【Road to 2019】受験勉強。まずはどの科目を選べばいい?(社会・後編)

福岡校・

福岡市天神の大学受験予備校、個別指導の武田塾福岡校です。

前編では科目選択の判断基準は「興味」と申しましたが、
入試に際してはもう1つの判断基準があります。
そのことについて、今回お話ししたいと思います。

 

<社会科選択科目。2つ目の判断基準とは?>

どんな試験であっても受験者の最終目標は「合格」することです。
そして合格するために必要なことといえば、
試験で高得点を取ることです。

したがって選択の判断基準の2つ目とは、
高得点の取れる科目を選ぶ
ことです。

それでは高得点の取れる科目とはどの科目でしょうか?

 

【平均点が高い科目は高得点が取れる?】
まず高得点科目を判断する上で一つの目安が平均点です。
以下は先日実施された平成30年度センター試験の社会科の平均点です。
(※日本史A、世界史A、地理Aは割愛します)

平均点の高い順に並べると、
倫理政経>世界史B=地理B>倫理>
となります。

それでは最も平均点の高い倫理政経を選ぶべきでしょうか?

最低限の点数さえ取れれば構わないと言うのであれば、
平均点の高い科目を選ぶことは得策かもしれませんが、
90点以上を目標にするならば話が変わってきます。

そこで満点時の偏差値に注目してもらうと、
世界史Bの偏差値が他に比べて低いことに気づくと思います。
最も平均点の高かった倫理政経と比べても4.3ポイント低いわけですが、
これは一体何を意味するのでしょうか?

ここでポイントとなるのが標準偏差で、
世界史Bの標準偏差は他の科目よりも高いことが図からわかります。
これは平均点を中心に、得点の分布が広範囲に渡っていることを表し、
高得点をマークしている受験生の数が多いことを示しています。

それゆえに、

「満点時の偏差値が低いほど高得点が取れやすいこと」を意味します。

したがって「平均点が高い=高得点が取れやすい」という構図は、
必ずしも成り立つとは限らないのです。

 

【過去5年間から見る高得点科目とは】
以下は平成26~29年度の平均点と満点時の偏差値です。

平均点順に並べると他の科目に首位を明け渡す年もありますが、
満点時の偏差値順に並べると「世界史B」が毎年最も低いことがわかります。

以下は過去5年間の結果を踏まえて、満点時の偏差値の平均を算出したものです。
 世界史B65.4
 日本史B…69.4
 地 理B…74.1
 現代社会…74.9
 倫  理…76.2
 政治経済…76.1
 倫理政経…73.1

世界史Bの平均値が他の科目と比べて群を抜いて低く
それだけ高得点が取れやすいことを物語っています。
マンガ『ドラゴン桜』で、受験生たちに世界史Bを選択させたことも納得できます。

※大学入試センター試験の各種データは同センターのHPを参照したものです。(参照元はこちら
 また満点時の偏差値は同HPに掲載されている平均点と標準偏差をもとに、
 以下の計算式から算出したものです。

 満点時の偏差値 ={(100 - 平均点)/ 標準偏差}× 10 + 50

 

*   *   *

選択科目のためなのか、社会科は他の教科と比べて配点が低い傾向にあります。
そのため、オマケのような扱いをされてしまい、
「なんとなく日本史を選びました」という意見を耳にすることがあります。

しかし、ほぼ必修である英語や国語とは異なり、
選択科目の場合は自分の得意分野で勝負することが可能です。
どの科目を選ぶべきか、じっくり吟味してみて下さい。

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【Road to 2019】受験勉強。まずはなにから手をつければいい?<国語編>⇒こちら
【Road to 2019】受験勉強。まずはなにから手をつければいい?<数学編>⇒こちら
【Road to 2019】受験勉強。まずはなにから手をつければいい?<英語編>⇒こちら
【Road to 2019】受験勉強。まずはどの科目を選べばいい?(社会・前編)⇒こちら

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