程 お薦めはこっちだ！
これらを踏まえると、共通テストを第2日程で受けることをお薦めするのは、
・共通テスト対策が遅れている人
・共通テストのみで受験する人
以上２つに該当する人ですね。
そうでない人は第1日程にしときましょう！
一方で、共通テストや各大学の入試情報はまた変化する可能性があります。
今のコロナ禍は前代未聞の事態ですから、この後どうなるかは入試直前まで油断できません。
なので、受験生の皆さんは情報収集も並行して行いましょう。
武田塾岐阜校でも、随時情報を発信していきます。
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