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中学受験で国語の点数を上げる方法(駿台甲府中・小石川中を参考に)

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今回は中学受験の国語の勉強法関しての記事です。

富士吉田周辺の小学生の中にも中学受験をする方はいらっしゃるでしょう。ですが、高校受験に比べると、中学受験をする人は少ないですよね。

ですので、受験のことがよくわからない人も多いでしょう。

武田塾富士吉田校では中学受験も対応しておりますのでぜひ一度無料受験相談にお越しください。

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国語学習に対する勘違い

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小学生の皆さん、中学受験の国語に対してどのような認識ですか?

 

「自分は読書が好きだから!」や「学校のテストと同じでそんな難しくないでしょ!」 そう考えている人はいませんか?

 

そのような認識は捨ててください。

 

中学受験の国語の過去問を見ていると、大学入試の問題でよく見かける作者の文章も見られます。

 

また、問題も簡単な問題ばかりではありません。

 

そのことを次から述べていきます。

中学受験の国語の文章は大学入試と同じ

中学受験の国語で使われている文章は大学入試と同じようなものです。

 

今年度の都立小石川中学校の問題を例に見ていきます。

 

令和3年の適性試験の問題で使われている文章は三浦しをんと日高敏隆です。

 

三浦さんや日高さんの文章は高校入試や大学入試でも使われています。

 

また、日高さんの文章は高校の現代文の教科書(三省堂 精選現代文B)にも出てきます。

 

また、駿台甲府中学では八束澄子『明日につづくリズム』と榎本博明『<自分らしさ>って何だろう』の文章が出されていました。榎本さんは大学入試でよく見かける方ですね。教育関係の本をよく出されています。

 

中学入試の設問自体は小学生にもわかるように平易な問題が多いですが、問題文章の内容は、大学入試とほぼ変わらないとてもしっかりした文章が出題されるわけです。

 

読書が好きな子が国語が得意とは限らない

これは大学受験でも同じことが言えます。

 

もちろん、読書好きな人の方が国語を勉強するうえで有利なのですが、読書好きな人が必ずしも現代文の成績が良いとは言えないのです。

 

考えられるいくつかの原因としては、まず小学生が普段読む本と入試で出題される文章のレベルやジャンルが違うことがあります。

 

そしてこれが一番大きな原因ですが、入試国語と普段の読書とでは文章の読み方が違うのです。

 

これは高校入試も大学入試もそうですが、入試問題には客観的な根拠がなければいけません。

 

誰が読んでも正解と言えるような問題でなければ公正に入試を行えません。

 

ですので、入試では主観を交えた読みではなく客観的な根拠を持って読まなければいけません。

 

具体的な方法に関しては一緒に武田塾で勉強しましょう!

 

中学受験の問題傾向は単なる詰め込み型ではない

中学受験では漢字や慣用句などの知識系問題が出題されるので、必死に勉強している人もいるでしょう。

 

もちろん、知識系は安定してなおかつ素早く解ける問題なのできちんと勉強してください。

 

 ですが、近年知識問題の比重は減りつつあります。

 

まさしく大学入学共通テストのような形式になっています。

 

ちなみに、先程の小石川中学の問題では知識系(漢字や四字熟語など)問題の出題はありませんでした。 その代わり多く見られるのが、「自分で考え、発信できる思考力」を問う問題です。 問題は全部で3問ありますが、そのうち2題は思考力を問う問題でした。

 

今年度の駿台甲府中学問題では、大問3つあり、第一問は漢字、第二問は小説、第三問は評論、第四は小論文の形式です。

 

第二、第三の問題の中で思考を聞く問題は数問ありますが、しんどいのは第四問の百五十字の小論文です。内容も「劣等感をバネにした」というテーマで書かなければならず普段から訓練をしていないとなかなか書けなかったりします。

 

なお、このような記述問題での誤字・脱字をなくすためには漢字などの知識が必要不可欠です。漢字などの知識系の問題もしっかりとやりたいですよね。

 

漢字のミスで減点されるのはもったいないです。

国語学習の上でご家庭に気を付けてほしいこと

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次からは勉強する際に各家庭で気を付けていただきたいことを紹介します。

 

中学受験は家族を中心とした周りの支えも必要不可欠です。

 

今から、いくつかの方法を紹介しますのでぜひご家庭でも実践してください。

漢字や慣用句は、毎日勉強し、復習して習慣化することが大事

まずは知識系です。 知識系を勉強するコツは「一冊を完璧にしていく」ことです。

 

この「1冊完璧に」は一生使えるスキルです。 大学入試はもとより、資格試験の勉強をする際も使えます。

 

そして、「毎日勉強する」ことが大切です。

 

勉強はスポーツや楽器と同じです。

 

1日でもやらないと体(頭)が衰えて、もとの状態にするのにとても時間がかかります。

 

その反面、毎日コツコツやればかなり力がつきます。 もちろん、忙しかったりやる気が起きない日もあるでしょう。

 

そんな時は数分でもいいので触れることが大切です。

 

寝る前に布団に横になりながらでも、移動時間でもどんなときでも知識系は勉強できます。

 

「毎日コツコツ」と「1冊を完璧に」をぜひ実践してください。

ご家庭では文章問題は問題を解くよりも会話をすることが重要

 近年、「非認知能力」が重要視されています。

 

非認知能力とは要するに、忍耐力、粘り強さ、意欲などです。

 

この力は記述問題などで自分の意見を記述する際に必要になります。

 

ではどのようにして伸ばせばいいのでしょうか。

 

いくつかあるのですが、まずは「会話」が大切になります。

 

例えば、親子で関心のある話題について軽く話すだけでも結果は変わります。

 

お子さんも勉強でストレスがたまっているでしょうから良いストレス解消になると思います。

 

ぜひやってみてください。

記述問題の勉強法

 

では、問題の多くを占める記述問題にはどのように取り組めばいいのでしょうか。

 

記述問題のコツを4つ紹介します。

 

1.いきなり長い文章を作ろうとしない

2.「できごと」「理由」を盛り込む

3.盛り込む「キーワードの数」を予想する

4.字数制限に上手く対応する

 

まず、国語が苦手な人がいきなり完璧に記述問題を書こうとすると挫折します。

 

まずは文章を正確に理解し、解答に必要なキーワードを探す必要があります。

 

第一段階としては必要な箇所を探し出せていればOKです。

 

そしてその次に、「できごと」と「理由」を盛り込みます。

 

そして、最後に要求されている字数と自分が書こうとしている解答の字数を照らし合わせます。

 

もちろん、自分が字数の関係で消した場所が必要な部分であることもあるでしょう。

 

そこは問題演習を積む必要があります。

 

このようなプロセスで記述問題を勉強してみてはどうでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

 

「入試科目としての国語」はそこまで甘いものではないことがわかってもらえましたか?

 

武田塾では過去問添削や作文の添削を行っています。

 

ぜひお気軽に無料受験相談にお越しください。

 

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