≪高1、2生向け≫大学共通テスト世界史分析｜武田塾二俣川校予備校塾個別指導大学受験二俣川鶴ヶ峰西谷旭区

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今回は2020年度より施行される大学入学共通テストの平成30年度試行調査を元に、
大学入学共通テストについて分析していこうと思います！
今回は世界史です！！

新大学共通テスト日本史

試行調査の過去問はコチラから手に入ります。
特に興味のある高1高2生は一度目を通してみると良いですよ！
大学入学共通テストの大枠については下の記事を読んでください！

【2020年度始動】新しい大学入試の中身とは？

世界史はどう変わる？

地図・グラフ・写真・史料が絶対絡む

大問５題。全３４問とまあまあなボリューム。
全ての問題に史資料が絡む上に複数の史資料の関係性を思考する問題もあり複雑な思考プロセスを必要とする問題も多く、
センターよりは難しい。
回答形式はセンター試験と同じくすべてマーク式です。

問題をざっくり紹介

第１問　諸地域世界の交流と再編
作成年代の違う地図や言語使用比率のグラフなどから情報を引き出すことが最も重要。
複数の資料の関連性を考える事も必要で見た目以上に複雑。

第２問　世界史上の政治思想
空欄補充がメインだが提示された資料をしっかり読む必要がある問題も含まれており、やや厄介。

第３問　古代～近世アジアを中心とする社会・経済・文化
中国製磁器・南アジアの金貨といった世界史上の「モノ」からその背景を思考する問題。
諸資料から情報を引き出すことが重要。

第４問　世界史上の国家間の関係
ポーランド分割の風刺画・時代の異なる二つの資料を利用した問題。
問2-1の複数正解問題→問2-1で選んだ回答に関連した出来事を年代順に並べる問題(問2-2)が非常に複雑。

第５問　世界史に関わる経済・統計資料に基づく仮想の授業
会話形式+グラフ。イギリスの綿工業と為替と原油の関係に関する問題。グラフを読み解く力があればそこまで難しくない。

全体を通しての印象

日本史ほどではないが史資料は多い。
史資料を読み解いて情報を引き出す力+歴史的知識という流れが流行ってるんですね笑
歴史知識が基礎だとしたら史資料から情報を引き出す力は解答力といったところでしょうか。
どちらにせよ史料問題は日本史と同じく対策しておいた方が良いかもしれません。
以上です！！皆さんもぜひ一度目を通してみて下さい！

大学入学共通テストの概要については下の記事もどうぞ！

【2020年度始動】新しい大学入試の中身とは？