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【超重要】論理的思考力とは

みなさん、こんにちは!突然ですが、『論理的思考力』という言葉を、耳にしたことがありますか?

 

もしかしたら、現代文の授業などで聞いたことがあるよという人もいるかもしれません。

しかし、「『論理的思考力』のこと説明してみて?」といわれて説明できるでしょうか?

「なんとなく、現代文で重要って聞いたことあるけど、具体的にはどのようなものかわからない」みたいな人が多いのではないでしょうか?

 

そんな方のために今回は、『論理的思考力』とはなにであるのか?また、どうやったら『論理的思考力』をみにつけることができ、『論理的思考力』を身につけたらどんないいことがあるのかを説明していきたいと思います!

 

①  『論理的思考力』とはなにか?

では、結論から述べると『論理的思考力』とは、「筋道をたてて、物事を説明する力」のことを指します。

 

まだ、ピンときていないかもしれません。もう少し解像度を高くして説明すると大きくわけて3つの力に分類することができます。その3つの力とは、「言い換える力(具体・抽象)」・「比べる力(比較)」・「たどる力(因果)」となります。

 

以下、この3つの力について詳しく説明していきたいと思います。

 

⑴   言い換える力(具体・抽象)

言い換える力とは、言葉のとおり、物事を言い換える力のことです。

そのままじゃないか!と思ったと思います。しかし、言い換える力は、当たり前のようで非常に重要な能力なのです。

 

物事を理解するときを想像してみて下さい。全くわからないものを理解するには、そのものを自分わかるレベルにまで落とし込む行為をしませんか?(具体的には、ググってみるなど)

この行為は、自分がわからないものを自分がわかるように言い換える行為と捉えることができます。すなわち、言い換える力を使った行為なのです。

 

そのように考えると言い換える力は、意識はしていないかもしれませんが、日常的に使っている非常に重要な力であることは、容易に想像がつくと思います。

 

また、皆さんが、参考書を読むときにも同様の行為を行っています。

参考書を読んで勉強するという行為を分解すると

「参考書を読む→参考書に書いてある内容を自分の言葉で言い換える→理解する」

となります。

このように考えると言い換える力を鍛えることが参考書を読む効率を上げることにつながり、結果として志望校合格にもつながることが理解できると思います。

 

⑵   比べる力(比較)

次に比べる力についてです。

比べる力は、物事を比較する力になります。

 

この比べる力も日常生活において、無意識に使っている力になります。

2つの選択肢からどちらが適切かを選択するとき、その2つを比較してどちらがいいのかを決めていると思います。

 

また、入試現代文においても同様に比べる力が良く用いられています。

入試でよく出る比較としては、日本/西洋 宗教/科学が比較としてよく用いられています。

このような比較を意識することによって、筆者の主張がなにであるのかが明確になり、現代文が読みやすくなると思います。

是非、比べる力を身につけて現代文を読みやすくしましょう!

 

⑶   たどる力(因果関係)

たどる力とは、物事の原因と結果を明確にする力になります。

 

たどる力も日常生活において、無意識につかっています。

なにかを始める行為(結果)、なにかをやめる行為(結果)をするとき、その行為(結果)の背景には、なにか理由(原因)がありませんか?

 

例えば、大学受験を例とすると、大学受験をはじめる背景には、「将来安定した生活をおくりたいから」とか、「自分の夢をかなえるために必要だから」とか、「まわりが大学受験するから」とか、違いはあれ、何かしら原因・理由があると思います。

 

このように、なにかの行為(結果)には、理由(原因)が付きまとうものなのです。

 

現代文に関しても、筆者が主張するとき(結果)には、必ずその主張を裏付ける理由(原因)があるものなのです。文章中の原因と結果を明らかにすることができれば、現代文が読みやすくなると思います。

 

 

②  『論理的思考力』を高めることのメリット

なんとなく、『論理的思考力』が大事なことは、分かったと思います。

では、『論理的思考力』を高めるとどんなメリットがあるかについて、説明していきたいと思います!

 

⑴   物事に対する理解力が高まる

『論理的思考力』を高めると、相手の言いたいことがなにであり、どのような論理なのかを明らかにすることが可能となり、結果として参考書を読むときや人の話を聞くときにその内容に対する理解度が高まります。

 

⑵   問題解決能力が高まる

『論理的思考力』を高めると、自分が目標に対してなにが足りていないのか、また、どうすればその足りない部分が身に付くのかを明確に整理することができ、それを実行することによって目標の達成率を高めることができます。

 

このように論理的思考力を身につけることで、大学受験だけでなく、日常生活にも良い影響を及ぼすことができます!

 

③  『論理的思考力』の身につけ方

ここまで、「論理的思考力」とは、どのようなもので、身につけることでどのようなメリットがあるのかについて述べてきました。

 

ここでは、どのようにすれば論理的思考力が身につくのかついて述べていこうと思います。

 

1.ゴールから逆算して日々のやることを考える

何か目標を決めたときにゴールから逆算して自分がやることを決定しているでしょうか?

 

勉強を例にあげるとただ闇雲に勉強するのではなく、ゴールから逆算することによって、自分の現状と目標の乖離を意識するようになり、その乖離を埋めるための行動をするようになります。この過程の中で論理的思考力が必要となり、鍛えることができます。

 

今まで、あまりゴールから逆算して日々の勉強計画を立ててこなかった人がいれば、ぜひ意識して行動してみてください!

 

2.自分の思考を紙に書いてみる

思考をするときに自分が正しい過程で思考することができているかを確認することで、論理的思考力を高めることができます!

 

そのために、自分の思考を一度紙に書いてみてください。紙に自分の思考回路を書いて、それを客観的に読んでみることで、自分が論理的な思考ができているのかを確認することができます!

 

まとめ

1.論理的思考力とは、筋道立てて物事を説明する能力のことである。

2.論理的思考力は、「言い換える力」「比べる力」「たどる力」の3つの力で構成されており、この3つの力を鍛えることで論理的思考力が高まる。

3.論理的思考力を高めることで勉強以外にもあらゆる面で役に立つ。

 

いかがだったでしょうか?

みなさんも論理的思考力を身につけて、大学受験という目の前の目標を達成するだけでなく、その先にある人生の目標も達成できるようにしましょう!

 

 

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