こんにちは。武田塾岐阜校です。
後期中間テストの調子はいかがでしょうか？
さて、秋から冬の時期には、新年度の科目選択の調査が行われると思います。
そこで、理科・社会の科目の特性や点数を取りやすい科目を
紹介します。
理科
理科基礎
「科学と人間生活」を履修しない学校では、理科基礎を３科目
履修することになっていますので、理科基礎は３科目とも経験できます。
理科基礎は主に文系の受験生が選択することになります。
大学入学共通テストで、理科基礎を受験する場合は２科目
受験することになります。
化学基礎
・理論化学の分野がメインとなっています。
・学習量は少なめです。
生物基礎
・量が多い。
・計算は少ない。
・覚えれば点を取れる科目。
地学基礎
・いちばん短期間で攻略できる科目。
・暗記が中心の科目。
物理基礎
・計算も多く数学が得意な人向け。
・点数は安定しづらい。
・文系ということを考えるとあまり選択されない。
受験で使う科目としてのオススメは・・・
・地学基礎と化学基礎
・暗記中心で行きたい場合は、地学基礎と生物基礎
理科（発展）
主に理系の受験生が１～２科目選択して受験。
文系でも看護や栄養士系では生物や化学が必要になることもある。
化学
・理系の多くの受験生が受験する科目
物理
・難易度は高め。
・極めると高得点を狙える。
生物
・合格点はとりやすい。
・高得点は狙いにくい。
地学
・受験科目として設定されていない場合があるので、注意。
選択のしかたは・・・
主に理工系だと化学と物理
農学系だと化学と生物
志望学部によっておおむね決まってくる。
地理歴史・公民
地理歴史
地理
・覚える量が少ない。
・考える力を求められる。
・資料やデータを読み取る力が必要
・７割とれるまでは割と早い。
・理系が選択することが多い。
世界史
・基礎段階は辛い。
・１回通して覚えると難関まで行ける。
・国単位で見たら情報量は少ない。
・ヨコの繋がりはややこしい。
・最初は大変だが、後で楽をしたい人向け。
・カタカナに強い人向け。
日本史
・覚えていたら点数は取れる。
・大学入学共通テストやMARCHレベルまでならそのまま出題される。
・一国史なので順番や物事を整理しやすい。
・深くて狭い。
・１つの国に絞った方が良い人にオススメ。
動画で確認するならこちら
公民
現代社会
・負担が最小限である程度の点数がとれる。
・大学入学共通テストでは使えるが、国公立大学二次や
私立大学では選択できない場合もあり。
倫理
・負担が最小限。
・高得点が狙える。
政治経済
・一般入試で必要な場合に好まれる。
※社会が苦手な人には、現代社会や政治経済がオススメ。
動画で確認するならこちら
理科・社会はいつから始める？
高１・高２の間は、まず積み上げ科目である
英語・数学に力を入れる。
理系なら理科にも取り組む。
推薦を狙う場合は、学校の成績にも注意して学習を進める。
余裕をもって中学や高１レベルから本格的に受験勉強を始めるなら、理科・社会は
高２の夏から取り組み始める。公民なら、高３の夏からでもOK.
文系では・・・
英語・数学・国語を優先し、空いた時間で理科や社会も取り組む。
歴史は高３の春から。（できれば高２の夏から）
理科・公民は、時期的には、高３の夏から。遅くとも９月には始めたい。
理科基礎の場合は、２科目並行するよりも、１科目ずつ取り組んで
いった方がよい。（理科基礎で１時間くらいしか時間がとれないかも）
理系では・・・
英語・数学・理科を優先して取り組む。
高３の夏には、国語や社会も始める。
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