塾生の声

過去問の取り組み方とその目的-今すぐ見よう、過去問を-

こんにちは、武田塾福山校です。
今年もすでに半分以上が過ぎ、いつの間にか9月に突入しました。

3月ごろからコロナが始まり、あっという間でした。受験生も共通テストまで半年を切りました。
先日、生徒からどのように過去問に取り組んだらいいのかという質問を受けました。ですので、今回は過去問の取り組み方について考えてみようと思います。

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いつ解けばいいのか?

受験を決めたその日です。正確には、解く必要はないので、どんな問題が出るのか、問題形式、配点が書いてあれば、配点の確認、記号が多いのか、論述が多いのかだけでもいいので、確認してみましょう。そのために、現在高校一年生、二年生の方は、志望校を決め、この大学に行きたいなと思ったら、赤本を買ってみましょう。お金がないのなら、学校の進路指導室には大体の大学の赤本が置いてあると思うので、学校の先生に頼んで借りてみましょう。理想を言えば、高校三年生になったくらいの時に、自分の第三志望くらいまでの過去問を分析するのがいいと思います。現在、高校三年生や既卒の方で過去問を見ていない方は、赤本を購入し、すぐ分析しましょう。現時点でどのくらい取れるかを確認してみたければ、まずは一年分解いてみればいいと思います。

どのように取り組めばいいのか?

本来、過去問の分析はゴールの設定なので、早い段階で分析し、どのような学習をする必要があるか決めるために非常に重要です。

たとえば、英語なら、英作文があるかどうかで学習方法は変わりますし、和文英訳か自由英作文かでも、戦略が変わってきます。また、選択肢を選ぶマーク式の試験なら、和訳の技術を磨く必要性も低下します。

数学であれば、どの分野が出やすいかは大学や学部でかなり変わります。理系数学であれば、数学Ⅲからほとんど出題されるという大学も多いです。こういった大学(学部)を志望するのであれば、数学ⅠAやⅡBに時間を割くのではなく、数学Ⅲに重きを置いた勉強をするのが効率がいいと思います。

また、日本史や世界史でも、各大学ごとに頻出の時代といったものがあります。そういった傾向を過去問を見ていく中で分析することで、今の自分にどのような勉強が必要かわかってくると思います。

よく国公立志望で、模試で判定が良かったすべり止めの私大に落ちる人がいますが、こういう人は、ほとんど過去問を見ておらず、どのような問題形式かも理解していない状態で受験しているので、いくら模試で判定が良くても、落ちるときは落ちます。逆を言えば、模試の判定が悪くても、その大学に特化した勉強を続けていけば、逆転合格の可能性は高くなります。また、受験期直前まで、過去問を分析せずに、直前期に何年分も演習するというのもあまりお勧めしません。あくまでも、過去問は過去にこういう問題が出ていて、その問題を解くためにどのような学習が必要かを示すものだと思います。ですので、今、過去問で合格点が取れたか取れていないかは重要ではないのです。過去問を演習する中で、自分はなにが足りないのか、そして何をする必要があるのかを考え、軌道修正することの方が大事です。

例えば、古典の場合、過去問を見たり演習する中で、自分は助動詞の識別が出来ていないことがわかったら、文法の復習をすればいいのです。このように、自分の学習の穴を見つけ、その穴を埋めるというのが、大学受験に限らず、勉強の王道だと思います(それをやるのが難しいわけですが)。

 

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