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【新高校3年生】3月中にしてほしい事その②

こんにちは!逆転合格の武田塾福岡校です。

今回は前回に引き続き、3月中にしてほしい事その②です。

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ヤル気を出すにはオープンキャンパス?

 「ヤル気」は自然に出るものではないです。

ヤル気を出すのにオススメなのはオープンキャンパスに行くことです。

チョッと余談になりますが、40年近く前の話をすると… オープンキャンパスというものは存在しなかったし、パンフレットだって貧相なものでした。

今は昔と違って、学部・学科名を見ても何を勉強するのか分かりにくい名称もあります。だから入学後に「こんなはずじゃなかった!!」なんてことにならないように、事前にOCに参加して、学問の内容、体験授業に出席、大学・現役の学生さんの雰囲気などを確認することが当たり前になっているのです。しかし、こういった内容の確認をするのに、入試センターの職員や教授に聞いても正しい答えが返ってこない場合も考えられる(大学関係各位申し訳ありません)。そこで、ここ数年でOCの中心的な存在になっているのが、現役大学生のOCスタッフです。やはり現役大学生の「生の声」が一番。今ではこのスタッフを選ぶためにオーディションがあって大変な競争率らしいです。

 

 それでは、OCでチェックする項目は概ね以下の通りだ。
:入試の確認(AO、推薦、一般、センター利用の定員・日程・試験内容・どんな人が不合格になったかを必ず聞く…)
:学部・学科の内容確認(自分の勉強したいことがあるか?・シラバスや講義の詳細を聞く…)
:資格取得(そのための特別講座の開講はあるか、無料か、有料か…)
:学内の施設・設備・雰囲気・学食の味(笑)
:学生生活の確認(学生の様子・サークル活動・留学制度…)
:就職状況の確認(就職ガイダンスの内容、就職先、就職率…)
:大学院への進学状況
:交通アクセスの確認(最も安い&早い交通経路・往復の交通費・定期代の確認…)
:奨学金(学内の奨学金…)
10:その他(退学率…)

実際に大学を見たり、話を聞いたりすれば進路決定に何かヒントを与えてくれるはずです。それぞれの大学では、それぞれの個性を持ってカリキュラムを組んでいるのでその微妙な違いを比較していくことはとても大切です。OCとは、パンフレットやHP、受験雑誌だけではわかりにくい部分を発見する素晴らしい機会なのです。そしてOCへ行くことが、「ヤル気」に火をつけそうな予感がしませんか? 

OCは、以前は夏休みに実施されるのが普通だったが、今では3月の春分の日の頃からスタートするのが当たり前になっているので、日程などは各大学のHPや進路室にも情報が来ているから調べてみてください。またどこに行っていいかわからないという人は、まずは友人に付き合って行ってみるのも進路決定のきっかけになるはずです。

第一志望校が決まっていない人へ

それでは3月中にもう一つやっておかなければならないことをお話しましょう。

それは第一志望校と受験科目の最終確認をすることだ。

第一志望校については、先ほど話したOCに行くことで絞られてくるよね。ポイントは、自分がこの大学に入学したと仮定して、勉強・生活のことを想像してください。ワクワクしたり、ニヤッとするようだったら第一かも? もし志望の大学で春のOCを実施していない場合は、パンフの隅々を読み、HPなどもしっかりチェックしておきましょう。理系の人たちは特に研究室のチェックも忘れないように。

第一志望が決まれば受験科目&受験方式のチェックです。

まだこの時期では新年度の受験方式は発表になっていないと思いますが、昨年のものでいいからしっかり調べておくことです。一般・センター利用入試の中にも、傾斜配点(ある科目の得点を2倍にするとか…)があり、特に得意科目が傾斜の場合は、凄く有利だということも要チェックです。こういったことも情報として手に入れておこう。

私大ならば2・3科目が中心だが、普通倍率が低めになる4・5科目も視野に入れたらどうでしょうか。その場合、本当に4・5科目の受験勉強に耐えられるかを自問自答しましょう。夏・秋ごろに「5科目はもう間に合わないから2・3科目に変更!!」なんてことにならないように。国公立志望の人たちはなおさらです。

また英語の外部試験利用入試を考えている場合には、

何の検定試験が必要か? その試験日は? 発表日はいつか?

などをしっかりチェックしておくことが必要です。特にAOや推薦など、早めの入試を受験する人は注意してください。英検やTEAPを申し込むのを忘れた!…なんてことにならないように。

3月中に覚悟を決めておいてほしい事

1990年から30年に渡って行われてきた『大学入試センター試験』も2020年1月で最後となりました。現高2生にとっては、「浪人できない」というプレッシャーに耐えながらの受験勉強となるのは間違いないです。この3月に高校を卒業していく先輩たちがそうであったように、推薦やAOを志望する生徒も昨年以上に多くなるのでしょう。その出願・エントリーの条件は第一志望であることなので、その気持ちがなければ合格は無理です。しかしその合格者数にも限界はあります。万が一不合格になった場合には、一般入試に回らなければならない人も多数出てくるが、2019年の入試と同様に安全志向(自分の実力よりも一ランク下げて出願すること)が強まる傾向なので、きっと中レベル以下の大学は、2月中旬ごろには定員を満たしている可能性があります。そのためには、前年の合格ラインをはるかに超える得点を取ることと、できるだけ早めの受験日程での合格を勝ち取ることが必要となります。

だから、公募推薦・AOの対策ももちろんだが、並行して一般入試の勉強も疎かにはしないこと。勉強比率は一般受験の勉強70~80%、AO入試や推薦入試のさまざまな対策には20~30%で進めましょう。推薦・AO不合格でも「大丈夫、私は一般で必ず合格してみせる!」の気持ちを持って高3になってほしいです。

それでは、4月の進級までの時間を有効に使って、受験の基礎力のチェックや、志望大学の研究をキッチリとこなしていこう!

 

 

 

《「武田塾生の1日」を動画でご紹介します!》

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