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【英語の勉強法】精読練習法について

みなさんこんにちは!!!朝早くから夜遅くまでいつもお疲れ様です!!🔥

 

早速ですが、今回は、「精読練習法」について話していきたいと思います!

基礎的な単語や熟語を覚え、文法や英文解釈をある程度完璧にしているつもりでも、必ず躓く人が続出する分野が長文です。つまり、長文を得意にすることで他の受験生に差をつけることができ、志望校合格が近づいてきます。

今回のテーマである「精読練習法」をマスターして、長文を得意にしていきましょう!

 

精読練習法とは?

結論を先にいってしまうと、英語長文は“精読+音読”を重ねることが大切になってきます!

しかし、“精読”と聞いてもどういうものなのか、ピンとこないと思います。

精読とは「文章を一文ずつ丁寧に読んでいく」という意味です。

丁寧に読むことは、長文中にわからない単語があれば意味を調べ、使われている文法も理解し、また、文章中の主語や動詞を特定し、修飾関係にある語をチェックし、文構造を明らかにすることです。

まだ、難しく感じると思いますが、簡単に言うと、「英語長文をいままでやってきた知識(単語・文法・読解)に分解してね」という意味です。

 

また、その分析し終えた長文を、何度も音読することで、語彙や文法を定着させることができ、初見の文章にも柔軟に対応できるようになります。

 

つまり、「精読練習法」とは、長文を早く・正確に理解するために、精読+音読を繰り返し行うという勉強方法なのです!

 

英語でアドバンテージをとるためにも「精読練習法」を積み重ね、質を最高まで高めることを意識しましょう!!!

 

精読練習法のやりかた

では、具体的に精読練習法をどう行えばいいのか簡単に解説したいと思います。

⑴   品詞分解をする

英語長文の一文一文にSVOCをふり、その文章がどのような文章構造でなりたっているのかを明らかにしてください。また、分からない単語・文法事項があったらこの段階で一緒に調べるようにしてください。

 

  訳を考える

(1)で明らかにした文章構造に基づいて、自分なりに訳を考えてみてください。その後、実際の訳と比較してどのあたりが違うのかを分析して、どうやって考えればその訳が出てくるのかを自分なりに考えて自分の訳を改善してみてください。

 

  音読をする

(1)・(2)の作業が終わったら、その文章を何度も何度も繰り返し音読してください。

 

上記の(1)から(3)を繰り返し行うのが、「精読練習法」になります。また、この方法はあくまで一例なので、これをベースとしながら自分なりにアレンジしてみてください!

 

精読練習法の質を上げるためには?

では、具体的に何を意識することで精読練習法の質があがるのかという事について、話していきたいと思います。意識すべきことは、大きく分けて3つあります。

 

まず1つ目は、音読のスピードです。

音読は、ただ早く読めればいいというものではなく、自分が文章の内容や文法構造、単語などを理解できるスピードで読むことが重要です。

なぜなら、自分の理解できるスピードで読まなければ、いくら音読を繰り返したとしても、文章でやった内容が自らの知識として定着せず、ただ読んだだけという状態になってしまうからです。

 

また、音読を繰り返し文章の構造が理解できるようになってきたら、徐々にスピードをあげていくようにしましょう。結果として、速読ができるようになってきます。

 

2つ目は、音読の際に強弱をつけることです。

淡々と音読をするのではなく、自分が苦手な文法事項やよく間違えるところほどゆっくりと丁寧に音読することを意識してみてください。そのような意識を持つことで、自分が苦手な箇所に時間と集中力を割く事ができます。結果として、効果的かつ効率的な音読が可能になります。

 

いままで、意識していなかった人は、是非意識して音読してみてください!

 

3つ目は、精読をする際に自分が苦手な文法事項の周辺知識を同時に復習することです。

文章構造の把握をし、文法事項の確認をするときに、同時に、その文法事項の周辺知識の確認を行っていますか?

 

入試における英文法では、断片的な知識じゃ太刀打ちできません。分からない文法事項があたら、その文法事項だけでなく、その知識の背景にある考え方や似た使い方をする文法事項、正反対の意味もつ文法事項などその周辺知識も同時並行で復習していくことで、文法を体系的に理解することができ、大学受験に対応できる文法の知識を身につけることができます。(余談ですが、これは英語に限らず、古典長文の品詞分解をする際も活用してみてください、、、)

 

上記の3つを徹底的に意識することによって、飛躍的に「精読練習法」の効果が高まります。今まで、意識したことがないものがあれば、これを機に是非意識して勉強に励んでみてください。

 

④ 精読練習法を繰り返すことでどうなるのか?

「精読練習法」のやり方や意識すべき点を述べてきましたが、「精読練習法」を繰り返すことでどうなるのかを詳しく話していきたいと思います。

 

「精読練習法」の効用は、2つあります。

 

1つ目は、先述したように初見の文章に対応しやすくなることです。精読を繰り返すことで、文章のパターンや文法・単語の使われ方を把握できます。それが、できるようになってくると初見の文章でもどのような文章のながれなのか、文章構造なのかの予測ができるようになり、結果として、初見の文章でもいままでよりも楽に対応できるようになってきます。

 

2つ目は、文法などいままでやってきた点としての知識が線としてつながることです。

単語帳や文法書では、知識としては身に付くものの、どのように使われているのかがつかみにくいとことがあります。しかし、精読を繰り返していくことで、今までやってきた知識の具体的な使い方がわかるようになると思います。結果、いままでやってきた点としての知識が線としてつながることを体感することができ、英語に対する体系的な理解が可能になります。

 

まとめ

  「精読練習法」とは、精読+音読を繰り返していく学習法のこと。

  「精読練習法」をマスターすることで、英語長文に対応できるようになるだけでなく、いままでやった知識が線としてつながる。

 

いかがだったでしょうか?「精読練習法」をマスターして、英語を得意科目にできるようにしましょう!

 

 

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