こんにちは、武田塾岐阜校です。
本日は5月25日ですが、毎月25日は「プリンの日」なんだそうです。
「プリンを食べると思わずニ(2)ッコ(5)リ」という語呂合わせで某メーカーが設定したんだとか。
何となく無理矢理感が漂いますが、受験生の皆さんも勉強に疲れてしまうこともあるかと思います。
そういう時は、プリンに限らず、自分の好きなものを一口食べて少しでもにっこりしてみましょう!
煮詰まっているときこそにっこりしてみる。笑う門には福来るです!
コロナで帰国を余儀なくされた留学生への救済措置が検討されている!?
ところで今年、武田塾岐阜校には、海外から帰国してきた留学生からの受験相談が多数寄せられています。
内容は、
「海外の高校を卒業してから帰国子女枠で大学受験に臨むつもりだったが、コロナのせいで卒業前に帰国させられた」
というものです。
「日本で得られるものとは異なった資質や能力を海外の教育で身に付けてきた学生を入学させ、
国内高校出身者へ刺激を与え、教育効果の向上を図る」
という目的で、通常の試験とは別枠で試験を行うのが帰国子女枠です。
諸般の事情で海外で暮らすことになり、国内で教育を受けられなかった日本人学生を救済するという側面もあります。
試験科目は、外国語(主に英語)・面接・小論文があり、それに大学によってはそれにプラスして理系科目または文系科目が1~3科目追加されます。
殊に面接はほぼすべての大学で実施されます。
この枠での受験資格は、大学によって異なるものの、
概ね「現地の高校を卒業し、なおかつ2年以上在籍していた者」
となっています。
しかし、コロナのせいで帰国を余儀なくされた彼らはこの条件を満たすことができません。
さりとて、今から日本での「通常」コースで受験するにはハンデが大きいですよね・・・。
そんな方が注目すべき情報があります。
文部科学省が各大学に対し、帰国子女等に対する配慮を5月14日付で要請しているのです。
https://www.mext.go.jp/content/20200514-mxt_kouhou01-000004520_4.pdf
そして、この通知が出るよりも早く、上智大学では、現地高校の証明書があれば帰国子女枠での受験資格の条件を緩和することを発表しています。
https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/kikoku.html
彼らにとっては、少し希望が持てる方向に向かってます。
留学生は、今後の各大学の発表を適時確認しよう
現時点では、このような救済措置を既に発表しているのは上智大学を含め、少数にとどまります。
ですが、文部科学省からの通知もあるので、今後は増えてくるものと思われます。
これから各大学は続々と募集要項を出してきます。それに併せて具体的な措置を発表すると思われます。
留学生の方は志望校を含めた各大学のHPをこまめにチェックすることをお勧めします。
なお、例年であれば帰国子女枠での試験は、9月以降に行われることが多いですが、
コロナウイルスで休校期間が長引いたことを踏まえて、文部科学省から各大学へ、例年秋頃に行われる
推薦試験等の試験時期を遅らせるよう通知が出されています。
https://www.mext.go.jp/content/20200514-mxt_kouhou01-000004520_4.pdf
なので、帰国子女枠の試験時期も例年より遅れる可能性があります。
これも併せてこまめに情報をチェックしましょう。
新型コロナウイルスは、大学入試にも未曾有の影響を与えています。
しかし、だからこそ各大学は未曾有の措置を取る可能性があります。
留学生の皆さんは、決して希望を捨てず、今できる対策をやりつつ、各大学が発する情報にアンテナを張っていてください!
そして、たまにはプリンを一口食べて、にっこりしましょう!
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