【受験で使える知識に！】古典文法で重要な3段階のポイント！

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今回は古典文法について勉強していくときに

重要な3段階のポイントについて解説していきます。

古典文法の勉強を終えたはずなのに文章を読んでみると、読めない

という人の多くが陥りがちな事態や

気をつけるポイントを中心に重要なポイントを見ていきましょう。

古典文法で重要な3段階のポイント！

第一段階：接続、意味、活用を覚える！

古典文法の参考書には

『やさしくわかりやすい古典文法』や『ステップアップノート30』

『古典文法スピードインプット』など色々な参考書があります。

重要なのは、その問題を解くことではなく

文法知識として、接続、意味、活用を覚え切るということです。

例えば助動詞の「す」の接続は未然形で

意味は使役と尊敬、活用は下二段型というように覚えます。

問題を解けるだけではなく、ここを覚えるという意識が

まずは一番大事な部分になります！

第２段階：意味だけでなくその使い分けまで覚える！

第一段階の接続・意味・活用を覚える、というところまでは

学校などでも言われることが多く

実際に覚えているという人もいると思います。

ここで重要になるのが、それに加えて

意味の使い分けまで覚えるということです。

例えば助動詞の「る」「らる」の意味は

受身・可能・自発・尊敬の4つですが

これを覚えるだけで古文の訳ができるようになるかというと

そうではありません。

文章の中で「る」や「らる」が出てきた際に

この4つのうちどれにあたるかを見分ける必要があるからです。

実はさっきあげた参考書には、ちゃんと見分ける方法なども書いてあるのですが

そこを意識して覚えられていない生徒は結構多いです。

ここまで覚えて初めて使える知識になるということを

意識しましょう。

第三段階：見た目が同じだが中身が違うものを識別できる！

これは上に書いた同じ助動詞の中で意味の使い分けを見分けるのではなく

同じ形の違う中身のものを見分けるというものです。

例えば文章中に「なむ」という部分があったとします。

この「なむ」には

①係助詞の「なむ」

②願望の終助詞の「なむ」

③完了の助動詞「な」＋推量の助動詞「む」

④ナ変動詞の未然形＋推量の助動詞「む」

などがありますが、これがどれなのかを見分けるのが識別です。

これも意味の使い分けと同じく、参考書には見分け方がしっかり書かれていますが

覚える意識が薄くなりがちです。

当然これも覚えなければ、使える知識にはなりません。

最後に

この古典文法の重要ポイントについて

武田塾教務の高田先生が語られている動画があるので

興味がある人は是非見てみてください！