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【苦手克服】記述式問題の取り組み方を知ろう!~現代文編~

こんにちは、武田塾二俣川校です!

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今回は、苦手意識を持っている人の多い記述式問題、その中でも現代文の記述式問題の取り組み方について紹介します。

 

【苦手克服】

記述式問題のメリット・デメリット

皆さんの中に、志望校を記述式問題がないという点だけで選んだ人はいませんか?

もちろん、それも選び方の一つではありますが、問題形式で受験する大学の幅を狭めることは勿体ないと筆者は思います。

 

マーク式問題と比べた記述式問題のメリット

 ・何かしらを書けば得点になる

 ・問題数が少なく、じっくり取り組める

 

逆にデメリット

 ・正確な答えがない

 ・解答作成に時間がかかる

 

記述式問題は多くが減点方式なので、一定の条件を満たせば必ず得点になります。

マーク式問題とは異なり、採点にグラデーションがあるのです。

一方で、採点者の裁量で得点が変わってくるなど、不確実な点が多いのも事実です。

自己採点しづらいため、対策が難しく感じてしまうかもしれません。

 

解かず嫌いをするのではなく、少なくとも取り組んでみたうえで自分に合った選択をしてほしいと筆者は切に願います。

 

問題に取り組む前に

それでは、問題の取り組み方を紹介します

 

・・・・・・と言いたいところですが、前提条件を知らないことには解けるものも解けません。

 

記述式問題における前提条件

 ①あくまで問題に基づいて、文章を読解する

 ②解答を読んだ人に伝わる記述をする

 ③指示がない限り、文末には句点(。)をつけ、字数のカウントにも入れる

 ④常体(だ・である調)で書き、設問に合わせて文末を結ぶ

 ⑤字数制限や解答欄にあった文量で記述する

 

特に②、④、⑤については

 ・誰が何をどうしたのか、問題を知らない人も関係を理解できるよう意識する

 ・「なぜか」なら「~だから。」「~なので。」、「どういうことか」なら「~こと。」と結ぶ

 ・「〇字以内」ならその80%~100%、「〇字程度」ならその90%~110%の字数で記述する

 ・字数制限なしの場合、読める文字の大きさで解答欄の半分以上を埋め、かつはみ出さない量で記述する

 

以上を満たさないと、そもそも採点すらされない可能性があります。

これらを守ったうえで、記述式問題に取り組んでみましょう。

 

はじめて取り組む記述式問題

重要なのは、いかにポイントを外さず減点されないようにするかです。

完璧な解答を目指す必要はありません。

 

基本のステップは

 ①問題に該当するキーワードを文章から抜き出す

 ②キーワードを問題や文脈に合わせてつなぐ

 

この2つです。

当然これだけでは十分な解答にならないことが多いでしょう。

しかし、これができなければより良い解答を作ることも難しくなります。

なにより、記述式問題に苦手意識を持っている人は文章を書くことに慣れていない場合がほとんどです。

この2点からはじめて、文章を書くことに抵抗感をなくすことが大切です。

 

ちなみに、①はマーク式問題に取り組むときにも考えることですよね。

記述式問題とマーク式問題は相反する問題形式に見えて、根本は同じ「文章を理解し、それをアウトプットできるか」が問われています。

違いは求められるアウトプットの方法と速さ。

マーク式問題なら情報を素早く狭めていく、記述式問題なら情報を丁寧に広げていく、このようなイメージを持つとそれぞれの問題に取り組みやすくなりますよ。

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得点につなげるコツ

基本のステップができるようになったら、より得点になる記述を目指しましょう。

制限された文字数に合わせてキーワードを絞ったり増やしたり、時には文章から間接的に読み取れる表現を追加する必要もあります。

この判断に重要となってくるのが、問題文です。

傍線部と問題文の文末だけを見て判断するのではなく、問題文全体から何を求められているか確認しましょう。

 

例えば、「わかりやすく説明せよ」という問題では、キーワードを言い換えることが必要になります。

抜き出したキーワードをそのまま並べるだけでは、わかりやすい説明とは言えません。

文章を読んでいない人が、その内容を理解できるようなイメージで記述します。

内容を理解した上で、わかりやすい説明ができているかがポイントとなってくるのです。

 

また、解答を作成した後に見直すことも大切です。

問題に適した解答となっているかの確認として、問題と解答を1文にして読むことをおすすめします。

「~とはどういうことか」という問題なら、「~とは、〇〇〇ということである。」と読みます。

基本的に解答となるのは読点(、)以降ですが、一連に違和感を覚えるようであれば適切に説明できていないことになります。

記述がうまくできても、それが解答として適しているかは別問題です。

あくまで問題にそった解答に得点が与えられるということを心に留めておきましょう。

 

自己採点のやり方

最後に、記述した後、自己採点のやり方を紹介します。

 

自己採点のポイント

 ①単語単位で、キーワードをとらえているか

 ②文節単位で、キーワードを文脈に即して使っているか

 ③文単位で、問題に求められた内容を表現できているか

 

配られた解答を読み、ポイントそれぞれにあたる表現を考えたうえで自己採点に取り掛かりましょう。

問題の配点をこのポイントで細分化し、それぞれ〇か×か△かをチェックすることで点数化できます。

キーワードをとらえることができていても、文脈と異なる使い方をしていては、文章を読めているとは言えず減点対象になります。

逆に、キーワードを使っていなくても、問題に対して適した内容を記述できていれば得点につながります。

記述式問題は、答え合わせまで読解が続くのです。

 

問題集によっては、このポイントを明示してくれる場合もあります。

問題の答え合わせはもちろん、ほかの記述問題でも自分で考える参考にしてみてください。

 

まとめ

ここまで、現代文の記述式問題の取り組み方について紹介してきました。

これならやれそうと思った人、やっぱりやりたくないと思った人、それぞれだと思います。

筆者から伝えたいことは、不完全でもとにかく書いてみてほしいということです。

書かなければ何も始まりません。

少しずつでいいので、ぜひ記述式問題に挑戦してみてください。

 

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