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センター志願者数は?難易動向どうなるの? 【国公立大学編】

こんにちは逆転合格の武田塾福岡校です。

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今回は…今!気になる国公立大学情報をリサーチしました。情報は知っておくと有利だと思います!

国公立大学志望の人は是非、最後まで読んでくださいね!

 

 

2020年(以下、20年。他年度も同様)一般入試の志願者数は、国公立大が約2%減、私立大が約4%増と予測されます。21年「入試改革」と、近年の私立大の難化を意識した“超安全志向”から、国公立・私立を問わず併願が増え、志望校のランクダウンも顕著に。地方公立大中堅私立大志願者増難化が見込まれ「安全校なき入試」となりそうです。学部系統別では、文系人気沈静化理工系の人気復活が予想されています。

 

【センター試験】志願者数は2019年より役1%減、57万人前後か

今年の受験生は、次年度に21年「入試改革」を控える。廃止されるセンター試験に代わって数学・国語の記述式問題、英語外部検定の併用などを盛り込む「大学入学共通テスト」が導入され、セ試より出題レベルが上がりそうです(平均点5割が目標。セ試は6割)。また、英語外部検定利用に関する迷走ぶり、共通テストの試行テストにおける記述式問題の解答率や正答率の低さなど、報道等で不安感を抱き、現役での確実な合格を目指して、19年以上の“超安全志向”となりそうです。

センター試験の志願者数はどうなるの?

現行入試のうちに合格したい」強い意識から、「ラスト・センター」への駆け込み出願が考えられる。一方、ここ数年で私立大入試難化したため、併願数をやす傾向が強まりそうだが、募集枠が小さく高倍率になりやすいセ試利用入試より、募集枠が大きい独自入試(一般入試)を併願するケースが増えそう。また、現役志向の強かった19年入試の結果、既卒者(浪人)は減少した模様です。
こうした要素を考えると、20年のセ試の志願者数は、19年より1%程度減少し、57万人前後と予測(を参照)。

2017年度/国立大教員養成系学部の改組・定員増減の予定

【国公立大】推薦・AOの拡大や定員数が影響、2%程度の志願者減か

20年度のセンター試験は、19年に平均点が大幅アップした国語と英語リスニングが、その反動でやや難化する可能性があります。ただし「最後のセンター試験」となるため、各教科・科目とも出題レベルの大きな変更はなさそうで、全体の平均点はほぼ19年並みと予想されています。
国公立大志望者も、入試改革に対する強い不安が“駆け込み”意識につながり、セ試の持ち点を活かす戦略で、セ試の配点が高い地方国公立大が人気を集めそうです。
また、国公立大の多くが21年入試から英語外部検定を利用し、一定のスコアを出願資格とする予定の大学も少なくないと思います。そうなる前に国公立大にチャレンジしたい、との意識も“駆け込み”につながりそうです。

●国公立大の学部改組の影響
学部増設・改組は、国立大も公立大も、前年とほぼ同じ規模(表1)。
国立大では、宇都宮大‐教育と群馬大‐教育が連携し、カリキュラム等を共同設計・実施する全国初の「共同教育学部」を設置。また、新潟大・鹿児島大で大規模な改組、長崎大で情報データ科学部の増設を予定。新潟大‐経済科学、九州大‐芸術工、鹿児島大‐理・工で、複数学科を1つ、あるいはより少数に統合
公立大では、県立広島大の学部・学科の統合を伴う全学的な改組、2大学の学部増設(新潟県立大‐国際経済、福知山公立大‐情報<予定>)、首都大学東京の「東京都立大学」への名称変更などが注目されます。

2017年度/国立大教員養成系学部の改組・定員増減の予定

●教員養成・医の定員減も影響大
教員養成系で、定員減や専攻・コースの統廃合など規模縮小が目立つ。群馬大‐共同教育、新潟大‐教育、長崎大‐教育、鹿児島大‐教育などで定員減。特に、長崎大‐教育では芸術・技術系4専攻を募集停止
また、国立11大学の医学科で定員減を申請。深刻な医師不足対策として実施された「臨時定員増」が期限を迎えたためで、17年まで10年連続で増えてきた医学科の定員は、一転して削減の段階に入った。特に旭川医科大・東北大・山形大の医学科の大幅な定員減(旭川医科大107人→95人、東北大135人→116人、山形大120人→105人)は要注意。いずれも、志願者減の要因となりそうです。

 

●推薦・AO枠拡大の影響
推薦・AO入試の導入・拡大も、一般入試の志願者減に影響しそうです。東北大‐経済の前期、新潟大‐工の前・後期、岐阜大‐工の前・後期、都留文科大‐文の前・中期などで、募集人員を一般入試から推薦・AO入試へ移行。また、鳥取大‐医(医)、広島大‐医(医)、福島県立医科大‐医で後期を募集停止する。一方、「私立→公立」に移行した公立千歳科学技術大(19年は別日程実施)が「前期・中期」で新規実施。中期は併願先として人気を集めそうです。

●面接重視の変更が目立つ
20年入試は一般入試の変更点が少ない。21年「入試改革」へ向けて、各大学では入試方法の決定に注力せざるを得ない。
その中で、個別試験負担増や、面接重視の変更が目立つ。千葉大‐教育の前期で、全体に学科試験を2→3教科増加。静岡大‐工の前・後期で英語を追加。九州大‐医(医)・歯の前期で面接を追加。愛媛大‐教育の前期で小論文を「グループディスカッション」に変更。また、宇都宮大‐共同教育、群馬大‐共同教育では、募集単位ごとに異なっていた2次の選抜方法を、基本的に前期は「小論文・面接」、後期(群馬大のみ実施)は「面接」にそろえる(芸術系は実技も必須)。こうした変更は志願者減の要因となりそうです。
この他、東北大‐経済の前・後期で、理系受験生向きの「理系入試」を追加。
2段階選抜では、長崎大‐歯の後期、公立千歳科学技術大‐理工の中期で新規実施。一方、名古屋大‐医(医)の前期、茨城県立医療大の前・後期で2段階選抜廃止

●「大括り募集」がじわり増加
宇都宮大‐共同教育、群馬大‐共同教育では、募集単位も共通化。分野・専攻を4系統に集約し、大括り募集を行う。九州大‐芸術工の前期、鹿児島大‐理の後期、同‐工の前期でも、入学後に専門分野を決定する大括り募集の入試方式を導入する。

 

 

以上の変更点も考えあわせ、国公立大全体の志願者は、大学受験生数の減少に比例し、2%程度の減少が見込まれます。なお、“超安全志向”のため、前年の志願者増減や倍率アップダウンの反動がより極端に起こりやすく、志望動向に大きく影響するので、注意してほしいです。

 

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