福井大学の二次試験対策~数学編~
みなさんこんにちは。武田塾福井校、講師の横山です。
最近は、暖かくなったり寒くなったりして、体調管理が難しい日々が続いていますね。
みなさんも風邪を引かないように気をつけてくださいね。
以前、福井大学の英語の二次試験対策についての記事を書いたのですが、読んでくれましたか?
下に貼っておくので、まだの方はぜひ読んでみてください!
そして今回は、福井大学の二次試験対策の第二弾!
ということで、福井大学の数学の二次試験対策についてご紹介します。
福井大学の数学の基本情報
福井大学には、医学部・工学部・教育学部・国際地域学部の4学部があります。
このうち、二次試験で数学が必要な学部は、医学部(医学科のみ)・工学部・教育学部(理系型のみ)の3学部です。
また、国際地域学部の二次試験では、数学は必須ではないですが、数学を選択科目として受験することができます。ちなみに、共通テストでは全学部で数学が必要です。
福井大学の数学の特徴
まず、福井大学の二次試験の数学の特徴についてご紹介します。
福井大学医学部
医学科
・大問は4題で構成されており、大問1題につき小問が3~4問出題される
・数列・確率・微分積分・ベクトルが頻出となっている
・「数列と複素数」などといった融合問題や証明問題も出題されている
・試験時間は110分
また、解答は全て記述式となっています。
福井大学工学部
・大問は4題で構成されており、大問1題につき小問が3~4問出題される
・数列・確率・微分積分・ベクトルが頻出となっている
・「数列と複素数」などといった融合問題や証明問題も出題されている
・試験時間は110分
また、解答は全て記述式となっています。
福井大学教育学部(理系型)・国際地域学部
・大問は4題で構成されており、大問1題につき小問が3~4問出題される
・数列・確率・微分積分・ベクトルが頻出となっている
・教育学部と国際地域学部は大問3題が共通問題であり、残りの1題は学部によって異なる
・試験時間は110分
また、解答は全て記述式となっています。
福井大学の数学の二次試験の特徴から分かること
福井大学の数学の学部別の二次試験は、学部ごとに出題されている問題が異なっています。(教育学部と国際地域学部は同じ問題もありますが・・・)
つまり、学部によって数学の二次試験の問題の難易度が変わるため、行きたい学部によってどの程度まで数学の力をつければ良いかが異なります。
また、微分積分やベクトルなどといった頻出の分野もありますが、年度によっては他の分野から出題されたり、頻出では無い分野が融合問題として登場することもあるため、ある程度満遍なく全範囲の勉強をする必要があります。
福井大学の数学に必要な力と具体的な対策
次に、福井大学の二次試験の数学に必要な力と具体的な対策についてご紹介します。
福井大学医学部
医学科
数学の二次試験の問題は、どの問題もある程度レベルが高いです。そのため、応用的な力をつける必要があります。
応用力を身につけるためには、十分な基礎力が必要です。
教科書や簡単な問題集を用いて、全範囲の基礎事項や公式・定理などをしっかりと理解した上で、使いこなせるようにすることが大切です。このとき、ただ問題が解けるようになるだけではなく、公式や定理の意味を理解しながら問題を解くようにしましょう。
その上で、青チャートなどといった少し難易度の高い問題集を用いて様々な問題を解くようにしましょう。
また、福井大学の数学の二次試験は記述式なので、記述力と計算力をつける必要もあります。
記述式の問題では、答えだけでなく、答えに至る過程の記述も採点対象になります。普段からしっかりと論理立てて答案を作成し、減点されない美しい答案を作るよう練習をしましょう。そして、複雑な計算を時間内に正確に導くために、計算の練習もしておきましょう。
さらに、微分積分やベクトルなどといった頻出の範囲は、時間をかけて重点的に勉強することをおすすめします。他にも、福井大学の赤本などから過去の二次試験の数学の傾向を掴み、対策をしましょう。
福井大学工学部・教育学部(理系型)・国際地域学部
福井大学の数学の二次試験は、標準的な問題が多いですが、中にはレベルの高い問題も出題されています。
対策の仕方としては、医学部の所でも紹介した通り、まずは基礎力を十分に身につけることが大切です。
二次試験の問題には、難しい問題もありますが、基本的な事項や公式・定理を押さえていれば解ける問題も多く、基礎知識の抜け漏れをなくすことが大事です。
また、数学はある程度問題のパターンがあるので、数学の参考書や問題集に載っている例題は、見ただけで解法が思い浮かぶまで繰り返し問題を解きましょう。
さらに、福井大学の工学部・教育学部・国際地域学部も二次試験の数学は記述式なので、記述力と計算力も身につける必要があります。
問題の解き方は分かるのに、論理立てて答案を作成できなかったり計算ミスをしたりして、変なところで減点されないように、普段から意識して記述力と計算力を身につけましょう。
福井大学の数学の二次試験対策におすすめの参考書
白チャート(白チャ)
チャートには数種類ありますが、白チャはそんなに難しくない上に、解説がしっかりと載っています。また、ボリュームもあり、この1冊で多くの問題や問題パターンを網羅することができます。
基礎問題精講(キソモン)
キソモンは、名前に基礎という文字が入っている割には少し難しい問題も入っています。また、問題数はチャートに比べると少ないですが、多くの問題や問題パターンを収録しており、この1冊を完璧に仕上げれば共通テストは十分に戦えると思います。
直接書き込むやさしい数学ノート(やさしいノート)
やさしいノートは、レベル的には教科書と同じ程度です。数学が苦手な方や数学でつまずいた方はこのやさしいノートから始めることをおすすめします。ページ数も少ないので、全範囲の基礎をすばやく復習したい場合にもおすすめです。また、計算ドリルのように計算問題が中心なので、計算力も身につきます。
国公立標準問題集CanPass(キャンパス)
キャンパスは、全国の国公立の二次試験の中から厳選された問題が載っています。また、解説も詳しく載っています。レベルは高いですが、数学の二次試験を戦う上では解いておくと良い問題集です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、福井大学の数学の二次試験対策について学部ごとにまとめました。
二次試験で良い点数を取るためには、学力だけでなく、受けたい大学の問題の傾向を知り、対策を行うことも重要となってきます。
福井大学の二次試験対策の第三弾は物理についてまとめる予定なので、こちらの記事も是非読んでみてくださいね!
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